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パタヤ近況

ゴールデンウィーク直前 パタヤは完全復活しているのか?

投稿日:

もうすぐゴールデンウィークだ。
パンデミックにより海外旅行が大きく制限されたのが2020年3月頃。
2019年のゴールデンウィークや年末年始よりずっとタイに行けず、このゴールデンウィークで3年から4年ぶりにパタヤを訪れるという人も多いだろう。
一時期はゴーストタウンと化したパタヤだったが、タイ開国とともに徐々に回復し始めた。
パタヤの現状と復活具合についてまとめておこう。
数年ぶりにパタヤ旅行する予定の人は参考までに。

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空港からパタヤ

タイ国内の移動手段はほぼ復活している。

スワンナプーム空港からパタヤへのエアポートバスは通常運行だ。ただし、人気のため、待ち時間が発生すること多い。
ドンムアン空港からのバスは運行していない。自力移動を。

バンコク(エカマイ・モーチット)からのパタヤ行きバスも通常運行。特にエカマイ発は人気となるため、場合によっては1時間2時間待となるかも。
ネットで事前購入できるようになっており、予定が決まっているなら、前日までに購入しておくのがベター。時間は大切に。

基本的に、スワンナプーム空港-パタヤ、バンコク-パタヤの交通については、完全に元に戻った。

パタヤのソンテウとBolt

パタヤの乗り合いソンテウは基本運賃10バーツのままだ。
値上げはしていない。

ただし、ソンテウのチャーターやバイクタクシーは値上がり傾向にある。
言い値が高いため、交渉が面倒になってくる。

パタヤでは、配車アプリのBoltとGrabを使うのがおすすめだ。

関連記事:タイ・パタヤ旅行で必須、配車アプリBoltの使い方

特にBoltは台数が多い上に料金も安い。
事前交渉一切不要なため、すごく便利な移動手段だ。
パンデミック中に登場したBoltにより、パタヤでの移動は格段に進歩した。

ホテル

パタヤロックダウン中は大半のホテルが休業したり、へたすると廃業していた。

現在は8割から9割ほどのホテルが営業再開した。
が、中には廃墟のままのホテルも残っている。

その一方で、完全新築のホテルも増えた。

関連記事:パタヤに3軒の完全新築ホテルがオープン:Amethyst Pattaya、De Bua Pattaya、サマセットパタヤ
関連記事:パタヤ新築ホテル情報2022年-パンデミックに負けずにオープンしたホテルたち

ここ1年くらいでホテルの料金も上がってきたが、バンコク中心部の値上がりと比較すると、パタヤはまだマシなほうだ思う。

パタヤでのイベント開催時期は満室となることも多いが、ゴールデンウィークには特に大きなイベントはないため、簡単に部屋は探せるはず。
いまだに中国人観光客が戻りきっていないため、ホテル自体は営業再開していても、空き室はわりと多い。

レストラン

ロックダウン中は店内飲食すら禁じられていた。
外国人観光客はおらず、閉店を余儀なくされるレストランも多かった。
それでも、タイ人人気の高い店や、在住ファランから人気の店は普通に生き残っている。

カオトムプラジャンバンはずっと元気に営業。

ムーガタ屋は、一時期99バーツの激安店が雨後の筍のごとく登場してきたが、結局は廃れていった。
今人気なのは、ソイボンコットにある2店舗。

以前はステーキ屋だった店もムーガタ屋に変わり、もともと隣のあったムーガタ屋ともども繁盛している。

関連記事:ソイボンコットの99バーツ食べ放題ムーガタ屋。鮭とイカと肉を鉄板バター焼きで。

現在はどちらも169バーツで食べ放題となっている。

ファラン向けのレストランでは、ソイブッカオのHungry Hippoは相変わらずファラン客が多い。

Chill Innも人気のままだ。
ただし、パタヤの飲食店全体にいえることだが、物価上昇により、以前ほどは安い価格では提供していない。

ソイ8のセイラーバーは長く閉鎖されていたが、再開後はファラン客が集まっている。

パタヤのレストランは膨大な数にのぼる。
どの店が営業再開できて、どの店がなくなったのか。
このゴールデンウィークに確かめてみてほしい。

両替レート

この1ヶ月、いやもっとか、だいたい2500から2600の間をうろうろしている。
2500を下まわることもなければ、2600台に戻って維持し続けることもない。
ずっと2500台。

