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日本食

パタヤの新日本食屋 Mafin Curry Japaneseでカレーとカツ丼とお好み焼き

投稿日:

パタヤ・ソイボンコットに新しくオープンした日本式カレーの店。
Mafin Curry Japaneseという店名だ。
2024年11月頃にオープンしたようだが、年末年始は長期休業になっていて、年明けに営業再開した。
さっそくいろいろと食べてみた。
価格はローカルで味は日本。
パタヤで安いカツカレーならばここでいいかも。

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Mafin Curry Japanese

サードロードからソイボンコットに入って、少し進む。
左手に大きなセブンイレブンがあって、駐車場の端が屋台食堂街となっている。

その一角にMafin Curry Japaneseがある。

しかも外からはわかりづらい。
近所の住人か事前情報なしでは発見できないほど。

このノボリが目印だ。

Mafin Curry Japaneseと書いてある。

隣はイサーン料理屋台とクイティアオ屋だ。

店の前にはセブンイレブン。

店は小さい。

レストランではなく、屋台食堂。
テーブルが2つあるだけ。

奥の簡易キッチンで料理している。
切り盛りするのはタイ人女性シェフ。
日本語は挨拶程度で、会話は無理だそうな。
ボスは日本人とのこと。
以前は、「てきや」というノースパタヤにある日本食レストランだった。メニューにも一部にてきやの文字が残っている。

メニュー

各種カレーは120バーツ。鶏もも焼、唐揚げ、コロッケ、カツ、チキンカツの5種類。

カツ丼120バーツ、親子丼100バーツ、白ご飯20バーツ

目玉焼き焼きそば110バーツ、豚焼きそば100バーツ、とんぺい焼き100バーツ

とんかつ、チキンカツ、ニラ玉80バーツ

コロッケ100バーツ、唐揚げ1100バーツ、枝豆50バーツ、キムチ60バーツ
鶏串カツ100バーツ、中華わかめ80バーツ

お好み焼き豚玉100バーツ

以上。

定食はないみたいだが、たとえばトンカツと白ご飯を組みわせると定食化できる。合計100バーツ。

ドリンク類は見当たらない。
無料の水あり。

セブンで買ってきての持ち込みはオッケーだろうけど、テーブルが2つだけなので、宴会するような場所では決してない。

カツ丼

まずはカツ丼から。店内でいただく。
トンカツを揚げるところからスタートするので10分ほど時間がかかる。

見た目はばっちりのカツ丼だ。

大きなカツに絶妙に火がとおった卵とじ。玉ねぎもほどよく入っている。
ちゃんとダシの風味も効いている。

カツの分厚さもしっかりあって、食べ応えあり。
ちょっと汁気が少ない気もするが、いや、申し分ないでしょうこれで。
堂々とした日本のカツ丼だ。

ジャンボ寿司のカツ丼と肩を並べるレベルだ。

ボリュームたっぷり。
ご飯もカツも多くて、完食するとちょっと腹が苦しいほどだった。

これで120バーツ。日本人経営店としては破格の安さか。

ちなみにジャンボ寿司のカツ丼も120バーツだ。オープン当初は80バーツだったが現在は120バーツに値上げ済み。

カツの大きさと御飯の量では、ジャンボ寿司を超えた。
味付けはジャンボ寿司のほうがわずかに好みかなあ。
でも、卵の絶妙な火加減はすばらしい。

ローカル系では、ティーディンにある日本丼専門店のYUSHOのカツ丼が80バーツ。

関連記事:パタヤの新しい日本丼専門店で安くてうまいカツ丼を、YUSHO KIYOMI

YUSHOのカツ丼は謎に甘さがある。
味付けはMafinのほうが上だ。
量もMafinのほうが多い。
価格差は40バーツ。

ジャンボ寿司とYUSHOとMafinの3つを比較すると、ジャンボ寿司が僅差で1位かなあ。味噌汁付きなのがいい。
でも好みの問題のレベル。
3店とも素晴らしいと思う。

低価格帯でいうとジャンボ寿司一択だったパタヤのカツ丼事情が充実してきた。

お好み焼き

ひそかに楽しみにしていたのがお好み焼きだ。
TEKIYA時代に店先ののぼりでお好み焼きを見かけていたが、結局食べることはなかった。
ついにお好み焼きと対面である。
しかも100バーツ。
焼きそばと一緒にオーダーして持ち帰りにする。

容器はお好み焼きも焼きそばもすっぽり収まる丸型タイプ。

お好み焼きから。

見た目、うまそう。ソースたっぷり、鰹節たっぷり。
でも、だめ。
小麦粉を使っているのだろうけど、量が少なすぎて、粘度がまったく足らずにベチャベチャ状態だ。箸でつかめない。
味もいまいち。
一緒に食べたお好み焼き大好きのタイ人もおいしくないとコメント。
具材も調味料も日本仕様なのだが、これはもう単純に配分を間違えたのだろう。

はっきり言って、大外れ。
これなら自分で作ったほうがはるかにおいしい。
まあでも自分で一からお好み焼きを作るのは手間が大変なんで、正直やりたくない。
改良に期待したい。

焼きそば

同時購入の焼きそば。これも100バーツ。

お、こっちはうまい。
麺が太めでコシもあっていい感じだ。
味付けもいい。ほどよくもしっかりとした日本の焼きそばソース味。
豚肉もたっぷり入っている。
タイ人もアローイと食べていた。

