ひさしぶりにパタヤでお気に入りのザ・コーナーロッジホテルに泊まってみた。
昨年改築を終えて、昔のままの清潔さと綺麗さと快適さを維持している。
場所はちょっと不便だけど、部屋と設備と価格を考えると、パタヤで指折りのコスパの高さだと思う。
ホテル代が高騰しているパタヤで、安くて綺麗なホテルを探している人には断然おすすめできる。
周辺施設も含めて、改めて宿泊レポートを。
広告
ザ コーナー ロッジ (The Corner Lodge)
開業したのが2016年のことで、その年に実際に泊まってみた。
新築だから当たり前だけど、とても綺麗で清潔だった。
関連記事:コスパ最強の完全新築ホテル!ザコーナーロッジ宿泊レポート@パタヤタイ・ソイボンコット
その後、もう一度泊まったが、やはり快適なまま。
パンデミックもあり、長く利用する機会がなかったが、今回久々に投宿してみることに。
アゴダなどホテル予約サイトの情報では、2023年に改装されたとのこと。
外観は特に変化なし。
屋根付き駐車場奥にバイク置き場があり、さらにコイン式洗濯機もある。昔のままだ。
今ではEV車の充電スポット専用駐車場が設置されるようになっている。時代は動く。
レセプションまわりは昔のまま。
ロビーは窓が多くて、開放的。しかも綺麗。
ロビー奥には無料のインスタントコーヒーと電気ポットが置いてある。
トースターと電子レンジもある。
カップラーメンは有料で20バーツ。
ドリンクの販売もしている。
ロビーからテラスに出ると、パラソルとテーブルが並ぶ。
ここでは喫煙可能だ。
無料のインスタントコーヒー飲みながら、ゆっくり一服できる。
さて、チェックインして部屋に向かおう。
事前に予約済みで、チェックインはすぐに終わる。
エレベーター付き。
壁にはゲスト招待のルールが書かれている。
ビジターはIDカードもしくはパスポートをカウンターで必ず預けることとなっている。
たまたまエレベーターで一緒だったファランは、ゲストのIDカード提示を不要だと言って、そのまま部屋へ向かっていたが。
本人とレセプションの合意があればIDカード提示なしでもオッケーみたい。もちろんジョイナーフィーなどかからない。
部屋は3階。
エレベーターを降りると、壁に自転車が展示してあった。
どうやらレンタルも可能みたい。昔はこんなのなかったような気がする。
廊下の雰囲気は変わらず。しっかりメンテナンスされている。
スタンダードキングベッド
今回は一番安いグレードであるスタンダードルームにした。アゴダではスタンダードキングベッドという名称となっている。
1泊600バーツほどだった。
ひさびさに入室。
うん、昔のままだ。
何年経っても綺麗で清潔なまま。
フローリングの雰囲気が好き。
スタンダードルームはそれほど広くはないけれど、決して狭くもない。
一人で過ごすには充分だ。
エアコンの効き目はいいし、扇風機付きなのも嬉しい。
夜は扇風機だけで寝ると体が冷えずにすむ。
ベッドのマットレスは寝心地よし。
ベッドの枕元両側にコンセントがあり、ものが置ける棚もあって便利だ。
枕元で部屋の照明スイッチと扇風機のコントロールができるのもいい。
タオルは、バスタオルとフェイスとタオルが2セット。
生地もなかなかいい。
冷蔵庫とテレビとちょっとした台。
テレビはちょっと小さいのが残念。冷蔵庫には無料の水が2本。
作業用の机はやや小さめ。コンセントがあるため、PC作業には申し分なし。
無料のWi-Fiはかなり早い。
部屋の中で、88Mpbs出ていた。
ちなみに、スイミングプールでは150Mbpsもあった。
快適だ。
作業机に隣接して大きなクローゼット、というかたんす。
昔はなかったセーフティボックスが設置された。
収納たっぷりのたんすが大きいのはいいのだが、ベッドの端近くにまで飛びしていて邪魔だ。
コーナーロッジの部屋のベランダは好き。
わりと広めで、椅子が2つ。
物干しスペースもある。
外は森になっている。
動物や虫の鳴き声が聞こえる。
夜はとても静かだ。
室内は禁煙なので、喫煙はベランダで。
浴室は昔と変わらず綺麗なまま維持されている。
シャワーブースには段差あり。シャワーカーテンもあるため、トイレや洗面台の床がびしょ濡れになることはない。
シャワーの水圧と温度は文句なし。熱々のシャワーがたっぷり浴びられる。
シャワーブースには、ボディーソープのボトルが設置してある。
洗面台はやや小さめ。
アメニティは、コンディショニングシャンプー、綿棒、シャワーキャップ。
部屋、ベランダ、浴室。これといって文句のつけようがない。
以前と変わらず高レベルだ。
強いてあげれば、スタンダードルームはちょっとだけ狭く感じること。大きなたんすのせいかも。
できれば、スーペリアキングベッドルームにするといい。100バーツ高くなるが、少し部屋が広くなり、電子レンジやドライヤーが置かれていたりと設備がアップ。
二人で滞在するなら、スーペリアキングがいいと思う。
館内設備
2階にあれこれと揃っている。
まず、フィットネスジム。
本当に最低限の機器があるだけだが、筋トレは普通にできそう。
サウナはない。
スイミングプールは、午前8時から午後8時まで。
プールは半分が屋外になっている。
プールサイドには椅子やベッドが並ぶ。ここは喫煙可能。
2階には何やらテラスエリアができていた。たしか昔はなかったような気がする。
ここでも喫煙可能。
Wi-Fiは爆速なので、このあたりでタバコを吸いながらPC作業したり、動画視聴するのもいいかも。
