パタヤミュージックフェスティバルの2日目。
初日の様子はレポート済み。
関連記事:Pattaya Music Festival 2020の様子レポート。感染対策厳しめ。
知っているバンドもなく、ライブ自体にはあまり興味がないが、2日目も現地の様子を少しだけ見てきた。
お目当ては音楽ではなく、屋台の寿司だった。
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Pattaya Music Festival 2日目
金曜日の初日は目立った交通渋滞もなく道路は動いていた。
二日目は土曜日だけにもっと客が増えるかもしれないと予想。
でも、セカンドロードは思った以上に空いていた。
パタヤカンの交差点を過ぎたあたりから、道路の左側には駐車車両が延々と並んでいた。フェス目当てだろう。
交通量自体はさほど多くない。
このあたりは、きらびやかな雰囲気。
再開したHoney2とSabai Roomの明かりとセントラルマリーナのクリスマスツリーがどこかロマンティック。
でも歩いている人は少ないが。
ソイ4から入って、ビーチロードへ。
ビーチロードはいちおう歩行者天国になっている。
でも隣のソイへ行く程度なら車やバイクの走行が可能。
意外とバイクも通っている。
まあ、この程度の歩行者なら多少バイクが通っても大丈夫ということだろう。
ステージ付近の道は警官によってチェックポイントが設けてあり、関係者以外の車両通行不可。
ソイ6近くにあるステージ付近の様子。
遊歩道からビーチにかけて人が集まっている。
ステージ前の制限エリアは、ソーシャルディスタンス仕様のため、完全着席。アルコール不可。たぶん楽しくない。
フェンス外やエリア外のビーチで気ままに楽しむタイ人が多い。
パタヤビーチにはステージが3つあり、すべて合わせるとけっこうな人が集まっているはずだが、全体的な盛り上がりは今ひとつのように思えた。人が分散しているのも大きい。
ビーチ上にステージを設置するようになってから、まったりライブを楽しむ雰囲気に変わってきた。
以前はビーチロード上にステージがあって、身動きできないほどの人だかりだったが。
Hey!Suishi屋台
二日目の訪問目的はステージではなく、屋台だった。
パタヤカン付近では音楽フェス関連の屋台が出ているが、これまた思ったほど多くもなく、特に目を引く屋台もなかった。
フェス会場とは別に独自の屋台群を出しているエリアもある。
ソイ4付近のThe Bayという商業施設前にも屋台がずらりと並んでいる。
ケバブやらルークチンやら焼き鳥やらイカ焼きなどなど。
その中にタイではすっかり定番となった寿司屋台が2軒あり。
うち1軒の寿司屋が気になっていたのだ。
Hey! Sushiという屋号。
先月に開催されたパタヤビーチ上の屋台祭りの際にも同じ寿司屋台が出店しており、サーモン握りなどを食べたことがある。
その時、意外とおいしかったので、もう一度食べたいと思っていた。
そんな折に、The Bay前の屋台群で再び遭遇。
初日は他に用事があったため、寿司は購入できなかった。
2日目にわざわざ買いに来たという次第である。
屋台は2ユニット分の大きさで、寿司がこれでもかと並べてある。
種類豊富だ。
サーモンが一押しのようだが、バッテラやイカや肉寿司まで揃っている。
ソースやマヨネーズがかかっているネタが多くて、外見上では何が何だか判別しづらい。
どれでも1個10バーツで、10個買うと1個無料となる。
というわけで、店員に「ニーアライ(これなに?)」と確かめつつ、11個チョイス。100バーツ。
ライブを尻目に部屋に持ち帰って食べることにする。
パタヤでよく見かける10バーツ寿司屋台は、ネタが小さくて、はっきり言ってしょぼいものばかりだ。
でも、ここの寿司はそこそこ大きなネタを使用。
サーモンもぶ厚めに切ってある。
ちょっと脂っぽいが、普通においしいサーモン握り寿司だ。
鯖の寿司は2種類あると言われた。
タレがかかってないのは、バッテラだな。期待していなかったが、ちゃんとバッテラの味になっていた。タイでバッテラなんて初めて食べたが意外といける。
バッテラの横にある海苔巻が、鯖の照り焼き。これもけっこううまい。
バッテラの左横はホタルイカみたいなやつ。
貝もあって、ホタテじゃないだろうけど、ホタテみたいな食感の貝だった。
ヌア(肉ないし牛肉)とベーコンもあるよと言われて選択したのが、下段の右端2つ。
一番右端が牛肉寿司だ。
これが、なんともうまかった。
肉の味がしっかりしつつ、たっぷりかかった複合ソースが見事に肉とシャリに絡み合う。
日本人的には邪道寿司に思えてしかたないが、まあ日本でも肉を寿司にすることがあるし、うまいものはうまい。
この牛肉寿司10バーツはお得だと思う。
サーモンもいいけど、この牛肉寿司を4つ買ってもよかったくらいだ。
なお、醤油とワサビもつけてくれるが、タイのワサビはとにかく辛すぎることが多い。
日本のワサビの感覚で寿司につけると、あまりの辛さで悶絶してしまう。
鼻から脳みそにかけてスパークして、脳の毛細血管が100本くらい切れるんじゃないかというくらい無駄に辛い。
というわけで、わざびは日本から持ち込んだチューブわさびを利用。
これが一番安心できる。
ちなみに、タイ産のわさびと日本のわさびの違いをわかっているタイ人もいて、このチューブわさび1本だけでも日本土産として喜んでもらえる。
タイのスーパーでも買えるけど1本60バーツ以上するんで、日本の2倍の価格。かばんに余裕がある時は、いつも日本から土産用と自分用に最低2本はタイに持ち込むようにしている。
日本のワサビをつけて食べるサーモン寿司はけっこうなもの。
日本の回転寿司にも及ぶべくもないが、パタヤのローカル向け寿司屋台の中ではここがベストだと感じた。
このHey!Sushi、基本はイベント時に出店する屋台だが、いちおう常設屋台もかまえているようだ。
場所はナックルア。
地図
わざわざパタヤ中心部から遠路出かけるほどではないとは思う。
イベント開催時に屋台を見かけたら購入しても損はしない。
おすすめは、サーモンと牛肉寿司。
基本どれ食べても外れはないはずだ。
そんなわけで、パタヤ音楽フェスティバル2020は、おいしい寿司で終了した。
屋台寿司でもいい店もあるもんだ。
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