11月1日にタイは開国。そして、パタヤはサンドボックスにより開放が実現した。
ワクチン接種済みの旅行者は、ほぼ強制隔離無しでパタヤを訪問できるようになった。
が、隔離無しといっても条件はなにかと厳しい。
また、パタヤでは夜間外出禁止令が解除されたが、ナイトライフは再開されない。
開国後のパタヤの動きを見る。
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タイ開国パタヤ開放で月20万人の外国人観光客を期待
11月1日、タイ開国ならびにパタヤ開放初日。
パタヤ市長は、ジョムティエンビーチの様子を視察し、観光業界グループと面会した。
パタヤでは2回のワクチン接種率が70%を越え、80%にまで達した。
パタヤは安全なブルーゾーンとなった。
パタヤのワクチン接種率80%達成により、パタヤを再びロックダウンさせない自信を深めるとパタヤ市長。
観光客誘致と地元経済回復のため、11月から年末にかけて大型イベントを開催していく。
パタヤ音楽フェスティバル、パタヤ花火大会、ロイクラトーン祭り、ナックルアの食べ歩きウォーキングストリート祭り、そしてパタヤカウントダウン2022だ。
パンデミック前のハイシーズンには、月100万人の外国人観光客がパタヤを訪れていた。
タイ開国から年末までの2ヶ月の目標は、以前の観光客の20%、すなわち月20万人の外国人観光客がパタヤを訪れることだ。
これにより10億バーツの売上が期待できるとしている。
参照:https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/4742166519137578
店内飲酒禁止とナイトライフ閉鎖のまま
チョンブリ県は観光パイロット県に指定された。県内でブルーゾーンとなったのは、パタヤとシラチャーなど一部エリアだ。
ブルーゾーンではレストランは通常営業可能という見方がなされた。つまりパタヤでも店内飲酒再開ではないかと。
が、CCSAが許可したのは、バンコク、プーケット、クラビ、パンガーの4県のみ。
チョンブリ県はもとより、パタヤでも店内飲酒は不可のままだ。
チョンブリ県があらためて県内では店内飲酒不可だと広報している。
やはり誤解が広まっているようだ。
パタヤに住むタイ人からは、11月1日に店内飲酒が解禁されて、レストランは客でいっぱいで盛り上がっていると動画が送られてきた。
バリハイにある有名店で、たしかにすごい人が集まっていて、酒も出しているように見える。
他にも盛り上がっている店は多いという。
今日から座って酒が飲めるとタイ人は喜んでいたが、それは違反だよといちおう教えておいた。
パタヤでは店内飲酒解禁となったと勘違いしているタイ人もいる。
あとは、違反だとわかっていても、店が酒を出しているんだからいいでしょと。
どこか摘発される店があるだろうとローカルニュースをチェックしているが、今のところそういった報道は見当たらない。
まあ、間違いなく、店内飲酒ありで営業している店は多いはずだ。
チョンブリ県の命令では、ビーチエリアなど公共の場所での飲酒も禁じている。
パタヤビーチも当然飲酒禁止だ。
とはいえ、お隣のジョムティエンビーチでは、先月時点ですでに酒を出しているビーチチェア業者を見かけたが。
バーやカラオケなどのナイトライフ娯楽施設はタイ全国で閉鎖が継続。
パタヤでは酒も駄目だし、ナイトライフも駄目。
開国して、パタヤはサンドボックスで開放したというのに、観光客は戻ってこない。
ウォーキングストリートは眠ったままだ。
地元の観光業者やバー経営者は不満を募らせている。
いつまで耐えればいいのかと。
現在は国内の観光客だけが頼りだ。
それでも、以前の状態と比較すると、平日で10%、週末で30%、長い連休で50-60%だという。
この状態で月に20万人の外国人観光客がやって来るはずもない。
12月1日にはバーの再開が検討されているが、さてどうなることか。
パタヤ音楽フェスティバルは今週末から
パタヤ開放後、初の大型イベントとなるPattaya Music Festivalが、今週金曜日と土曜日に開催される。
パタヤビーチの3箇所にステージを設置。
(Pattaya City2535より)
ステージは出来上がりつつあるようだ。
ステージ前の客席エリアへの入場は無料だが、完全なワクチン接種を受けたか72時間以内の陰性証明書の提示が必要となっている。
当日は、午後4時から深夜1時までビーチロード全域が車両通行止めとなる。
駐車場は、ターミナル21、マイクショッピングモール、ロイヤルガーデンプラザ、ワットチャイモンコン、セントラルフェスティバルなどを利用のこと。
寒季入りしハイシーズン到来
11月2日に寒季入りしたとタイ気象庁が発表した。
が、季節の変わり目には雨が多い。
パタヤでも連日の大雨で、一部では冠水が発生しているほどだ。
でもそろそろ雨も終わるだろう。
パタヤは最高に過ごしやすい季節を迎える。
ハイシーズンの到来だ。
今年こそは、にぎやかなハイシーズンとなることをみんな願っている。
個人的には、日本一時帰国のためタイ開国とパタヤ開放に立ち会えなかったことはちょっと残念だが、復活へ向かうパタヤにすぐに戻るつもりだ。
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