パタヤには主に外国人を対象としたサービスアパートメントが無数にある。
部屋の設備的にはホテルと変わらないところが多いが、スイミングプールやジムが付いているところは少なめ。
今回お試しで泊まってみたのは、サードロードとソイアルノタイの間にあるライトリゾート。
ここはスイミングプール付き。
部屋はそこそこ広くて清潔。
最安値だと1ヶ月6800バーツから。
目次
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ザライトリゾート (The Right Resort)
サードロードからソイアルノタイへ抜ける道の途中にある。
ちょっとわかりづらい場所なので、最初はきっちり地図を確認しておいたほうがいい。
外観
サービスアパートメントとしては、かなり大きめ。
玄関
ロビーは広々としている。
レセプション
サービスアパートメントだが、ホテルとしてデイリーユースも可能。
アゴダで予約していった。
チェックインは簡単。バウチャー提示不要でパスポートを提出して、書類にサインするだけ。デポジット1000バーツ。
そういえば、ウェルカムドリンクも出してくれた。
なお、夜間の時間帯（午後10時から早朝7時まで）はレセプションが無人となる。
その間にチェックインを希望する場合は、事前に連絡しておくこと。
鍵とWi-Fiパスワードを渡され、自力で部屋へ。
エレベーターあり。
建物は7階建て。
廊下
スタンダードダブルベッドルーム部屋内部
予約したのはスタンダードダブルベッドルーム。あとは、ツインルームもあるようだが、部屋の構造はどこも同じと言われた。
鍵はシリンダータイプ。
鍵と一緒についているのは、建物正面玄関のオートロック解除用のもの。
ドアの開閉にはちょっとコツがいるんで、現地で構造をよく確かめるべし。理屈がわかると簡単です。
ドアを開けたところ
入ってすぐ左手が浴室、奥が寝室。
電気は点けっぱなしオッケー。デイリーユースの場合、電気代込みなのでエアコン使いたい放題だ。
ダブルベッド、スーツケース起き、丸テーブル、椅子2脚、壁掛けテレビ、冷蔵庫、流し台が設置。
部屋はわりと広い。アゴダ情報によると29平米ある。
清潔度も特に問題なし。メンテナンスはしっかりしていると思う。
ダブルベッド脇の片側にサイドテーブル。読書灯あり。ルームライトの照明スイッチもある。
コンセントは、ベッドの両脇にあり。
タオルは、バスタオルとハンドタオルが2セット。
テレビは、一般的なパタヤのケーブルテレビが映る。日本関係のチャンネルはNHKワールドだけ。
壁掛けテレビの下に台があって、電話とドライヤーが置いてある。
テーブルは小さめ。折りたたみ椅子が2脚。
食事するくらいなら、ちょうどいいサイズ。
でも、できれば、しっかりした作りの作業用机と椅子がほしかった。
クローゼット内に、セーフティボックスあり。
冷蔵庫と流し台。
電気ポットとインスタコーヒー付き。無料の水が2本。
冷蔵庫の中は空っぽ。
流し台は、コップと手を洗うだけ。料理は不可。
奥には窓があって、採光は充分すぎるほど。
バルコニーは、狭め。
テーブルと椅子もない。
洗濯物は、柵にでもかけておけばすぐに乾く。長期滞在なら、自分で物干し台を購入するのがベター。
部屋は2階だったため、植木と近所と民家が見えるだけ。
生活道路が近くを走っているが、夜間は人通りも少なく、まったくうるさくはなかった。
高層階を指定すれば、景色はよくなるはず。
7階廊下からの景観はこんな感じ。
室内禁煙。
灰皿が室内に置いてあったが、喫煙はバルコニーで。
なお、アパートのメイン宿泊者はロングステイのファラン。あとは、ちょっとだけ余裕のあるタイ人といったところ。
昼も夜も騒ぐような宿泊者には遭遇しなかった。
基本、静かです。
浴室内
おそらくリノベーション済みだと思われる。床はフローリングタイプ。見た目は綺麗。
シャワーブースにはガラス扉付き。
が、ちょっと変わっていて、洗面台の縁までしか扉が閉まらない。
それでも、トイレと洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
水はけは今ひとつ。
シャワーは電気式。水圧と温度は、ごくごく普通。ちゃんとホットシャワーが浴びられる。
シャンプーとボディソープは備え付け。
洗面台は小綺麗なのだが、シンクが小さくてちょっと使いづらい。
下着などを自分で洗うと、水が溢れそうになってしまう。
アメニティは、シャワーキャップしか置いていない。
サービスアパートメントなんで、必要なものは自分で揃えましょう。
Wi-Fi無料
チェックイン時に紙をもらう。
ブラウザを開いて、ログインするタイプ。
接続状態ならびに通信速度は申し分なし。
動画サイトもほぼストレスなく視聴可能。
ジョイナーフィー無料
夜間10時以降はレセプションが無人となる。
いちおうガードマンもいるようだが、特に何もしていない。