2階にはレストランもあるけれど、現在は営業していないようだ。昔はブレックファーストを100バーツで提供していたはずだが。
結局、2023年の改築部分ははっきりしなかった。
おそらくは全体的にリノベーションしてあるのだろうけど、元々清潔で綺麗でしっかりしていたため、劣化は少なかったはず。
強いて挙げれば、2階のテラスエリアとか、EV用駐車場とか、それくらいかなあ。
全体的には劣化なし。昔のままだ。
周辺施設
コーナーロッジがあるのは、パタヤタイのソイ10だ。
ローカルではソイボンコットと呼ばれるエリアになる。
関連地図
(地図情報:Googleマップ)
ソイボンコットのかなり奥にほうにあるため、基本的には自分で足を確保する必要がある。
レンタルバイクにするか、移動のたびにBoltやGrabで配車することになろう。
ためしにLKメトロまで歩いて移動してみたが、20分くらいかかった。まあ人によっては徒歩圏内といえるかも。
ホテル周辺には食べ物屋や飲み屋やコンビニがある。昼間の生活だけならレンタルバイクもいらない。
すぐ近くにあるぶっかけ飯屋は健在だ。というか、新しい建物になっていて、見違えるようになった。
ご飯にぶっかけるおかずがずらり。スープも種類豊富で、ゴーヤと豚ひき肉のスープがおいしい。
人気のシーフード店が近い。
関連記事:パタヤのイカ刺しシーフード食堂 クルアバーンポーターでロブスターとイカ墨を
ここのイカスミ炒めは是非とも食べてほしい。
ホテルの斜め向かいは夜になるとオープンする飲み屋兼レストランのような店。
音楽を爆音で鳴らしているわけではないので、あまりうるさくはない。
サードロード方面へ進んでいくと、セブンイレブンがある。
セブンイレブン前には夕方から串カツ屋台が出る。
ここのチキンカツは大きくておいしい。1本15バーツの価値はある。
セブンイレブンのすぐ隣に使い勝手のよい食堂。
一般的なタイ料理とクイティアオの店だ。
カナームークロップが60バーツ。けっこういける。
ソイボンコット内では食事に困ることはない。
ホテルからパタヤタイ(サウスパタヤロード)方面へ抜けることもできる。
ソイ10をまっすぐ歩いて、パタヤタイに出ると、船形の巨大セブンイレブンだ。
歩いて5分はかかる。ちょっと遠い。
パタヤタイには乗り合いソンテウが出ている。ウォーキングストリートまで1本で行ける。ソンテウの本数はかなり少ないのが難点だ。
夜、ウォーキングストリートから戻って来るならば、ワットチャイモンコン前に止まっているソンテウに乗ればソイ10入口まで行けるはずだ。たまにソイブッカオに入ってしまうソンテウもあるかもしれないので、乗車時に確認を。
パタヤタイ沿いにあるカオマンガイとクイティアオの店はおすすめ。
関連記事:爆発事故で移転したカオマンガイ屋でカオクルックガピ
今回はバミーを食べてみた。
ムークロップとムーデーン入りだ。具材がおいしい。スープは熱々なのがいい。
カオクルックガピは少し値上げとなっていた。
パタヤタイ沿いには店が多いけれど、ホテルから歩いてまわるにはちょっとしんどいかも。がんばればビッグCまで行けるのだけど。
基本的にはバイクが必要な立地だ。
逆にいえば、自分で移動手段を確保できるならば、立地の不便さは気にならなくなる。
雨の日は外で遊ぶのはやめて、部屋に籠もる。
それくらいに心持ちでいれば、快適に過ごせるはずだ。
宿泊料金と予約先
今回はスタンダードキングルームが1泊600バーツほどだった。
スーペリアキングルームが700バーツで出ていた。
レセプションにはウォークインでの価格表が掲示してあった。
スタンダードルーム 平日680バーツ
スーペリアキングルーム 平日780バーツ
スーペリアツインルーム 平日780バーツ
スーペリアファミリールーム 平日950バーツ
デラックスルーム 平日1200バーツ
土日祝は少しだけ上がる。
ウォークインでもスタンダードが680バーツはわりとお得。
ホテル予約サイトのほうが少し安いくらい。満室などを考えると、やはり事前に予約していったほうが無難だと思う。
ウィークリーならびにマンスリー契約による割引も利用可能だが制限もあるとのこと。
フローリングや木目調の家具を貴重とした部屋は、スリープウイズミーに近いかもしれない。
部屋の雰囲気も似ているし、設備も似たようなものだ。
関連記事:実際に泊まってみた。スリープ ウイズ ミー パタヤ (Sleep with me Pattaya)宿泊レポート。
立地は断然スリープウイズミーのほうがいい。レンタルバイクなしで行動できる。
ただ、スリープウイズミーはオープン当初に比べると、かなり価格が上昇してしまった。新築オープン当初は1泊800バーツほどでパタヤ最強レベルだったのだけど、今は1000バーツを余裕で越えるようになった。
立地さえ受け入れられれば、コーナーロッジのほうがコスパは高い。
まとめ
ひさびさに泊まったコーナーロッジだったが、満足度はほぼ100点に近かった。これで1泊600バーツ。さすがにハイシーズンともなれば、もうちょっと高くなるが、それでも他のホテルに比べれば、安く泊まれるだろう。
円安の現在でも3000円以下で泊まれるパタヤのホテルの中では、最強レベルだと思う。
1,2泊のど短期滞在だと行動範囲が限られてしまうのが難点になる。できれば一週間ほどじっくりとのんびりと滞在したホテルだ。
むしろ1ヶ月滞在するのもいいかもしれない。
広告