タイ入国情報

7月1日プーケット開放承認。タイ隔離無し短期旅行も可能に。

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TAT(タイ国政府観光庁)が提案していたプーケットサンドボックス計画。
予定どおりに、6月4日のCESA(経済状況管理センター)にて取り上げてられ、承認された。
当初の予定よりも厳しいルールとなるが、7月1日のプーケット開放が決定的となった。
システム上では、プーケット滞在限定でタイ隔離無し入国短期旅行ができるようになる。

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プーケット7月1日開放

プラユット首相を議長とするCESA会議にて、7月1日プーケット開放計画が承認された。
ワクチン接種を完全に終えた外国人観光客は隔離検疫を受けることなくプーケットに入国することが許可される。

CESAでは条件を指定した。

・14日より以前かつ1年以内に完全にワクチン接種を受けた旅行者のみが利用可能。また、タイ保健省が定める低リスクおよび中リスク国からの旅行者に限定される。

・ワクチン接種済みの親と同行する6歳未満の子供はそのまま入国できる。6歳から18歳の子供はプーケット到着時に検査を受ける必要がある。

・タイ国内あるいはWHOによって承認されたワクチンによるワクチン接種証明書が必要
タイで承認されたワクチンは、シノバック、シノファーム、アストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソン、モデルナ。
WHOが承認されたワクチンは、ファイザー、モデルナ、ジョンソンエンドジョンソン、シノファーム、シノバック。

・追跡アプリケーションのインストールが必須

・SHA+認定のホテルに14日間滞在し、その後はタイの他県への移動が可能となる

・アプリで健康状態をレポートし、保健省の要求に応じて検査を受け、保健省が定める感染対策措置に従い、観光活動を行うことができる

計画では、欧米からの観光客誘致が狙いで、12万9千人の観光客受け入れを目指している。
近隣諸国からの旅行再開については、各国のワクチン接種や海外渡航方針による。TATでは毎月状況を確認するとしている。

TATでは、プーケット以外の観光都市の段階的開放も提案していた。
バンコク、クラビ、パンガー、スラタニー、チェンマイ、チョンブリ、ブリラム、ペチャブリ、プラチュワップキーリーカンの9県だ。

クラビ:7月、8月、10月と段階的に開放
パンガー:8月からカオラックを開放
スラタニー(サムイ島):7月以降段階的に開放
チェンマイ:8月以降段階的に開放
チョンブリ:10月にパタヤ(バンラムン、サタヒップ)を開放
バンコク、ペチャブリ(チャアム)、プラチュワップキーリーカン(ホアヒン)、ブリラム:10月開放

CESAでは、サムイ島、ピピ島、クラビ、パンガーの開放計画の提案は承認せず、状況評価するように求めた。プーケットサンドボックスの開始後に再検討する。

10月のパタヤ、ホアヒン、ペチャブリ、ブリラム、バンコクの開放については同意。定期的に状況を確認していくとしている。

つまり、プーケット7月1日だけが正式承認という形となる。
残りの9県について10月1日開放の方針で進める。
プーケットサンドボックスがうまくいくようなら、パタヤやバンコクが追随して10月1日に開放されることになる。

プーケットサンドボックスにおける詳細なルールは、まだ正式決定していない。
来週にCCSA(感染状況管理センター)本会議で検討され、サンドボックス計画の承認が行われる予定。
その後、内閣での承認を経て、官報に掲載されると、プーケットサンドボックスは最終正式決定となる。

参照:https://www.bangkokbiznews.com/news/detail/941834
参照:https://www.thaipbsworld.com/thailand-specifies-requirements-for-reopening-to-foreign-tourists-on-july-1/

サンドボックスルール

サンドボックスのいける入国や滞在ルールはいくつか明らかとなっている。
ただし、前述のように、まだ正式決定ではない。
TATによる提案段階のものだ。
今回のCESAによる指示で一部はすでに変更となった。
来週のCCSA会議や閣議によってさらに変更となる可能性あり。

とりあえず、暫定的なサンドボックスルールを列記しておく。

プーケットサンドボックス基本ルール(変更の可能性あり)
・事前にワクチン接種証明書、陰性証明書、10万ドル以上の医療保険加入、ホテル予約、COE(タイ入国許可証)の取得が必須
・フライトは直行便経由便どちらも可(船での入国も可。陸は不可)
・ツアーを利用せずとも個人手配可
・宿泊はSHA+認定ホテルのみ。14日間滞在期間中にホテル変更不可。ずっと同じホテル。自分のコンドがあっても宿泊不可。タイ人宅も不可。
・ホテルの部屋に他のゲストと一緒に泊まることは可能
・空港からホテルへの移動はSHA認定業者による移動手段のみ利用可。
・14日滞在期間中はホテルから出ての観光は可能(規則に従う必要あり)
・プーケット滞在14日後は県外への移動自由
・14日未満の滞在も可能だが、プーケットから出国する必要あり

