タイ国政府観光庁(TAT)より、2024年にタイを訪れた外国人旅行者が3500人を超えたと発表があった。
2024年1月1日から12月27日までにタイを訪れた外国人観光客は3504万7501人。これは、TATが当初に設定した目標を上回った。
観光収入は1兆8000億バーツを超えるとの予測だ。
ビザ免除対象が93カ国に拡大、ノービザ滞在期間の60日への延長、陸路入国でのTM.6(出入国カード)免除といった措置により、旅行者の利便性が大幅に拡大し、より多くの旅行者がタイを選択するようになったとしている。
各航空会社ではタイ路線を再開や新規就航させた。
2024年の総座席数は、2023年より26%増加して、計4700万席となった。
12月には311便が増便となり、座席数は7万席以上増加。
タイを訪れた外国人旅行者国別トップ10
1位中国 6,667,610人
2位マレーシア 4,898,496人
3位インド 2,100,645人
4位韓国 1,847,276人
5位ロシア 1,705,198人
6位ラオス 1,114,896人
7位台湾 1,077,050人
8位日本 1,018,522人
9位アメリカ 1,011,792人
10位シンガポール 1,000,404人
日本は第8位にランクインしている。
人数的には、台湾と日本とアメリカとシンガポールはほぼ横並びだ。
アメリカからタイはものすごく遠いけれど、年間100万人以上がタイを訪れているのはすごい。
アメリカからタイへの直行便は運航されていない。日本からタイへの直行便は多数あり。
アメリカから日本を経由してタイへ向かう旅行者が多いのだろう。
人口比でいえば、台湾からの旅行者がすごく多い。
パンデミック前と比較すると、インドと台湾とマレーシアとロシアとサウジアラビアとイタリアとスペインとポーランドとトルコからの観光客が大きく増加し、過去最高となったという。
ちなみに、中国人は、パンデミック前は年間1000万人以上がタイを訪れていたが、今年は700万人にも満たない。
タイ国内での体感では、インド人が圧倒的に増えた気がする。
参照:https://www.tatnewsthai.org/news_detail.php?newsID=5889
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年末年始スワンナプーム空港の混雑
年末年始は世界的に人の移動が多い。どこも同じだ。
タイを訪れる外国人旅行者も多いし、逆に年末年始を海外で過ごすタイ人も多い。
空港は大混雑する。
タイ空港公社によれば、年末年始期間のスワンナプーム空港の利用者は1日あたり20万人に上るとの予測だ。
ドンムアン空港も同様に混雑する。
国内線利用時は出発2時間前まで、国際線利用時は出発3時間前までに空港に着いておくこと。
AOTでは、空港サービススタッフを増員して対応にあたるとのこと。
利用者は、セルフチェックインやセルフバッグドロップや生体認証を使うことを推奨。
今年12月1日からは、国際線でも生体認証システムが開始された。チェックイン時に顔を撮影しておくと、保安検査場入口などのチェックポイントを顔パスで通過できるようになる。
混み合うのはチェックインカウンターがほとんど。
可能であれば事前のWEBチェックインは必ずやっておくこと。
それからKIOSKのセルフチェックインとセルフバッグドロップを活用すること。これで、有人のチェックインカウンターに並び必要はなくなる。
さらに生体認証システムも使い、顔パスでチェックポイントを通過する。
日本人は出国自動化ゲートも使えるため、イミグレーションで並ぶ必要もない。
タイから日本に帰国する際はスワンナプーム空港でもドンムアン空港でも、時間節約する術を活用しましょう。
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