タイ・バンコクにあるタニヤ通りは、まさに日本人街。
日本で有名なチェーン店系居酒屋やとんかつ屋や焼肉屋や中華料理屋まで揃っている。
異国にいることを忘れさせる風景だ。
そんな風景の中、オレンジ色の看板が手招きしている。
一瞬、吉野家かと思いきや、よく見ると、牛野家と書いてあるではないか。
おお、これが噂の牛野家ね。
ついつい、豚丼と牛丼を食べてしまった。
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牛野家
牛野家だよ、牛野屋じゃないよ。
読みかたは、GYUNOYAだ。ぎゅうのや。うしのやじゃないよ。
夜はこうなる
こりゃあ、小腹が空いていたら、ふらっと立ち寄りたくもなるってもの。
店内もオレンジ色。
カウンター席のみだ。
箸入れや生姜入れなんかも、日本の牛丼屋そっくり。
ちなみに、バンコクのターミナル21内にある本家(?)の吉野家の店構えがこちら。
いや、よっぽど牛野家のほうが吉野家っぽいぞ。
牛野家メニュー
牛丼並170バーツ、大盛210バーツ
豚丼並110バーツ、大盛130バーツ
他にも、豚キムチ丼、牛鍋丼、網焼トントロ丼など。
さらには、鰻丼、ねぎトロ丼、カレーライス、うどんまでも。
タイでは珍しい生食用卵もあって、まさに日本の牛丼屋と同じ。
ドリンクメニューがこちら
コーラ15バーツ、水10バーツなど。
でも、無料のお茶を出してくれるので、特に注文の必要なし。ありがたい。
ちなみにパタヤのすき家の場合、お茶は有料です。
豚丼
牛丼はちょっと高く感じたので、まずは豚丼から試してみた。
並盛りで110バーツ。
肉が多い。何層にも重なっている。
薄切り肉だけど、これだけ量があれば、食べごたえがある。
つゆは、やや薄味かな。
肉の量と比較してご飯はやや少なめに感じた。
いや、ご飯の量が少ないというより、肉が多いだけの話だ。
タマネギもたっぷり入っているが、もうちょっと小さめにスライスしたほうがいいと思う。
ご飯は普通の日本米。特に感想なし。
BSE騒動の時は日本の牛丼屋で豚丼が主流となっていたが、それ以来、日本で豚丼は食べていない。よって、日本の店舗と直接比較はできない。
が、昔の記憶をたどってみれば、遜色ないレベルだと思う。
むしろ、肉の量が多いぶん、日本の豚丼よりいいかも。
普通に満足しましたね。
牛丼
豚丼で味をしめたので、こうなれば牛丼も片付けてやる。
と、後日、再訪問。
オーダーは牛丼並盛り170バーツ。
どんぶり飯に170バーツも払うのは、我ながら大奮発である。
こちらが牛丼
豚丼に比べると、肉の量はやや少なめ。それでも、日本の牛丼屋の並盛りより肉の量が多いだろう。
きちんと牛肉の味がする。これはタイでは珍しいこと。タイの牛肉は残念なことが多いんで。
ツユの味は、吉野家と遜色ないレベル。
相変わらずタマネギが大雑把なのは気になるが、まあタマネギ目当てに牛丼食べるわけじゃないんで別にいいか。
ご飯の量もそこそこあって、食べごたえは日本の牛丼屋の並盛りに勝る。
味もそこそこ。
まあ、牛丼に最良の味を求めるのがそもそも間違いなんで、これなら充分オッケーじゃないですかね。
地図とまとめ
牛野家タニヤ店の地図
グーグルマップの表記は牛野屋になっているなあ。まあ間違いやすいか。
場所は、タニヤメイン通りのちょっと裏手の路地の中にあります。
オレンジ色が呼んでいるんで、すぐに発見できるはず。
豚丼が110バーツ。現在のレートでは、350円くらい。
牛丼が170バーツ。同じく、550円くらい。
同じタニヤ通りにあるタイ人向けローカルぶっかけ飯屋では、一皿40バーツで食べられる。
そう考えると、かなり高い食べ物だ。
でも、タイでそこそこおいしい牛肉を食べるのは、けっこう難しい。
これはこれでありかも。
個人的な金銭感覚では、やっぱり170バーツは高く感じるけどね。
ちなみに、牛野家はタイ国内に数店舗あるみたい。立派なチェーン店だ。
ドンムアン空港の第2ターミナルのフードコートエリアにもある。
牛丼1杯220バーツとけっこうなお値段。(2016年調べ)
関連記事:ドンムアン空港第2ターミナルの新フードコート、MAGIC GARDEN・マジックフードディストリクト
あと、シーラチャにもあるとか。
そのうちパタヤにも出店すればいいのに。すき家と争ってほしいなあ。
牛丼150バーツくらいにしてくれたら、また食べてもいいような。
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