広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

パタヤ近況

タイのBoltが晴れて合法化、クレカ決済も開始へ

投稿日:

便利な配車アプリのBolt(ボルト)。
ただ、問題もあって、地元のタクシーとのトラブルが多いこともその一つだ。
パタヤビーチではバイクタクシー軍団と一触即発の事態となったばかりだ。

関連記事:パタヤビーチでバイクタクシー対Bolt騒乱事件

Boltが法的にはまだ認められていないことも要因となっている、という話だった。営業が認められていないBoltが違法に客を集めて、バイクタクシーから客を奪っているわけで、それでタクシー側が怒るという構図だ。
が、どうやら、Boltの違法性はなくなったらしい
ようやく陸運局からの承認を受けたとの発表があった。

広告



タイのBoltが認定を受ける

Bolt Thailandからの発表。

2023年5月12日付けで、陸運局よりeサービスプロバイダーとして正式に認定された。
新しい支払い方法としてクレジットカードとデビットカードによる決済オプションを追加する。
2023年6月12日からは15%の手数料が徴収される。

https://sites.google.com/bolt.eu/thailand-news/how-to-charge-commission

ざっとこのような内容だ。
詳しい法的解釈はわからないが、これまではグレーゾーンでの営業であったのは確かだろう。
かぎりなく黒に近いグレーゾーンだったものが、陸運局の承認を得たことで、Boltアプリを使った乗客の送迎は違法状態ではなくなった、ということのようだ。
合法的にBoltを利用できる。

なお、タイのメディアの報道によれば、これまで陸運局から認定を受けた配車サービスアプリは以下の6つ。

Robinhood
Grab
Hello Phuket Service
Asia Cab
Bonku
Airasia Super App

ここにBoltが加わる。

エリアによって利用できるサービスは異なる。
パタヤでは利用できるのは、GrabとBoltの2つだ。

Grabでは、事前登録しておけばクレジットカードでの支払いが可能だ。
Boltはこれまでクレジットカード支払いは不可。
さきほど実際にチェックしてみたが、今のところ支払い方法にクレジットカードは追加されていない。キャッシュのみだ。
クレジットカード払いが可能になる日付ははっきりしない。
6月12日からは手数料15%を徴収するとのことだが、これがそのまま運賃に反映されるのか、ドライバーへの報酬支払い時に差し引かれるのか、そのあたりもよくわからない。
上掲の発表はBoltドライバーへ向けた内容のようにも思える。
そういえば、Boltは手数料を取らないといった話を聞いた覚えがある。だからこそ運賃が安いのだと。

それでも、Boltの料金設定は、サービス開始当初よりも高くなってきている。
以前なら60バーツ程度の距離でも80バーツから90バーツほどの設定になることが多い。
Grabとの料金の差は縮まってきたように思う。

Boltが合法化となっても、地元のタクシーとのトラブルは引き続き起こりそうだ。
バイクタクシーの待合所の前で、これみよがしにBoltやGrabを呼び出すのは避けたほうが無難だろう。バスターミナル内に呼び出すのも不可だ。

まあ、陸運局の認定があろうとなかろうと、Boltアプリでの配車は普通に稼働していた。
たぶん、利用者は誰も気にしていないだろう。気にする人はそもそも利用しない。
個人的には何も気にせずに何度となく利用してきたが、一度も問題になったことはない。
ノースパタヤのバスターミナルで呼び出し不可を知らずに、何度もキャンセルを食らったことがあるくらい。
支払いで揉めたことはないし、いつもニコニコ現金決済だ。
クレジットカード決済が可能となっても、たぶん現金払いを続けると思う。
海外でGrabを使う際には、クレジットカード払いを選択することもある。実際ベトナムではクレジットカード払いにした。
でもパタヤ内でBoltを利用する際には現金払いで充分なような気がする。さすがにパタヤからバンコクまで行くといった長距離ではカード払いするかもしれないが。
もしこの先もBoltの価格が上昇するようであれば、Grabと比較して、安いほうが選ぶだけの話。
安くて便利な方を選ぶ。選択肢は多いほうがいいんで。

広告

-パタヤ近況

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.