パタヤ・ソイブッカオの北側にあるバー、the marquee bar & cafe。
ターゲットマークとランブレッタが目印。まさにモッズバー。
スクーターズバーより早くから開業しているパタヤモッズバーの元祖的存在だ。
マーキーという名前からして、ロンドンにある伝説的ライブハウスにあやかっている。ストーンズも、フーも、ヤードバーズも、ピストルズも、ジャムもマーキーズでライブをやっていた。
そんなリアルブリティッシュバーのマーキーだが、酒だけでなく、食事も提供している。
日替わりメニューがあって、フィッシュアンドチップスもローストビーフも100バーツだ。
どれも安くてうまい。
(最新更新2019年6月2日)
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Marquee Pattaya
店内の様子
モッズ御用達のバイク、ランブレッタがが展示してある。
壁にはフーなどのバンド写真がずらり。
以前は、巨大なポール・ウェラーの「スタンリー・ロード」のジャケットポスターが貼ってあったりもした。
手前側は普通のバー。
奥にはダイニングエリアもある。
無料の水も提供してくれる。
もちろん、バーエリアでも食事は可能。
表に出してある看板
金曜日がフィッシュアンドチップス100バーツ。
日曜日はサンデーローストで、ビーフロースト、ポークロースト、チキンローストが100バーツ。
フィッシュアンドチップス Fish & Chips
イギリス飯といえばフィッシュアンドチップスである。
金曜日のスペシャルメニューで100バーツ。
ドンとお出まし。
なかなかの迫力である。ソイニュープラザの名店FRYDAYのフィッシュアンドチップスに負けず劣らずの破壊力。魚の大きさもほぼ同じくらいだろう。
フライデイより、やや衣の付け方が不均等かもしれない。
揚げ加減は上々。
外はかりかり、中はほくほく。
おいしいですなあ。
Chips(フライドポテト)も手作りがあってなかなかのもの。量も多い。
タルタルソースも文句なし。
あと、タルタルソースの他に、緑色の豆バターが添えられている。
Home made batter with mushy peasと説明が書いてある。つまりは、潰した豆をバターに混ぜたものだろう。
思ったよりも味は薄めだが、タルタルソースだけでは飽きることがあるんで、味を変えるにはぴったり。
さらに、テーブルの上に置いてあるビネガー(酢)も併用していやると、ばっちりだ。
これで100バーツぽっきり。
フライデイのフィッシュアンドチップスが120バーツなんで、現状ではパタヤ最強のフィッシュアンドチップスといえる。
味も量も負けていない。
ただし、金曜日限定。
まあ、曜日に関係なくおいしいフィッシュアンドチップスが食べたければ、素直にフライデイへどうぞ。
関連記事:フィッシュ&チップスがボリューム満点でうまい店、FRYDAY。ソイニュープラザにあるよ。
金曜日にソイブッカオでだらだらとフィッシュアンドチップスを食べたいならマーキーへ。
ここはバーなんで、食後にのんびり過ごしながらも一服しても大丈夫。ソイブッカオの往来を眺めつつ、時の流れを忘れるのだ。(奥にあるダイニングエリアはたぶん禁煙。)
なお、コーラ、コーヒーが35バーツ。
ビールは時間帯によりけりで50バーツから。
頼めば無料の水も出してくれる。
(2018年3月30日追記)
最新のフィッシュアンドチップスがこちら。
魚がやや小ぶりになったかも。サラダもなくなっている。
タルタルソースと豆ソースはそのまま。
中はほくほく。衣はかりかり感が薄めに。
全体的に量は減ったと思うが、お昼に食べるにはちょうどいい感じか。
タルタルソースもうまいが、ビネガーをかけて食べると、けっこういける。
無料の水あり。
少しだけ量が減ったけれど、これで100バーツなら、パタヤフィッシュアンドチップス界最強レベルのまま。
サンデーロースト Sunday Roast
お次は日曜日である。
イギリスでは日曜日にローストビーフに代表される肉料理を食べる習慣があるそうだ。
それを称して、サンデーロースト。
パタヤは毎日が日曜日のようなものだが、それでもカレンダーはあるわけで、日曜日のけだるい昼下がりに、ふらっとマーキーへ寄ってみた。
マーキーズのサンデーローストは三種類。ビーフ、ポーク、チキン。
最初に、ローストビーフから。
調理時間は早かった。あっという間に運ばれてきた。
目につくのが、ヨークシャープティング。
いわゆるお菓子の甘いプリンではなくて、ふわふわに膨らんだパイみたいなもの。
