パタヤ沈没食事ライフシリーズ。
今回は、ファラン飯特集。
それもじゃがいもに焦点を当ててみたい。
なぜかというと、単にわたしが大のポテト好きだからなのと、ファラン飯にポテトは欠かせないからである。
パタヤは、お手軽なものから本格的なものまで、ファラン飯の宝庫。
パタヤで初めて食べる西洋料理も多い。
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目次
チャンキーモンキーのジャケットポテト
ジャケットポテトは、パタヤで初めて知ったイギリス料理。
オーブンで丸焼きにした大きなポテトに具材を乗せたもの。
こんがりと焼けたじゃがいもの皮が英国紳士の羽織るジャケットに似ているからジャケットポテトと命名されたとかなんとか。
ソイブッカオのファラン飯屋の定番、Chunky Monkey(チャンキーモンキー)で初めて食べてみる。
関連記事:【Chunky Monkey】洋食天国パタヤ・ソイブッカオに大型ファラン飯屋登場
関連記事:Chunky Monkeyの洋食ラインナップ。リソールとグレイビーソースがおすすめ。
関連記事:値上げが続くチャンキーモンキーでブレックファースト、据え置き価格119バーツでボリュームと質良し
ここはイギリス料理レストラン。
ジャケットポテトの選べる具材は、ボロネーゼ、マッシュルーム&ベーコン、ツナ&マヨネーズなどなど。
定番のボロネーゼ乗せにする。149バーツ。ただのポテトなのにいい値段がする。
ジャケットポテトの実物と初対面。
イモがほぼほぼ見えない。
ボロネーゼの下に巨大なじゃがいも。日本ではなかなかお目にかかれないサイズだ。
じゃがいもにもいろんな品種があって、ジャケットポテト向きの大きなじゃがいももあるそうな。
皮付きでそのままオーブンで焼いていある。
一からすべてオーブン焼きにすると時間がかかりすぎるはずで、おそらくはある程度中まで火を通してから最後に焼いてあるような気がする。
中はほくほく。
ボロネーゼたっぷり。チーズもかけてある。
じゃがいも好きにはたまらない一品。
が、さすがに途中で飽きてきた。
最後は意地で完食。
ジャケットポテトはイギリスでは定番料理らしいが、いやほんとこれぞイギリス料理って感じがする。
大きないもに、ボロネーゼをどんっ!
さあ食え!!
というか、これ、じゃがバターでいいんじゃね。
セイラーバーレストランのリソール
芋シリーズとして、次に訪れたのがセイラーバーレストラン。
パタヤの安い洋食屋としては老舗である。
過去何度も取り上げている。
関連記事:セイラーバー&レストランのコルドンブルー。あふれだすチーズとカツの相性がいいね。じゃがバタもうれしい。
関連記事:セイラーバー&レストランのTボーンステーキに喰らいつけ
コルドンブルーにしろTボーンステーキにしろ、副菜のポテトは数種類から選ぶことができる。
(注:これは少し前の写真で現在Rostiは要追加料金に変更されている)
ここ最近は、ベイクドポテトにしていた。要はじゃがバターである。
ここのじゃがバターは、中サイズのイモで肉の友としてはちょうどいい。
油も使っておらずヘルシーなのもいい。
今回は、肉も脂身の少ないヘレステーキにしようかと思っていた。
と、メニューをめくっていると、ハンバーグらしき写真を発見。
メニュー番号27、Rissolesと書いてある。リソールだ。
ドイツ語では、Frikadellenとなっている。フリカデレだな。
リソールもフリカデレもパタヤで初めて知った料理。
パタヤは洋食天国なのである。イギリスでもドイツでも東欧でもどこでも来いだ。
リソールもフリカデレも言ってみればハンバーグのようなもの。いや、ハンバーグがリソールとフリカデレを真似たものと言える。
運ばれたきたリソール・フリカデレは、どうみてもハンバーグであった。
もしくは、大きなミートボールだ。
焼き目がうまそう。
中の若干の生焼け感が食欲をさらにそそる。腹はあたらなかった。大丈夫。
ソースはブラウンソース系か。
ちょっと塩分強めだが、リソールにかけると肉の旨味が倍増。
付け合せのポテトは、Baked Potatoをやめて、Fried Potatoにした。
日本ではフライドポテトといえばフレンチフライのことだが、英語でフライドポテトは日本でいうところのジャーマンポテトとなる。
ちょっと塩気が強いけれど、ここのポテトはうまい。
セイラーバーレストランのリソールは130バーツ。
特に安いわけでも量が多いわけでもないが、食べて損はないかと。
全体的に塩辛かったのがちょっと残念。
あと、カロリー高めだと思う。
リソールなら、ソイブッカオの路地を入ったところにある隠れ洋食屋がおすすめ。
