ローカル屋台が立ち並ぶソイニュープラザ。
カオマンガイやクイッティオやジョークなどなど。
そこにぶっかけ飯屋がある。
カレーがメイン。
店主のおばさんはイスラム系。
ここはタイ南部カレーを提供する店だった。
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タイ南部カレー屋台
鍋や皿に何種類ものおかずが陳列してある。
注文は簡単で、食べたいものをゆびさすだけ。蓋は自分で開けてもかまわない。
具材や辛さなど、簡単な英語は通じますね。
「辛くないものはどれ?」と聞いたら、カイパローを指さされた。
でも、ここではカレーにすべし。
1品でもいいし2品でも好きなだけどうぞ。
あとはご飯にぶっかけくれる。
最初に食べたのがこれ。
チキンカレーとビーフカレーのあいがけ。
どちらも辛い。
とにかく辛い。
ただひらすらに辛い。
口の中が燃え上がり、汗がどくどく吹き出してくる。
でも、肉もルーもうまい。特にビーフカレーはなかなかのもの。
水を飲んで辛さを和らげ、またカレーを食う。
で、辛さが復活して、また水を飲む。
この繰り返しだ。
タイの辛いもの食生活にはそれなりに慣れてきたはずだけど、この辛さにはさすがに途中でギブアップしてしまった。
同じテーブルで食べていたタイ人の客も辛い辛いと悶えるほど。
やっぱり、タイ南部式カレーとのこと。タイ語でゲーンタイと言っていた。
タイの激辛料理といえば、すぐにイサーン料理を想像してしまいがちだが、実はタイ南部料理のほうが辛いという話を聞いた覚えがある。
たしかに、イサーン料理よりも辛いかも。ただ、辛さの質がちょっと違うような感じ。
イサーンは唐辛子の辛さで、タイ南部料理はスパイス系の辛さ。イサーンが赤い旋風吹き荒れる辛さなら、タイ南部は黄色い大地が鳴動する辛さだ。
舌先から脳天へ辛さが地鳴りとともに伝わっていく。まさにしびれる辛さだ。
ちなみに、野菜セットもつけてくれる。まあ、ちょっと日本人的には食べにくい野菜ではあるけれど、口直しにどうぞ。
なんだか見た目はとってもヘルシーなカレーセットですな。極悪な辛さだけど。
後日、再戦に挑む。
チキンとビーフで、たぶん前回と似たようなカレー。でもちょっと違うかも。
変わらないのは、その辛さ。
やっぱり辛い。
とにかく辛い。
どこまでも辛い。
今回も水が友だち。
カレー2品をぶっかけて60バーツ。
わりといい値段がしますな。
でも、肉はたっぷり入っているし、味もいい。
辛いのが好きな人はチャレンジしてみてほしい。
地図
場所は、ソイニュープラザのブッカオ側出口付近。
小さい店舗なんで、見落とさないように。
営業時間ははっきりしないが、午前中から夕方くらいまで。
明るいうちに行けば開いているでしょう。
ソイニュープラザの屋台情報
⇒ソイニュープラザのカオマンガイとカオクルックガピ屋台
⇒タイの朝食にはお粥を。ジョークとガオラオ屋台@ソイニュープラザ。
⇒ソイニュープラザのバミー屋はワンタンが名物。ソイブッカオ近辺では一押し。
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