本日4月22日のCCSA本会議にて、5月1日開始の新しいタイ入国ルールが承認された。
Test&Goは終了となり、入国後のPCR検査も事前のホテル予約も不要となった。
検査も隔離もなしでタイに入国できる。
関連記事:5月1日タイ開国 Test&Go終了で検査と隔離不要のタイ入国可に
タイランドパスでの登録は引き続き必要となる。
5月1日入国から新しいルールとなるが、タイランドパスの登録は前倒しで開始されることになった。
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新しい制度でのタイランドパス登録は4月29日開始
CCSA会見英語版(タイ外務省担当)の発表では、新ルールへの変更に際して、タイランドパスの受付を一時停止するとのことだった。
その後、タイランドパスより正式なアナウンスがあった。
2022年5月1日以降にタイに空路で入国する旅行者のタイランドパス登録は、4月29日午前0時1分(タイ時間)に開始する。
5月1日からのタイ空路入国要件は以下のとおり。
1.完全にワクチン接種した者
・タイランドパス登録
・パスポート、ワクチン接種証明書を含む必要書類を添付する
・最低1万ドルをカバーする医療保険加入証を添付(非タイ国籍者のみ)
(出発前およびタイ到着時の検査はどちらも不要に)
2.ワクチン未接種者
(オプション1-隔離免除)出発前72時間以内の発行されたRT-PCR検査陰性証明書を持つ旅行者
・タイランドパス登録
・最低1万ドルをカバーする医療保険加入証を添付(非タイ国籍者のみ)
・パスポートと陰性証明書を添付
(タイ到着後のいかなる検査も要求されない)
(オプション2-隔離)出発前72時間以内の発行されたRT-PCR検査陰性証明書を持たない、もしくは隔離を希望する旅行者
・タイランドパス登録
・パスポート、5日間のAQホテル予約確認書(1回のPCR検査を含む)を添付
・最低1万ドルをカバーする医療保険加入証を添付(非タイ国籍者のみ)
・AQホテル5日間隔離中に滞在4-5日目にRT-PCR検査を受ける
注意:すでにタイランドパスが発行されている旅行者は発行されたQRコードで入国することができ、新たにタイランドパスを登録する必要はない。
以上が公式アナウンスの内容。
5月1日以降のタイ入国について
5月1日に新しいルールで新規申請する場合は、4月29日に申請すればいい。
2日しか猶予がないが、間に合うというタイランドパス側の判断なのだろう。
ためしにタイランドパスで登録を進めてみると、すでに4月30日入国分までしか登録を受け付けていない。
5月1日以降入国予定の人は4月29日まで登録を待つ必要あり。
ワクチン接種済みであれば、用意するものはパスポートとワクチン接種証明書と医療保険書だけでいい。
今から医療保険を用意しておけば、すぐにタイランドパス登録できるようになる。
5月1日以降入国予定の承認済みタイランドパスを持っている人は、そのままタイランドパスが有効で、入国時にQRコードを提示すればいい。
ホテル宿泊や空港送迎やPCR検査は不要となるので、キャンセルや返金についてはホテル側と交渉することになる。ホテルと連絡を取っておくこと。なんらかの提案があるはずだ。
ワクチン未接種者への登録要件も明らかとなった。
やはり、陰性証明書があれば、AQホテルでの隔離は不要だ。
タイランドパスに陰性証明書をアップロードする。承認されれば、ワクチン接種済み旅行者と同様に、検査も隔離も無しで空港到着後は自由にタイ国内を旅行できる。
陰性証明書を登録しない場合は、5日間の強制隔離となる。この場合は、タイランドパスに事前予約したホテル予約確認書の添付が必要。
まとめ
Test&Goとサンドボックスは終了。ワクチン接種済みという枠組みに統合された。
5月1日以降もタイランドパス登録は継続だが、要件はかなり簡略化される。
煩わしい事前のホテル予約が不要となった。
簡単な登録作業となる。
到着時のATK検査もなく、空港ではタイランドパスのチェック、入国審査、税関を抜けると、あとは完全自由行動だ。
ほぼ全面開国といえる内容だ。
少しだけ手間はかかるが、タイランドパス登録は難しくない。
ゴールデンウィークを利用して5月1日にタイ旅行しようと考えている人は4月29日まで登録を待つべし。
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