温野菜がたっぷりだ。ニンジン、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、インゲン豆。
小さなポテトを丸ごと揚げたポテトフライがほくほくしておいしい。
肝心の肉は薄い。かなりぺらぺら。本場のローストビーフがどんなものかよくわからないけれど、たぶん、こんなもんでしょうかね。
柔らかく煮込まれていて、普通に美味しい肉です。薄いけど。
かかっているのはグレイビーソース。このソースはなかなかいける。
なんといっても、ヨークシャープティングが最高。
中はこうなっている。
グレイビーソースをたっぷりかけた肉と一緒に食べると、たまらなくうまい。
肉の量は少ないけれど、ヨークシャープティングと野菜とポテトでそれなりにお腹は膨れる。
味は文句なしです。
ヨークシャープティングが忘れられずに、翌週の日曜日にもまたマーキーへ。
今度は、ローストポークにしてみた。
肉が豚肉に変わっただけで、あとはまったく同じ。
豚肉だけにもうちょっと量が増えるかと思ったが、やや微増といった感じで、あまり変わらず。
これならビーフのほうがいいかも。
チキンは食べていないんで、量は不明。
やっぱりグレービーソースとヨークシャープティングがうまい。ポテトも好き。
ロースト肉よりも、ヨークシャープティングとソースとポテトだな。
この組み合わせは癖になりそうだ。
日替わり以外にも、ブレックファーストやハンバーガーは毎日いつでも提供しているようだ。
気になる人はマーキーへどうぞ。
(2017年8月13日追記)
最後の肉種、チキンのサンデーローストも食べてみた。チキンローストだ。
さすがは、鶏肉。分厚い。しかも柔らかい。
ビーフやポークとは、量が段違い。これならお腹も充分膨れる。味も文句なし。やはりヨークシャープディングはおいしいよなあ。
ただ、いかにもこれぞ洋食といった雰囲気を味わうには、ローストビーフのほうがいいいかなあ。
(2017年11月26日追記)
最新のローストビーフがこちら。
肉の量がかなり増えている。ただ、ちょっと固めかつ筋多め。
野菜はコーンが追加。
あと、サービスで、すりつぶしリンゴが加わった。濃厚なタレに加えると、マイルドな味わいに。
完食すると、ちょうどお腹いっぱいになれる。
お値段変わらず100バーツ。コスパからいえば、パタヤ最強のサンデーローストだろう。
(2018年1月7日追記)
年明け1発目のサンデーローストチキンがこちら。
野菜はコーンが見当たらない。すりおろしリンゴもなし。
でもヨークシャープディングは巨大化。写真では小さく見えるかもしれないが、鶏肉は分厚くで食べごたえあり。あと、ポテトがひたすらうまい。お値段変わらず100バーツ。無料の水あり。
奥のダイニングエリアは大盛況でファランと相席となった。相席のファランはポテトだけを別皿で追加オーダーしていた。気持ちはよくわかる。
(2019年6月2日追記)
店を少し改築したようだ。
テーブルが少なくなり、すっきりした。
日曜日は客のほぼ全員がサンデーローストをオーダーする。席につくなり、チキンかポークかビーフと告げるだけでいい。
奥のダイニングエリアだとほぼ自動的に氷入りグラスを持ってきてくれる。
最近はチキンをメインに食べるようにしている。
コーンがなくなったし、ヨークシャプディングが少し小さくなったような気がしないでもないが、全体的な量と味はさほど変わらず。
鶏肉はうまいし、ポテトもうまい。
値段も100バーツ据え置きのまま。
マーキーの地図とまとめ
地図
ソイブッカオ北側です。
ターゲットマークがまさに目印。すぐにわかります。
客はファランばかり、もしくはファランに連れられたタイ人がいるだけだが、日本人でもまったく問題なし。
気にせず入店しよう。
営業時間は不明。昼前にはオープンしていて、深夜2時頃には閉店となるはず。ただし、ダイニングエリアは午後9時か10時くらいまで。キッチンが閉まるとバー営業のみで食事ではできなくなるはず。
駐輪場は路地を入った奥にある。
ゲートが閉じてある場合は、店の人に一声かければ、電動でオープンしてもらえる。
駐輪場にもランブレッタが置いてあったりと、まさにモッズバー。
まあ、モッズにはまったく興味のない人も、サンデーローストとフィッシュアンドチップスはぜひ食べにいきましょう。
おすすめは、日曜日のサンデーロースト。特にヨークシャープティングが忘れられない。
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