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タイ入国情報

プーケットサンドボックス7月1日開始を再確認。入国や滞在中のルール詳細。

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タイ国政府観光庁(TAT)総裁が、プーケットサンドボックスの7月1日開始をあらためて確認する文書を公開した。
ツアー会社による詳細もいくつか明らかとなっている。
すでにサンドボックス向けのホテルも予約開始。
滞在中のルールもいくつか判明している。

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プーケットサンドボックスは2021年7月1日に開始する

TAT総裁が、5月27日付の文書を公開している。これは観光業者に向けたもの。
題名は、「プーケットサンドボックスは2021年7月1日に開始する」

2021年3月26日、プラユット首相が議長をつとめる経済状況管理センター(CESA)は、TATが提案したプーケット開放計画を承認した。これはワクチン接種を完全に終え、プーケット到着時の検査で陰性であった海外からの旅行者にプーケットを開放するものである。
承認された計画では、国際旅行者は隔離を免除されるが、プーケット外へ移動する前にプーケットに少なくとも7日間は滞在しなければいけないと規定されている。
この計画は2021年7月1日に発効する。これはタイ観光産業の復興を加速させ、タイ国内の他の観光地の再開への道を切り開くことを目的としている。

これを関連し、TATは計画がスケジュール通りであることを再度断言したい。そして、プーケットは提案された条件下において外国人観光客に対して開放されるであろう。TATは、スムーズかつ成功するプーケット開放となるように観光業界パートナーと協力していく取り組んでいく。

ざっくりとこのような内容となっている。
これは観光業界に向けた声明であり、あらためてプーケットサンドボックスはスケジュール通りに進めるから、ツアーの準備を進めてほしいということになる。

プーケットサンドボックスの詳細

すでに、いくつかの旅行代理店はサンドボックス実施に向けて動きだしている。
入国条件、検査、フライト、ホテル、移動手段などなど。

以下、旅行代理店経由の情報を紹介していく。
プーケットサンドボックスのレギュレーションが正式決定したわけではないが、参考までに。

サンドボックス入国プロトコール

・タイ保健省が定めた低リスク国と中リスク国のリストに入っている国からのワクチン接種済み旅行者
・ワクチン接種は到着1週間以上前かつ1年以内にかぎる
・両親と共に旅行している12歳未満の子供はワクチン接種済み証明書は不要
・12歳から18歳はプーケット空港到着時に迅速抗原検査を自費(1200から1500バーツ)で受ける必要がある
・プーケットサンドボックスは空路もしくは海路で利用可能

・フライト出発前72時間以内の陰性証明書も必要
・すべての旅行者は旅程表あるいは訪問計画を提示し、Thailand Plus アプリケーションを有効可し、全滞在期間中の位置情報を開示しなければならない。
・滞在5日まではプーケット内で自由、滞在5日目にPCR検査を行う
・滞在6日目と7日はプーケット島外の島への1日旅行が可能となる
・滞在期間が7日より短い場合は、プーケットからのみ帰国便の利用が可能。7日以上の場合はバンコクからのフライトも利用できる。
・すべての予約施設(ホテル、レストラン、ツアー、スポーツレクリエーション、交通機関)はTATによってSHA(Safety and Health Adimistration)認定されていなければならない。

検査プロトコール

国際旅行者
・ワクチン接種済み旅行者(18歳以上)は、滞在5日目にPRC検査を実施
・非ワクチン接種旅行者(18歳以上)は、到着時にPCR検査を行い、ALQホテルに14日間滞在する
・12歳から18歳の国際旅行者は、プーケット空港到着時に迅速抗原検査を行う
・親同伴の12歳未満は検査の必要はない

国内旅行者
・ワクチン接種済み旅行者(18歳以上)は、検査不要でプーケットに入ることができる。
・12歳から18歳を含む非ワクチン接種旅行者は、チェックポイントにて迅速抗原検査が必要となる。
・親と同行する12歳未満の子供は検査不要

