またしても、クイジャップユアンを取り上げる。
クイジャップユアンとは、うどんのような米麺を使ったベトナム風ヌードルスープのことね。
はたしてこれで何度目か。
個人的な嗜好だが、普通の米麺のクイティアオよりクイジャップユアンのほうが好きなもんで、クイジャップユアン屋台を見かけると食べずにはいられないのである。
ベトナムから遠く離れたパタヤだが、意外とクイジャップユアン屋って多いんだよね。
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クイジャップユアン屋台
今回の屋台は、パタヤタイのトゥッコム先のロータリーあたりに見つけた。
青いテントみたいな屋根が張ってあるところね。
屋台外観
典型的なタイの屋台食堂ですな。
のぼりには、Vietnamese Pork Rice Noodleと英語で書いてある。間違いなく、クイジャップユアン。
「クイジャップ」とだけオーダーしても通じる。
テーブルで待つ。どうやら、この屋台の上の建物はゲストハウスになっている模様で、長期滞在系のファラングループがコーヒーのみながら、だべっている。
あとは、バイタクの運転手やら近所で働くタイ人が集まってくる。
クイジャップユアン到着。
典型的なクイジャップユアンですな。
細い米麺、とろみのあるスープ。
血のゼリー、ムーヨー(豚ソーセージ)、薬味の野菜。
まず返すと、いろいろ出てきた。
あばら部分とおぼしき豚骨、ふにゃふにゃになるまで煮込まれた手羽先、それにうずら卵。
大きな豚骨はクイジャップユアンの定番。手羽先はやや珍しいか。
どちらも骨が多くて、可食部分は少なめ。肉を食べるというよりは、しゃぶりついてエキスを吸い取るべし。
うずらの卵(カイノッククラター)が、ちょっとうれしい。
スープの味は、いたって普通のクイジャップユアン。化学調理料満載感は否めないが、そんなものタイ全土の屋台でも同じこと。
麺のもっちり感は並。量はちょっと少ないかも。
晩飯としてより、お昼に軽く食べるのに向いているかな。
これで40バーツ。
移動式屋台でない食堂タイプで40バーツは安いほう。
他の店はおおむね50バーツするんで。
他には、カオカームー(Rice stewed pork leg)も置いてある。
さらに、気になるのが、Boiled pork bloodというやつ。血をかためたゼリーにたれをかけて食べるみたい。ちょっと強烈そうな料理だなあ。
昼過ぎには、カオカームーがほぼなくなっていた。
クイジャップユアンはもう少し余裕がありそう。
訪れるなら、正午前後にどうぞ。
正直なところ、そこまで美味しいと言えるクイジャップユアンでもないんで、たまたま近所へ用事があった時に寄り道する程度でいいかな。
ただ、昼間からパタヤ中心部でバイクも使わず気軽にクイジャップユアンを食べられる屋台は貴重かも。夜になるとサードロードやパタヤタイ通りの奥のほうなんかでクイジャップユアンは何軒も営業しているが。
地図
トゥッコムから歩いて2,3分。
ロータリーの斜め向かい側には、最近改築を終えたホテル「ザ グランド デイ ナイト (The Grand Day Night)」が建っている。
以前はぼろぼろだった外見がかなり綺麗になっている。
Agodaの写真を見るかぎり、部屋も綺麗になっていそうな雰囲気。
33平米の部屋、朝食付きで1150バーツほど。
トゥッコム至近でソイブッカオもウォーキングストリートも徒歩圏内。周囲にローカル屋台多数。
かなり便利な立地。ようやくホテル予約サイトでも取り扱いが始まった。
⇒Aogdaでザ グランド デイ ナイト (The Grand Day Night)をチェック
このホテル名が由来だと思うが、このあたりのソイをSoi Day Nightとか言ったりする。ま、トゥッコム近くと覚えておけばいいでしょう。
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