関連記事:ソイブッカオに隠れ洋食屋あり。リソールとヴィーナーシュニッツェルがうまい。
ここもポテトの調理方法が選べる。
フリカデレはデンマーク料理レストランなどで食べられる。
関連記事:ソイブッカオのデンマーク料理レストラン Favorittenでフリカデレサンドイッチを
Domicil2のフライドポテトとクリームスピナッチ
もっとフライドポテトが食べたい。がっつり食べたい。
イモならドイツ料理でしょう。
と、訪れたのが、Domicilの2号店。
まあ、ドイツ料理ではなくオーストリア料理と書いてあるが、ほとんど同じようなもの。
ここは本場のヴィーナーシュニッツェルやカレーブルストが食べられる。
関連記事:DOMICILの日替りメニュー。ヴィーナーシュニッツェル、パリ風シュニッツェル、カレーブルスト。
この時の日替わりメニュー
メニュー1が、2 Fried Egg with Fried Potato and Cream spinachとなっている。165バーツ。
はい、決定。
メインがフライドポテトなんて、芋好きのためにあるようなメニューだ。
大きな目玉焼きの下に、大量のフライドポテトが広がっていた。
じゃがいもはほくほくで、ニンニク風味がよく効いている。
うまいね、さすがは本場仕様のジャーマンポテトだ。いや、オーストリアだけど、まあ一緒。
食べても食べてもなくならないじゃがいも。でも、ジャケットポテトと比べると、飽きは来ない。
付け合せは、クリームスピナッチ。クリームドスピナッチとも呼ぶ。
スピナッチはほうれん草のこと。
これも初めて食べたかも。
ほうれん草は単品で食べると癖が強くて苦手だが、クリームとあえることによって癖は消滅。ばくばく食べられるようになる。
肉料理の付け合せにいい。
これまた新発見だ。
大満足で完食。
でも、目玉焼きとポテトとほうれん草とサラダで165バーツはちょっと高いかも。
まあうまいからオッケー。
Domicil1のソーセージとベイクドポテトとザワークラウト
後日、今度はDomicilの1号店へ。
関連記事:オーストリア料理レストラン"DOMICIL"のブレックファースト
以前あった場所からほんのちょっとだけ移転している。移転後は初訪問。
火曜日の日替わりメニュー
メニュー1が、ソーセージとフライドポテトとザワークラウトのセット。165バーツ。
よし、またフライドポテトだ。それにソーセージとザワークラウトも付く。
決定。
ドリンクはアイスティー。
たしか60バーツくらいだが、けっこううまい紅茶。
続いて、料理。
たっぷりのフライドポテトがうれしい。
ソーセージはたぶんポークだと思うが、本場仕様のしっかりしたもの。マスタードをつけて食べるとうまい。
1本だけだと量が少なく思えるが、ベイクドポテトもあるから平気。
そして、ザワークラウトだ。
ソーセージのお供といえばザワークラウトである。酸っぱいキャベツだ。一種の漬物。
ドイツは過去何度か旅行したことがあって、もちろんソーセージとザワークラウトもよく食べた。
Domicilのザワークラウトは、本場のものよりちょっと酸味は少ない印象だが、そのぶん食べやすい味付けになっている。
ソーセージ、ジャーマンポテト、ザワークラウトのトリオは無敵だな。
ジーク、ドイッチュラント。
いや、くどいようだけど、Domicilはオーストリア料理レストランです。
ちなみに、Domicil1のほうには、99バーツのピザがあるようだ。
これも食べてみたい。
マーキーのサンデーロースト
イモ行脚シリーズの最後は、またイギリスに戻る。
モッズバー&レストランのMarquee(マーキー)だ。
ここのサンデーローストはずっと100バーツを維持。
関連記事:パタヤの日曜日は、Marqueeでサンデーローストを。フィッシュアンドチップスもあるよ。どれでも100B!
今回はチキンローストで。
量とヘルシーさで考えるとチキンがいい。
ゆで野菜もたっぷり。大きなヨークシャープディングの舌にはキャベツと人参も隠れている。
そしてなによりここのポテトが大好きなのである。
小さなミニポテトを使っている。
ジャケットポテトほどのほくほくさはないけれど、表面がぱりぱりに焼かれていて、これがうまい。
このポテトを別に追加オーダーしているファランも見かけるほど。
本日もおいしいポテトが食べられて満足であった。
パタヤは洋食天国であり、それと同時にポテト料理天国でもある。
パタヤでポテトを軸にヨーロッパ旅行気分を味わいましょう。半径1キロメートル以内でだいたいのポテト料理は揃いますな。
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