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パタヤ近況

今年のパタヤのソンクラーン・ワンライは中止に

投稿日:

タイの新年にあたるソンクラーン。
パタヤでは、一週間以上水かけが行われ、ワンライと呼ばれる祭りの日に最高潮を迎える。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、タイ各地でイベント中止ないし延期が相次いでる。
パタヤでも同様で、9月までの主要イベントは軒並みキャンセルないし延期が発表されている。

関連記事:パタヤのイベントは延期と中止が相次ぐ。ソンクラーンは協議中。

ソンクラーンについては協議中だったが、パタヤ市が中止を決定した。

パタヤソンクラーン2020年中止

3月6日のパタヤ市の会議で中止が決定された。
パタヤ市が主催するソンクラーン関連イベントはキャンセルとなる。
ビーチでのコンサート、パレート、ブースなどのイベントはとりやめ。
とりわけ、4月19日のワンライはビーチロードが歩行者天国となり、盛大なイベントが開催されるが今年はキャンセルとなる。

パタヤソンラクーンワンライ2019 (5)

ナックルアのワンライは4月18日だが、これも中止。

ただし、宗教行事とタンブンについては行われる。

また、セントラルフェスティバル(センタン)といった民間施設で行われるソンクラーンイベントについても中止するように要請を出している。

ウイルス拡散防止のため、住民や旅行者にも水かけをしないよう協力要請を出しているが、法的な強制力はなく、個人の判断に委ねられている。

ソース:https://thepattayanews.com/2020/03/06/pattaya-city-cancels-all-non-religious-official-songkran-activities-and-wan-lai-festival-due-to-covid19-concerns/
ソース:https://pattayaone.news/songkran-in-pattaya-cancelled-only-religious-activities-permitted/
ソース:https://www.bangkokpost.com/travel/1873189/pattaya-bang-saen-pattaya-scrap-songkran-parties

なお、パタヤの隣町とも言うべきバンセーンでは一足はやくソンクラーンイベントの中止が発表されていた。
バンセーンのソンクラーンイベントは4月16日と17日。
ワンライは、西から東へ移動していく。ナックルアが18日でパタヤが19日。
現状では、バンセーンからパタヤまでのエリアでのワンライが中止となった。(チョンブリの他エリアは不明)

プーケットのパトンビーチでも同様にソンクラーンが中止される。
コンケーン、ペチャブン、ブリラムもソンクラーン中止を発表している。
また、パンガン島のフルムーンパーティと中止となった。

現在のところ、バンコクでのソンクラーンイベントについては協議中のもよう。
バンコクで有名なのがカオサン通りでの水かけイベントだが、おそらく中止となる見込み。
タイの他のエリアともども、追って中止の発表があるだろう。

まとめ

今年のソンクラーンは例年とはまったく違った風景となりそうだ。

今回のパタヤ市の発表は、公式イベントの中止というもの。
民間での水かけを一律にすべて禁止しているわけではないし、宗教行事としてのソンクラーンは行われる。

市井レベルでの水かけがすべてなくなるとも思えない。
ビーチロードでの市主催のイベントはなくなるが、ソイの中に入れば水かけをやることになりそう。
とはいえ、今年のパタヤは水かけを行うにしても、小規模なものとなるだろう。

実際のソンクラーンがどうなる見込みかは、時期が近づいてきたら、現地で情報収集してレポートしていく予定。

個人的には、パタヤのソンクラーンで水かけが一切なくなるとは到底思えない。
行政や警察が住民すべてに水かけ禁止を強制するような事態だけは避けるべきだとも思う。それはウイルス拡散には少しばかり効果があるかもしれないが、社会としては健全とはいえない。
でも、水かけはともかく、水で溶かした粉を顔面に塗りたくるのだけは勘弁してほしい。あれは今年は禁止にしてもいいんじゃないかと。

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