プーケット直行フライト

タイ航空がヨーロッパからのプーケット直行便を7月に運航開始すると発表済みだ。
アジアの都市も一部含まれている。

関連記事:タイ航空が7月よりプーケット直行便運航へ。日本路線はまだ。

タイ航空以外にもプーケット直行便を計画している航空会社はある。
まだ計画段階であり、この通りに運航されるかは定かではない。

タイ航空:ロンドン、香港、コペンハーゲン、ニューデリー、フランクフルト、パリ
ジンエアー:ソウル
大韓航空:ソウル
キャセイパシフィック:香港
エバー航空:台北
エミレーツ航空:ドバイ
トルコ航空:イスタンブール
シンガポール航空:シンガポール
カタール航空:ドーハ
エルアルイスラエル航空:テルアビブ

乗り継ぎは可能?

海外からのプーケット直行便が原則となる。

ただし、スワンナプーム空港のE9ターミナルに到着するフライトのみ乗り継ぎが可能となるとのことだ。
指定されたトランジットエリアはE9のみとなる

これだけではあまりにも情報不足のため現状ではなんとも言えないが、日本からのスワンナプーム乗り継ぎ便でもプーケットサンドボックスは利用になるかもしれない。

空港からホテルへは?

プーケット空港到からホテルへの移動は、SHA認定済みのツアーオペレーターや運輸会社が運用する車両のみで移動可能。

ホテルは?

SHA+認定のホテルにのみ宿泊可能。
SHA+とは、通常のSHA認定に加えて、全従業員がワクチン接種済みであることが条件となっている。

プーケットにはSHA+認定を受けているホテルがいくつかあり、すでにサンドボックスモデルでのホテル予約も受け付け開始している。

なお、ホテルではタイ人との同部屋宿泊も可能。
ただし、プーケット県外からプーケットに入るには、ワクチン接種証明書もしくは陰性証明書が必要となる。または到着時に迅速抗原検査が行う必要あり。
たとえばパタヤからプーケットにタイ人彼女を呼び寄せるには、プーケット入県時に検査をしてからホテルに来てもらえば、一緒に滞在することが可能となる。

プーケット滞在中の活動や観光は?

サンドボックスで入国した旅行者は、SHA認定されたツアー会社によるアクティビティとツアーのみ許される。すべてのツアーはプーケット島内部に限られる。

すべての旅行者は滞在5日目に検査を実施。
陽性であれば即座に病院に移送される。
陰性であれば、プーケット島周辺にある他の島(ピピ島。ヤオヤーイ島、ヤオノイ島、パンガーベイ)へのツアーが利用可能となる。これはツアーオペレーター主催の日帰りツアーのみとなる。

他県への移動

サンドボックス旅行者は、最低でも7日間はプーケットに滞在しなくてはいけない。その後は他県への移動が可能となるが、出発72時間前以内のPCR検査が求められる可能性がある。また目的地のチェックポイントではワクチン接種済み証明書を提示しなければならない。

参照:https://royalvacationdmc.com/blog/phuket-sandbox/
参照:https://www.facebook.com/sunleisureworldtravel/

まとめ

プーケットサンドボックスはたしかに動き出している。
各ツアー会社でも準備を進めている。

現時点でのルールでは、隔離無し入国後7日間の行動範囲は限られるようだ。
当初の話では、プーケット内であればどこでも自由に移動できるというイメージだったが、実際にはなかなか厳しそう。
基本的にすべての施設はSHA認定業者のものしか利用できない。
空港からホテルはSHA認定ツアー会社で移動、ホテルはSHA+認定ホテルのみ、日中の活動はSHA認定ツアー会社による移動と案内で認定施設のみが利用可能。
このルールだけを見てみると、自由にバングラー通りで夜遊びするのは無理なような気がする。
でも、ホテルから一歩も出てはいけないなんてこともないだろうし、位置情報アプリをインストールしたスマホを部屋に置いておけば自由に外出できることになる。

むろん、まだ詳細なルールは正式決定していない。実際に運用がどうなるかは不透明だ。

7月1日のプーケット開放なるか。
開始予定まであと1ヶ月。
もう少し様子見をしておく必要がありそうだ。

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