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タイ陸路国境

サダオ国境検問所が24時間オープンへ

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タイとマレーシアを結ぶ陸路国境検問所であるサダオチェックポイントが24時間オープンするようタイ内閣によって提案された。
経済活性化のために、観光スポーツ大臣が要請したものを内閣が認めた形だ。
国境検問所が24時間オープンすることで、サダオチェックポイントの混雑が緩和されるとしている。

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サダオ国境検問所

サダオ国境検問所の様子。

サダオ国境検問所はソンクラー県のサダオに位置するが、国境のすぐそばの街はダンノックという。
ダンノックはマレーシア人たちの遊び場となっており、週末には多くのマレーシア人が国境を越えてやって来る。
平日で毎日4000人から5000人、週末と休日には2万人のマレーシア人が国境を通過してタイ側へ到着する。
ダンノックだけでなく、ソンクラー県のハジャイへ観光へ行くマレーシア人も多数にのぼる。
タイを訪れる外国人観光客のトップは、中国人ではなくてマレーシア人となっている。

また、物流も盛んだ。
サダオチェックポイント前の道路は渋滞していることが多い。
大型トラックなどが列をなす。

現在は、夜中になると国境は閉鎖される。
夜中まで遊んだマレーシア人たちは、国境閉鎖のために、国へ戻ることができず、翌朝までホテルや車中泊を余儀なくされているとのことだ。
国境検問所の職員がマレーシア人から車1台あたり500から1000バーツの賄賂を取って、国境通過を認めるといった不正行為も行われているという。
国境検問所の24時間オープンによって、そんな賄賂を取る手段もなくなるだろう。
検問所の営業時間を延長すれば、観光客が20から30%増加する可能性があるとのこと。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/general/3114276/calls-for-24hour-sadao-checkpoint

ダンノック

個人的には、マレーシア側からサダオ検問所を通って、タイに入国したことがある。ペナン島からハジャイ行きのツーリストバスを利用した。
マレーシアからタイへ入国する際はさほど混雑はしていなかった。入国審査はわりと厳しかったように思う。タイ入国の際に所持金を確認されたのはこの時だけだ。

関連記事:ペナン島からタイ国境の街ダンノック(サダオ)へ。タイ入国イミグレーションは意外と厳しかった。

サダオ検問所を通って、タイからマレーシアへ入国したことはない。

車で通過するのは時間がかかりそうだが、徒歩で通過するのは並ばずに済みそうな感じだ。
時間帯によっては、本当にトラックや自家用車で国境前は大渋滞している。

サダオの街の様子はこちらから。2023年だ。

関連記事:ダンノックの現状とサダオ国境検問所
関連記事:ダンノックの夜遊びは復活したのか、マレー野郎にとってのパタヤの現状

パンデミックによって壊滅状態に陥ったサダオだが、街は復興しつつあった。
現在はほぼ元通りになったものと思われる。
少々マニアックな国境の街で、マレーシア野郎のために遊び場ではあるけれど、ダンノックは一度訪れてみてもいいと思う。
国境越えが好きな人は、そのままマレーシアへ入りましょう。

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