当パタヤ沈没日記の読者ならお気付きのように、わたしのパタヤでの食生活は基本的にタイ料理、それもローカル屋台と食堂が中心である。
和食が食べたいとはそれほど思わないけど、肉系の欧米料理やジャンクフードはちょこちょこと食べたくなる。
で、まれにマクドナルドなどのハンバーガーをぱくつくことになるのだが、それではやはり物足りない。
そこでステーキの登場となる。
今回はそんなパタヤのステーキについて取り上げたい。
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パタヤのステーキ屋
ファランの街とも言うべきパタヤには、あちこちに欧米人向けレストランがある。
もちろん、ステーキに特化したステーキハウスも多い。
が、タイの牛肉はどうしても固くてステーキには向かない。
ことビーフステーキに関しては、オーストラリアかニュージーランドからの輸入牛となる。
よって値段もそれなりに高い。
だったら、日本で食べるのとそれほど違いはない。
(それでも人件費と維持費が安いタイのほうが、若干お得なような気もするけど。)
別に牛肉じゃなくてもいいから、もっと安くてローカルなステーキが食べたい。
ムーヤーンもガイヤーンもたしかにおいしい。大好きだ。
でも、たまには、がっつりと肉の固まりの欧米流ステーキが食べたくなるのだ。
以前は、セントラルフェスティバルの地下のフードコートに安いステーキコーナーがあった。
豚肉のステーキはそれなりにマシだった。ま、どうしても安っぽさは拭えないけど。
今は別の店にかわってしまい閉店。まだ別のステーキコーナーはあるけど、値段的に少々高い。
この写真はウドンタニーのセントラルプラザで食べたポークステーキ
セントラルロード(パタヤカン)にあるビッグCエクストラ内のフードコートには同じようなステーキの店があって、何度か利用したことがある。こちらは安め。
ポークステーキなら70バーツくらいだったかな。
まあ、値段相応の味だった。
ローカル向けではないけれど、ビーチロード・ソイ8にあるセイラーレストラン(SAILOR BAR&RESTAURANT)は、格安ステーキで有名。
サーロインで120バーツくらい。
ブレックファーストも65バーツと安い。
と言いつつ、食べたことはないけれど。
(追記)
セイラーレストランはその後訪れている。訪問レポートはこちらから。
関連記事:セイラーバー&レストランのコルドンブルーは120バーツ。あふれだすチーズとカツの相性がいいね。じゃがバタもうれしい。
関連記事:セイラーバーレストランでシュニッツェル(豚カツ)を食べる
関連記事:【パタヤのファランな朝食】セイラーバーレストランのアメリカンブレックファーストは70バーツへプチ値上がりしたけど、満足度は高し
あとは、ナックルアにあるコークンもとても有名な焼肉屋。
ここでもホットプレートでサーロインなどのステーキを提供してくれるようだ。
が、もっと手軽かつ安くすませたいわたしは、よりローカルな安ステーキ屋がいい。
しかもできれば、ソイブッカオ近辺がいい。なるべくなら動きたくないのだ。
ソイP.Pにある49バーツのステーキ屋
そんなわけで、不精なわたしが今回紹介するのは、ブッカオにある59バーツステーキハウス。
たぶん、オープンしたのはここ1年くらいの話。そんなに昔からは無かったような。
気にはなっていたけど、利用したことがなかった。
場所は、ブッカオからソイPPに入ってすぐ右手。
ソイPPとは、P.P.ボディマッサージがあるソイだ。正式には、チャルームプラキアット・ソイ21となるが、わたしは勝手にソイPPと呼んでいる。
ステーキ屋にはこんな看板が上がっているので、すぐにわかるはず。
店名がはっきりしない。
「NO.1 BBQ RIBS IN PATTAYA」なのか「PATTAYA BBQ RIBS」なのか。
それとも「SURPRISE!」が店名?