事前のCOE取得などの条件は、ワクチン接種証明書以外、現行の隔離あり入国ルールと違いはない。

経由便はスワンナプーム空港の特定のターミナルのみで可能となる。

サンドボックスはパッケージツアーのみ利用可能という話も出ていたが、これはなくなったようだ。
タイ航空はすでに個人向けに7月からのプーケット直行便のチケットを販売開始している。
現行のCOE発行と同じく、個々に航空券とホテルを予約するというスタイルになる。
ただ、空港からホテルへの交通手段についての詳細は不明。事前予約がいるのか、現地でSHA認定業者のみが対応する形となるかもしれない。

元々の提案では、入国後7日間プーケット島内に滞在すれば県外への移動が許可されることとなっていたが、14日間に延長された。
また、滞在5日目に検査を行い、陰性ならば、6日目以降はピピ島にも行ける計画であったが、おそらくこれも不可となった。
14日間はプーケット島内のみ行動の自由があるはずだ。

宿泊はSHA+の認定を受けたホテルのみ可能。渡航前に宿泊日数分すべてを予約しておく必要がある。14日滞在期間中、宿泊できるホテルは1箇所のみで、2箇所にわけての事前予約は不可。14日を過ぎると自由にホテル変更できる。
SHA+は、従業員の70%以上がワクチン接種を終えている施設に対して認定される。
すでにプーケットでは多くのホテルがSHA+認定されており、今月中にはさらに増えていく。
ホテルの選択肢は多くなるが、途中変更できないとなると、慎重に選ぶ必要がありそうだ。ASQホテル予約と同じ状況だ。
現時点で提案されているルールでは、SHA+ホテルの客室にゲストを招いて一緒に滞在することは可能となっている。つまり、バンコクやパタヤにいるタイ人をプーケットに呼び寄せて、同じ部屋で寝泊まりすることができる。
ただし、国内線であってもプーケット行きのフライトは、ワクチン接種証明書もしくは陰性証明書がないと搭乗拒否される。陸路は到着時の検査でもよいとされている。

タイ隔離無し短期旅行が可能に

プーケットサンドボックスは、最低14日間の滞在が義務付けられているわけではない。
14日に満たない場合は、プーケットからタイ国内への移動が認められず、そのまま本国へ帰国する(もしくは他の国へ移動)することになる。
最低宿泊日数に関する決まりはないようだ。

ということは、ルール上は、2泊3日といったド短期旅行も認められる。
ワクチン接種証明書など各種書類を揃えさえすれば、隔離無しでタイに入国できる。
滞在はプーケット島内のみで、いろいろと制限はつくだろうが、行動の自由はある。
ゲストと一緒に宿泊もできる。

日本が低リスクないし中リスク国のリストに入っているかは不明だが、おそらくは大丈夫だろう。たぶん認められる。

となれば、日本からタイへの隔離無し入国短期旅行も不可能ではなくなる。
タイへ隔離無しで入国しプーケットで待っているタイ人とすぐさま合流して、そのまま帰国まで一緒に過ごすことができる。

むろん、ルール上の話。
実際にはハードルはものすごく高い。
まず日本でワクチンを接種し、さらにワクチン接種証明書を英文で取得しなければならない。ここが第一の関門。
また、タイへ短期で旅行できたとしても、日本帰国が厳しい。陰性証明書が必要で、タイから日本入国時には検疫所指定の施設で3日間隔離され、その後は自宅での待機も求められる。これも大きな関門だ。
会社勤めしている人には絶望的な条件だ。

理屈のうえではタイへの短期旅行が可能となるが、日本からは現実的ではない。
それでも、現行のタイ入国時14日間強制隔離に比べれば、遥かに進展することにはなる。
これからタイで中長期滞在者しようとする人にはプーケット開放は間違いなく有効な手段だ。

詳細なルールは来週にははっきりするだろう。
プーケットサンドボックスでタイ渡航を考えている人は、あわてて航空券を予約することなく、もう少しだけ待つのが得策かと。

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