ソンクラーンを迎えて外国人旅行者で盛り上がるタイ国内。
タイの観光スポーツ省が、今年1月1日から4月14日までの外国人旅行者の統計を発表した。
タイ訪問外国人
2024年1月1日から4月14日
タイを訪れた外国人旅行者:10,723,953人
4ヶ月ちょっとで1千万人を超えた。
国籍別トップ5
1.中国 2,031,552人
2.マレーシア 1,391,057人
3.ロシア 695,624人
4.韓国 619,186人
5.インド 546,935人
ボーダーパス(ラオスなど近隣諸国から制限付きで陸路国境入国するためのもの)で入国した数は含めない。ラオスやカンボジアからボーダーパスで日常的にタイ出入国を繰り返す人は大勢いるが、統計には含まれない。パスポートで入国した外国人のみを対象とする。
なお日本人は約30万人。
4月8日から14日までの週間の統計では、1位がマレーシアで150,390人で、2位が中国で148,653人、3位がインドで36,056人、4位がロシアで34,671人、5位が韓国で30,427人。
マレーシアからの観光客が大きく増えている。ソンクラーン目当ての旅行者が多い。
中国とタイの相互ビザ免除協定がはじまってからは、中国からの旅行者も着実に増加している。
外国人旅行者1,000万人による売上は5,180億バーツになるとの計算だ。
観光スポーツ省の目標は、今年の外国人旅行者4,000万人に設定したという。これはパンデミック前の2019年と同等の数字だ。
タイ国内とインバウンドによる観光産業の全体の収入は3兆バーツになると見込んでいる。
2023年にタイを訪れた外国人旅行者は約2,800万人で、収入は1.2兆バーツだった。
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