まあ、この手の小さな店の屋号はタイではあまり気にしないこと。
たまたま通りかかると、あまり混んでおらず、気軽に入ってみた。
まずはメニューをチェック。
49バーツなのは、チキンステーキのようだ。
豚のリブバーベキューが59バーツから。
売りにしているのは、このリブのようなので、BBQポークリブを注文。
吝嗇かつ慎重派のわたしは、とりあえず、59バーツのスモールサイズ110gにした。
コーラを飲んで、焼き上がりを待つ。
ほどなくして到着。
さて、お味は?
値段が値段だけにまったく期待していなかったけど、思いのほか、肉がやわらかくてびっくりした。
若干ウェルダンが過ぎるような気もするが、焼き加減も特に問題なし。
想像以上に本格的な味だ。
付いてくるソースは、少々化学調味料臭いが、許容の範囲内。
肉自体がおいしいので、塩コショウだけでもイケる。
なるほど、パタヤナンバーワンのBBQリブを自称するだけのものはある。
ま、それほど食べ比べたわけじゃないから、真偽のほどは定かじゃないけど、価格以上の満足感を得られたことだけは確かだ。
が、味はともかく、110gのスモールサイズでは、やっぱり量的に物足りない。
骨付きだし、実際に食べられる分量は100g以下だろう。
せめてミディアムサイズの200gは必要かな。99バーツ。
大食漢に人は、ラージサイズ300gの159バーツでどうだ。
それでも安いかもね。
セットには、サラダとフライドポテト付き。
ポテトは白ご飯に変更できるようだ。
メニューによればソースも選べるようだけど、何も言わなければ定番のものが出される。
ドリンクは、水が15バーツ、コーラが20バーツ。
あとビールも置いている。
BBRポークリブの他にも、ステーキが各種揃っている。
ポークチョップが89バーツ。
チキンステーキが前述のとおり49バーツ。
やはり牛肉は輸入もので、オージービーフなら109バーツから。
220gのTボーンステーキでも169バーツだ。
その他多数あり。
うん、リブ以外のステーキも試してみたいな。ちょっと期待できそうだ。
名刺によると、営業時間は、午後3時半から深夜0時まで。
(その後変更。夜10時くらいまでの営業)
持ち帰りもオッケー。
実際、わたしが店で食べている間に、ファランが二人持ち帰りを注文しに来ていた。
ブッカオ界隈で安いステーキが食べたくなったら、とりあえずここかな。
値段以上の満足感は得られる。
ただし、あくまで元々の値段に比べてって意味なので、過度の期待は禁物。ここ重要。
本格的なステーキなら、値段も相応のちゃんとしたステーキハウスに行きましょう。
追記とさらに追記
2015年9月に再訪問した。
200gのBBQポークリブ
200gだと、それなりの食べごたえがある。
ガーリックトースト。写真は3個しか残っていないが、元々は4個入り。
(2017年2月さらに追記)
看板が変わっている。
また、BBQポークリブステーキが微妙に値上げ。
Sサイズが69バーツ、Mサイズが109バーツ、Lサイズが169バーツだ。
写真写りが悪いが、最新のMサイズ(200g)のポークリブがこちら。
味はまったく落ちていない印象。
109バーツなら、ぎりぎりアリかな。
2018年7月頃の写真がこちら。
変わらずうまい。
ステーキ屋探し
なお、サードロードまで出れば、49バーツや59バーツといった看板の掲げられたステーキ屋がいくつもある。
ソイボンコットにも一軒、気になる店がある。
これを機に、パタヤの安いステーキ屋の調査でもしてみようかな。
(追記)
ソイボンコットのステーキ屋はその後何度も通っている。
ソイボンコットの59バーツステーキ屋に行ってみた。コスパ高しの優良店かな。
ソイボンコットのステーキ屋で、豚の喉肉ステーキを食べる。コームーヤーン。
おすすめのステーキ屋だ。
この後、安いステーキ屋探し熱が加速していき、取り上げるステーキ屋がどんどん増えていった。
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