沈没日記5
早朝のパタヤ
前日は早寝のため、当然のように早起きとなった。
午前7時。
パタヤではやっと夜が終わった時間帯だよ。
でも、街はすでに動き出している。というか、動きを止めることのない街だ。
意味もなく、早朝のビーチロードをツーリングしてみたりする。
車が少ない。
気持ちいいねえ。
そのままウォーキングストリートへ突入。
ちっともオープンしないPachaとBaccaraが朝日に照らされている。
斜め向かいのソイBJ入り口では、大掛かりな工事が進行中。
たぶん、巨大ナイトスポットコンプレックスができるはず。ちゃんとオープンするのかね。
最後にソイブッカオの新しいパートンコー屋台で、タイらしい朝食をお買い上げ。
関連記事:ソイブッカオの新しいパートンコー屋台
さくさくふわふらでうまい。
爽やかな朝だなあ。
宿泊しているホテルの屋上プールに上ってみても、実にすがすがしい。
こんなに爽やかなパタヤの朝があってもいいものだろうか。
早起きはしてみるものだ。
お昼頃、友人らと合流して、お茶タイム。
コンチネンタルカフェのアイスコーヒー。65バーツ。
グラスが変わったな。
ここはコーヒーがそこそこおいしいし、パンは安いし、外でタバコ吸えるし、すぐ近くにエキサイトクラブがあるし、LKメトロは至近距離だしで、けっこう使えるカフェ。
関連記事:ザ・コンチネンタル(THE CONTINENTAL)。ソイエキサイトにある手頃なベーカリーカフェ。パン1個9バーツから。
しばし雑談。
前夜の反省会兼今夜の作戦タイムだ。
一人旅もいいけれど、連れがいると、こういう時間が楽しいよね。
まるで失敗したコンパの後に開かれる、反省会と称した男だけの飲み会がコンパそのものより楽しいみたいなもんだ。
ビリヤードからのイサーンディスコ
夜に再集合して、活動開始。
バンコク在住の友人がパタヤに遊びに来ていて、その彼女も一緒。
初パタヤの知人は、その彼女の友人バービア嬢をペイバーするつもり。というか、すでに呼びつけていた。
もう一人の友人はすでにお相手が決まっている。
わたし以外の3人の日本人男子はすべて相方持ち。
そんなわけで、今夜のお相手探しは不要となった。
わたしは独り身ですがね。
食事は適当にすませてから、まずはメガブレイクでビリヤード。
関連記事:パタヤでビリヤード、MEGA BREAK POOL HALL
男女7人パタヤ物語、次はどこへ行こうか?
女性陣はディスコが希望。
ウォーキングストリートのiBarないしインソムニアがいいらしい。
でも、男性陣はそういった店があまり好きではない。
初パタヤの人もいることだし、ここはローカルなディスコのほうがおもしろいだろう。
じゃあ、タムナンコンで。
友人2人が滞在しているホテル(アットマインドプレミアスイーツ)からも近いし、帰りが楽でいい。
決定。
タムナンコンイサーン
看板
英語表記は、TAMNAN KON E-SANとなっている。タムナンコンイサーンないしタムナムコンイサーンと読めばよさそう。
昼間の様子
地図
ハリウッドの手前と言えば、わかりやすいでしょうな。
セカンドロードからも歩いて行けます。ひそかにソイ6が近い。
まあ、歩きたがるタイガールは滅多にいないと思うけれど。
夜10時半に入店。
まだ時間が早いせいで、場内はがらがらだ。
でもすでにステージは始まっている。
生バンドと生歌とダンサーがセット。
好きな席に座って、ドリンク類をオーダーする。
イサーンディスコなんで、音楽はイサーン系メイン。モーラムってやつですね。
生バンドはそのままで、シンガーとダンサーはどんどん変わっていきます。
男性ダンサーの衣裳が少々きわどいというか、変な露出なんで、ちょっとおもしろい。顔も雰囲気もゲイっぽいが、ゲイかどうかは知らない。
イサーン出身者たちは酒が進むにつれて、ノリノリになっていく。
徐々に客も増えていき、けっこうな賑わいだ。
中には立ち上がって踊る人もいる。
他のタイディスコでは、DJタイムもあることが多いけれど、タムナンコンはひたすらステージが続く。
休憩時間は、おしゃべりなMCがずっとトーク。客の出身地いじりなんかをしてましたね。
コラートの人、手を上げて~。おお、きみはムクダハンか。おっと、きみはガラシンね、とかとか。
当然のように初タイディスコの知人は、日本のディスコとの違いにちょっと驚いていた。
まあ、ここはちょっと特殊だけど、タイのディスコはどこもこんな感じ。
テーブルに陣取り、ウィスキー飲みながら、興が乗ったら踊り狂うスタイル。
爆音とは言えないけれど、けっこううるさいんで会話は厳しい。
それでも、知人は横のタイガールと仲良くやっています。
それにしても、初めてのタイ、初めてのパタヤで、女連れのイサーンディスコまで堪能するとは、なかなかコアな体験していますな。
さすがにこういう店で長居すると体にこたえる。
若いタイ女性たちはもっと飲んで遊びたいようだが、おっさん日本人たちはそろそろ限界。
深夜1時前にお開きとなった。
お会計は、ビールタワー1本、ウィスキー1本、ソーダやコーラ多数、おつまみの料理4皿ほどで、トータル2800バーツ。
総勢7名だったので、一人あたり400バーツ。
こういう店はウィスキーを頼むと安上がりみたいです。
場内はいつのまにかほぼ満員になっていた。
イサーンディスコの盛り上がりは、おそらくこれからピークを迎えるはず。
早起きしたせいで、わたしの睡眠欲もすでにピーク。
広いベッドで、さびしく一人寝するのであった。