ただマヨネースだけは、日本から持参したキューピーハーフを使う。
これ、けっこう重要。
カロリー半分うまさ倍増である。

パタヤで焼きそばといえば、バイクで走る回る焼きそば屋台だ。
最近もちゃんと稼働している。

元日本料理レストランのシェフが作る焼きそばだけに、ちゃんと日本の焼きそばの味になっている。値上げしていなければ60バーツ。
その焼きそば屋台よりも、おいしいと思う。
Mafinで粉ものならば、焼きそばを断然おすすめする。

コロッケカレー

さて、満を持してカレーもいってみよう。

トッピングは何にしようか。

タイで自炊していて何が一番面倒くさい料理か?
お好み焼きも面倒くさいけれど、それよりも大変なのがコロッケだ。
同じ揚げ物でトンカツも手間だが、コロッケは段違いだ。
パンデミックによるロックダウンでパタヤに閉じ込められている間にどうしてもコロッケが食べたくなって、自分で作ろうとしたことがある。
芋を湯がいてからすり潰してして、ミンチなんかと混ぜて、捏ねて、パン粉付けてとかもうやってられない。
コロッケは大好きだけど、自炊はしない。
なので、店で日本のコロッケを出してくれるのは本当に助かる。
カレーもカツも自分で作れるけれど、コロッケは無理。

というわけで、コロッケカレーをオーダー。120バーツ。
コロッケもその場で挙げていく。既製品ではなくて手作りかな。

出来上がりの見た目は完璧である。

カレーは、辛さ控えめで食べやすい。具材が見当たらない、さらさらタイプのルーになっている。
CoCo壱番屋のカレーを彷彿とさせる。
さすがにココイチほどの深みや旨さはないけれど、立派な日本式カレーだ。
決して辛党ではないけれど、もうちょっと辛いほうがいいかなあ。
ココイチ系のカレーが好きなら満足できると思う。

コロッケは、もう普通に日本のコロッケだ。外はさくさくで、中にはジャガイモと少しの肉。
ただ、中の味付けがほとんどなくて、かなりの薄味なのが残念。塩コショウはもうちょっと入れたほうがよさそう。
でも、カレーにコロッケは素直にうれしい。

カツ丼ほどのボリュームはなかったかな。
ちょうどいい塩梅に腹が膨れる量だ。
パタヤで日本式のコロッケカレーが120バーツで食べられるなら文句なし。

カツカレー

最後の最後に王道カツカレーの登場だ。こちらも120バーツ。

持ち帰りすると、ルーとご飯は別盛りにしてくれる。ルーはきっちりパウチされていてこぼれることがない。丁寧な仕事ぶりだ。

相変わらずのトンカツのでかさ。これとご飯だけでも充分なほど。

カツの半分を別皿に取り分けてから、カレールーをかける。

やはりカレーはちょい辛程度でさらさら。
ココイチのカツカレーを食べている気分。でもカツはココイチよりワイルドだ。
王道のカツカレーでうれしくなる。

最後はカツがちょっと余るくらいかな。
とんかつソースがあればいいのだが。

ほどよく満腹で120バーツ。

ソーポンナイトマーケットの日本式カツカレーが79バーツ。

関連記事:パタヤ最安値の日本式カツカレー79バーツ

カツは似たような味と量だが、カレーはMafinのほうが断然上だ。
価格差が41バーツあるけれど、Mafinを選ぶかなあ。

ローカル系日本カレー店にはCurry Stastionがある。

関連記事:パタヤのCurry Stationは日本カレーの味 3店舗で営業中

ここもいいけれど、価格と味と量を考えると、Mafinの勝ちだと思う。

ルーのさらさらタイプと辛さ控えめさは好みが分かれそうだけど、ココイチがカレーが好きならば、Mafinがパタヤナンバー1かと。

地図と営業時間

エキサイト広場からサードロードを渡って徒歩で2,3分。
LKメトロからでも5.6分か。
バイクがなくても歩いて訪問可能なエリアだ。

営業時間:午前11時から午後8時
毎日店を開くよと言われたが、たまにやっていない時もあるみたい。

すぐ近所には、焼き鳥屋もある。

関連記事:ソイボンコットの日本焼き鳥屋

焼き鳥屋にもカレーがあって、移転前に食べたことあるけれど、正直いまいちだった。
カレーならば、Mafinのほうだ断然上だ。

ソイボンコットをこのまま進んでいき、Full Love Innのソイに入っていくと、ジェントルマンズクラブ密集地帯に出る。
このあたりまでは徒歩圏内だ。
カレー食って元気になってからジェントルマンズクラブはしごするのも楽しそうだ。

まとめ

というわけで、気になる料理は一通り試してみた。
カツ丼とカレーはおすすめできる。焼きそばもけっこう好き。お好み焼きは残念だった。
カツ丼は、ジャンボ寿司とMafinとYUSHOの使い分けで。
カツカレーはMafinで。
日本人パタヤ長期滞在者の強い味方がまた一つ登場した。
短期旅行者でもふと日本の味が恋しくなったら立ち寄ってみればいいかと。
ちなみに何度か店を訪れたが他の客には一人も遭遇しなかった。できればこの価格帯を維持しつつ長続きしてほしい。

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