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タイ入国情報

日本大使館発表:タイ入国のための「Thailand Pass」の6月1日以降の運用方針の変更について

投稿日:

6月1日からの新しいタイ入国措置については、これまで何度も取り上げてきた。
タイ政府やタイランドパスからの公式情報は数知れず。これらは英語ないしタイ語での情報だった。
それから在東京タイ王国大使館からは日本語で発表があった。
最後に、在タイ日本国大使館よりお知らせが出た。
これで全部の公的な情報発信が揃った形だ。

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タイ入国のための「Thailand Pass」の6月1日以降の運用方針の変更について

6月2日付けで掲載された在タイ日本国大使館からのお知らせとなる。
5月30日付けの官報掲載内容をまとめたものだ。
シンプルにまとめてあるのでわかりやすい。

以下引用。一部リンクは割愛。

タイ入国のための「Thailand Pass」の6月1日以降の運用方針の変更について

タイ入国のための許可申請システム「Thailand Passシステム」の6月1日以降の運用方針の変更について、概要をお知らせします(5月30日、タイ政府が告示(CCSA指令第11 / 2565号)により発表)。
日本人がタイに入国する際は、引き続きThailand Passシステムを通じた申請が必要ですので、ご注意ください。
タイ入国の手続きの詳細については、以下の在京タイ大使館のホームページもご参照ください。

(変更点のポイント)
* Thailand Passシステムを通じた申請を継続する(タイ国籍者を除く)。
* ワクチンの接種状況によらず、全ての渡航者に対してタイ入国後の隔離措置が廃止される。ただしワクチン未接種者又は未完了者の場合、渡航72時間前に受検した検査(大使館注)の陰性証明が必要。
(大使館注)RT-PCR検査のみならず、病院等の医療機関による抗原検査(Professional-ATK)も認められる。ただし、自己抗原検査(Self-ATK)は認められない。

1. ワクチン接種完了者(タイ政府が認可しているワクチンを規定回数接種した証明書を有する方)
(1)Thailand Passを通じた事前申請
* ワクチン接種証明書の提示(ただし、渡航日の14日前までに接種し、タイ保健省が認可しているワクチンを規定回数接種していること)(大使館注)。
* 新型コロナの治療費等を含む1万米ドル以上の治療補償額の医療保険証(英文)の提示。
(大使館注)タイ入国に際して、タイ保健省が認可しているワクチンと規定の接種回数は、こちら をご参照ください。

(2)タイ渡航前及び入国後のRT-PCR検査による陰性証明の提示が免除され、タイ入国後の健康観察期間(隔離)措置についても免除される。
(3)ただし、タイ入国後、渡航者自身が準備したATK検査キットで検査を実施し、検査結果を当局が指定する方法(Mor Chanaアプリ等)でタイ保健当局に報告することが要請される(大使館注)。タイ入国後の自己ATK検査で陽性が確認された場合は、タイ保健省が定める病院において再度検査及び治療を受けることとなる。
(大使館注)タイ政府は、特に新型コロナが疑われる症状がある場合は、必要に応じて適切な治療を迅速に受けられるように、ATK検査の実施を推奨していいます。
(4)渡航する14日前までに、タイ保健省が認可しているワクチンを少なくとも1回接種し、接種証明書を有する未成年者(5歳以上18歳未満)は、ワクチン完全接種者と同じ条件で一人での入国が可能。また、保護者同伴のワクチン未接種 / ワクチン接種未完了の未成年者(18歳未満)は、接種証明書の提示は不要であり、保護者と同様の条件で入国が可能。

2. ワクチン未接種者/ワクチン接種未完了者(タイ保健省が認可しているワクチンを規定回数接種した証明書を持っていない方)
(1)Thailand Passを通じた事前申請
* 渡航前72時間以内に受検したRT-PCR検査ないし専門機関による抗原検査 (Professional-ATK)による陰性証明書の提示。
* 新型コロナの治療費等を含む、1万米ドル以上の治療補償額の医療保険証(英文)の提示。
(大使館注)自己抗原検査(Self-ATK)は認められておらず、病院等の医療機関にて抗原検査 (Professional-ATK)を受検する必要がある。

(2)タイ入国後の防疫措置
入国後の健康観察期間(隔離)措置及びRT-PCT検査のいずれも免除される。ただし、タイ入国後、渡航者自身が準備したATK検査キット(Antigen Self-Test Kit)で検査を実施し、検査結果を当局が指定する方法(Mor Chanaアプリ等)でタイ保健当局に報告することが要請される。タイ入国後の自己ATK検査で陽性が確認された場合は、タイ保健省が定める病院において再度検査及び治療を受けることとなる。

https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20220602-2.html

補足:モーチャナは終了

大使館注として、入国後にセルフATK検査してモーチャナアプリなどで結果を報告することが要請されるとあるが、実際にはまったく行われていないといえる。

またモーチャナアプリは廃止するとタイ保健省が発表したばかりだ。
CCSAでも告知を出している。

外国人旅行者へのモーチャナアプリ登録義務は解除されており、もはやモーチャナアプリの存在意義はなくなったとの判断。これまでのデータはすべて消去される。
タイ入国後のセルフATK検査は必要ないが、感染が疑われるような症状が出た場合は、ATK検査することが推奨されているといったところ。

まとめ

6月1日よりすべてのタイ入国者は、検査も隔離も不要となる。
ワクチン接種済みであれば、陰性証明書は不要。
ワクチン未接種ならば、陰性証明書が必要。
いずれにせよ、到着時の検査も隔離もいらない。

タイ人はタイランドパス登録不要となる。
タイランドパス登録は不要だが、ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書のどちからは提示する必要がある。
もしきちんと提示できない場合は空港でATK検査を受けることになる。

外国人はタイランドパス登録が必要。
入国を承認するシステムではなく、情報の事前登録システムに変わっているというのがCCSA会見での説明だ。
タイ人は事前情報登録が不要で、外国人は必要というわけだ。

タイランドパス申請方法はこちらから。

関連記事:タイ入国に必須 タイランドパス(THAILAND PASS)申請方法[6月1日最新版]

登録内容はかなり簡素化されており、わかりやすくなった。
登録後は自動的にQRコードが発行される。
1-2時間以内ということだが、実際には30分ほどで届くようだ。

タイ入国のシステムは本当にシンプルになってきた。
あとは、タイランドパスが廃止されるのを待つだけ。

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