規制緩和第2フェイズにより、5月17日(日曜日)に営業再開できるようになったショッピングモール。
ちょうど日曜日だったこともあり、特にバンコクの大型ショッピングモールは人気を集めたもよう。
パタヤはそれほど混雑しなかったようだが、待ちわびていた人は多いはずだ。
週明けの落ち着いたころを見計らい、ターミナル21パタヤの様子を見てきた。
再開したターミナル21パタヤの様子
青空の下、NOW OPENの文字が輝かしい。
なお、再開する少し前のターミナル21パタヤの様子はこちらで。
関連記事:ターミナル21パタヤの現状。イルミネーションなきエッフェル塔がさびしい。
一部レストランが持ち帰りのみで営業。電気屋やスマホショップ、レストランは営業していた。
が、エッフェル塔の電飾が消え、あちこち行き止まりだらけだった。
さて、現在は?
バンコクのショッピングモールでは入場の列ができたほどだったようだが、ターミナル21パタヤは空いている。
すぐに入れる。
入館にはThai Chanaという追跡プラットフォームへの登録が必須。
関連記事:タイの店舗訪問客追跡プラットフォーム Thai Chanaの使い方
入り口での検温と手指消毒も今までどおり必須。
設置された検温器は初めて見る形だ。
2メートル以上あるような大きな装置で、指定された場所に立つと、自動的に検温する。体温の数値が表示されて、ひと目でわかるようになっている。
金かかっている。
中に入ると、あれだけ暗かったターミナル21の灯りが復活。
そして、エッフェル塔にも電飾が戻った。
翼はないし、イミテーションにすぎないが、あれがパリの灯だと言いたくなった。
この吹き抜け構造がターミナル21だよなあ。
フジレストラン横手にある展望スペースも利用可能。
上から飛行機を見下ろす。
海も見える。
レストランの営業は?
ショッピングモール再開にともない、レストランの店内飲食も可能となった。
ただし、厳しい衛生管理とソーシャルディスタンスの確保が義務付けられている。
レストランにかぎらず、店は一度に入れる人数の上限あり。
入店時にはタイチャナのQRコード読み取りが必須。
テーブルに座れるのは基本1人だけ。
(仕切り板があれば2人以上でも座れるようだが)
レストラン系で営業しているは7割程度だろうか。
営業再開を見送っているレストランもあった。
日系では、丸亀製麺とみそ屋としゃかりき432が休業。
ペッパーランチ、かつや、幸楽苑、やよい軒、フジレストランは営業。
小売店では、ダイソーやマツキヨは営業していた。
シャブシはベルトが回転していない。
個別にオーダーするだけのようだ。
どういうメニューになっているかは不明。
安くて人気のフードコートは営業。
もちろんQRコード登録は必須。
チェックイン済み画面を見せないと、たとえ冷やかしだけでも、中に入れてもらえない。
あまり客は見かけなかった。
映画館は休業。
まだ再開許可が出ていない。
6月1日に予定されている規制緩和第3フェイズで再開できるかはまだ不明。
再開したとしても、QRコード登録とソーシャルディスタンスは必須だろう。
広告
ニューノーマル
ソーシャルディスタンスへの取り組みが際立っている。
エスカレーターもソーシャルディスタンス。
足の置き場が決められている。
ベンチもソーシャルディスタンス。
トイレもソーシャルディスタンス。
清掃や消毒してまわる従業員を多く見かけた。
また、ガードマンも巡回。
かなり気を配って営業している。
Thai ChanaのQRコード読み込み登録、検温、消毒、ソーシャルディスタンス。
これがニューノーマルってやつなのだろう。
もはや以前と同じスタンスでショッピングモールを訪れるのは難しいと思う。
このニューノーマルに慣れていくしかない。
いずれは元通りになるかもしれないが、まだまだ先の話。
今はこれがニューノーマル。
まとめ
念願のショッピングモールの再開となったが、閉店したままの店もそこそこあって、まだ完全復活にはほど遠い。
店内飲食もかなり限定され、家族で訪問しても別々のテーブルに座る必要があり、一家団欒の時は過ごせない。
そんな事情と平日ということもあって、ターミナル21の人出はかなり少なかった。
店内を歩く人はそれなりに見かけるが、レストランで食事をする人は少ない。基本、一人客しかいない。
館内に入るにも、レストランだけでなくアパレル系ショップに入るにも、QRコードを読み取る必要あり。出るときにも毎回QRコード。
感染拡大防止のための措置なのはわかるが、面倒なのも確か。
今は過渡期。
一歩一歩進んでいくしかない。
個人的にはどこか特定のレストランやショップに用事があるなら訪問するかなといった程度。
この状態では、以前のように暇だからとりあえずショッピングモールにでも行こうかとはならない。たぶん、そういう人が多いと思う。
広告