ルームキー付属のトークンのようなものでオートロックを解除して入館。
当然、JF無料。IDカードチェックなし。
サービスアパートメントでは、この形態が多い。
日中のレセプション営業時間帯のIDカード預けは任意のようだ。
館内設備・スイミングプール
ロビー内に、ドリンク販売所あり。共用の電子レンジも置いてある。無料コーヒーもある。
奥にレストランらしきスペースもあるが、現在は営業していないようだ。
ベルトラベルに対応。スワンナプーム空港へは楽々移動できる。
敷地内にスイミングプール。
7階から見下ろしたところ。
ビーチベッドが少々。
昼は老ファランが寝そべっていることが多い。
それほど広いプールではないが、泳ぐことはできる。
タオルは自分で用意すること。
地図と周辺施設
地図
サードロードから行く場合、ソイ10/1と書かれた標識が目印。
このソイを入っていき、石造りのゲートをくぐった先がザライトリゾートとなる。
ちょっとわかりづらい。わたしも最初は迷ってしまった。
このままソイを進んでいくと、アルノタイに出られる。地図上では、アルノタイのソイ２に相当する。
ビッグCエクストラまでは、なんとか歩ける距離。
サードロードには乗り合いソンテウが走っておらず、移動にはやや不便。
パタヤカンまで出れば、各方面へソンテウで移動可能。ビーチ方面行きソンテウに乗れば、ウォーキングストリートへ1本で行ける。ただし、セカンドロードとの交差点で右折するソンテウも多いため、乗車前にドライバーに確認したほうがいい。
パタヤの土地勘があれば、ソンテウと徒歩でも移動は可能。
最寄りのコンビニはサードロードに出たところ。ソイの途中に小さな商店があって、ドリンクやお菓子くらいなら簡単に買える。
裏手の民家エリアに、ローカル食堂やコインランドリーがいくつもある。
生活するだけなら、けっこう便利。
まさに長期滞在向けの立地といえる。
夜遊びメインの短期旅行者には、やや動きづらい。
レンタルバイクがあれば日中の移動は問題ない。
が、飲みに出かけるなら飲酒運転となり、サードロードでも検問は頻繁に行われている。バイクタクシーはすぐ近くに待機しているんで、夜間はバイタクで出かけるのが良さそう。
宿泊料金と予約先
アゴダで1泊722バーツ（税込み）だった。2459円。
日によっては、これより安く予約できることもある。要チェック。
直接予約でマンスリー契約可能。
ローシーズンのマンスリー料金は、8,500バーツ。3月からローシーズンプライスが適用となるそうだ。
ハイシーズンは、12,500バーツとかなり値上がり。たぶん、11月から2月まで。
また、一年契約すれば、月額バーツとかなり安くなる。
なんと、1ヶ月6,800バーツ。
スイミングプール付きのサービスアパートメントがこの価格はかなり安い。
電気代は、1ユニット8バーツ。水道代は250バーツ。
エアコンをほどほどの利用にとどめれば、電気代一ヶ月1000バーツほどだろうか。通常家賃8,500バーツと水道代と電気代を合わせると、1万バーツ以内に収まるはず。
ルームクリーンの頻度は聞きそびれたが、おそらく週2回程度のはず。
スイミングプール付きのサービスアパートメントに住んでも、一ヶ月1万バーツ以下。
これがパタヤ長期滞在の魅力。
ローカルアパートでは最低3ヶ月滞在の縛りをかけているところが多いけれど、この手のサービスアパートメントなら1ヶ月だけでも借りられる。これがサービスアパートメントの利点。
一年単位で契約すれば、もっと安くなる。
まあ、さすがに年単位で暮らすなら、コンドミニアムを借りたほうがいい部屋に住めるとは思う。
数ヶ月単位の中長期滞在を繰り返す場合に、借りっぱなしにしておいて、拠点として利用するのもいいでしょうね。留守中は荷物置き場としておけば、パタヤに戻ってきてからすぐに通常の生活を始められるんで。
周囲には、他にもサービスアパートメントが並んでいる。
ホテル予約サイトでは取り扱っておらず、現地で確かめる必要あり。
パタヤで長期滞在しようと考えている人は、こういった物件をいくつもあたって、自分の好みと予算にあった宿を探しましょう。
もちろん、短期滞在用の格安ホテルとしても利用価値あり。
ちょっと奥まった場所だけど、わりと使えます。
まとめ
部屋は清潔で広め。一人暮らしなら普通に快適です。たまにゲストを迎え入れても一晩二晩程度ならストレスなく過ごせそう。
マンスリー１万バーツ以下のサービスアパートメントとしては充分でしょう。
ホテル利用としても、1日700バーツ程度なら、お手頃価格。800バーツを越えると割高感あり。
部屋と立地条件が自分に合うかどうかは、実際に泊まってみないとわからない。
いずれはパタヤでロングステイを考えているなら、まずはお試しで泊まってみるのがベター。
もし気に入れば、マンスリー契約に切り替えればいい。
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