もう面倒なんで、1バーツ=4円で計算すると手っ取り早い。
厳しい。

天候

基本、暑い。
週明けは夏の嵐だった。パタヤでも突然の嵐と豪雨となった。
雨降り以外は、暑い。
日差しがきついし、とにかく蒸し暑い。
5月はスコールがあるかも。

昼間の外出はほどほどにしたほうがいいと思う。
夜もじめじめと暑い。
まあウォーキングストリートを往復するくらいなら平気でしょう。暑くなったらエアコン効いたバーに入って体を冷やしましょう。

各国観光客の多さ

タイ開国後にパタヤに一気に押し寄せてきたのが、インド人観光客だった。
それとアラブ系観光客だ。
パタヤはインドとアラブで溢れかえった。
ロシア人も一時期は多かったが、一気に減少。プーケットではまたロシア人が増えてきたが、パタヤはそこまで多くない。
東南アジアからの旅行者もいるのだが、そこまで目立たない存在だった。

今年になって中国がいきなり開国した。
そのおかげで、徐々に中国人観光客は増えてきている。
ただ、パンデミック前のような団体バスはそれほど多くない。数人程度のグループで遊びに来ている人が多い印象だ。
中国人に先立ち、香港と台湾からの個人旅行者も増えていた。
あとは、韓国人が多い。

現在は、いろんな国からの旅行者が入り乱れていて、まさに国際観光都市パタヤという感じだ。

相変わらずアラブとインドは多いけれど、東アジア系観光客も増えたので、そこまで目立たなくなってきた。

ファランはいつだっている。
ロックダウン中でも夜な夜なツリータウンに集まってパーティしていたくらいだ。
ファランがいなくなることはない。

日本人は正直、さほど多くない。
でも確実に来ている。
さすがにゴールデンウィークは日本人がもっと目立つようになるはずだ。

パタヤビーチ

パタヤビーチは特に変わらない。
昔に比べると、砂浜が広くなった。
ビーチベッドは全面復活。
昼間は暑いのでビーチで遊び人は少ない。涼しくなる夕方にはビーチ上を歩く人が俄然増える。
いつものパタヤビーチだ。

パタヤビーチの北側では砂浜と遊歩道の改修工事中。

あと、パタヤカン交差点前にあったモニュメントがなくなっている。

見晴らしがよくなった。

なお、ラン島へ渡る観光客は増加する一方だ。
ボートの価格も値上がりしていない。
週末はタイ人観光客で混雑するため、ラン島に行くなら平日がおすすめ。
まだ中国人団体客が押し寄せてはいないため、比較的静かなラン島を楽しむなら、このゴールデンウィークがラストチャンスかも。

ナイトライフの復活

夜の街パタヤは、ナイトライフの復活こそが命だ。
タイが国を閉じ、国内ロックダウンを実施、パタヤでは市内の出入りを制限するパタヤシャットダウンまで実施したことがある。
ナイトライフは完全不可で、ウォーキングストリートはオーバーな表現ではなく、リアルにゴーストタウンとなっていた。

この状態から本当に復活できるのだろうかと絶望感が漂った。

が、蓋をあけてみると、まあ意外とさくさくと復活していくものだった。
むろん、復活の進み具合は場所にもよるし、中には取り壊されて二度と元にに戻らないエリアもある。

ウォーキングストリート

パタヤの夜の代表格、ウォーキングストリート。

メイン通りに関しては、ほとんどの店が営業中だ。

ぱっと見は元通りになっている。

ただ、有名店でいえば、ハッピーは営業再開できていない。

他にも、一部の中華系資本の店は閉店が続く。
パンダは消滅して、別の店に変わった。Richなどの店舗もクローズ。中国人観光客の再開が遅かったために、他店の勢いに勝てなかった。

また、ソイ15内の店舗も苦戦が続く。

有名なWhat's Upはまだクローズしている。一時期は再開の動きもあったが、現在はストップしたようだ。

ソイダイヤモンドは半々といったところ。
Cocoは元気で隣のAngelを買い取って店舗を拡大、ウィンドミルも系列店をウィンドミル2号店にあらためた。

クラブ系でいえば、ファラン人気の高いインソムニアは早々に再開していたが、中韓から人気のあったThe Pierは閉じたままだ。
ウォーキングストリート奥のほうでは、インド系とアラブ系のクラブやディスコが大盛況だ。

外国人観光客の需要に応じて、店が復活していったわけだ。

この先、中国からの観光客が元通りに増えていけば、店の再開も増えていくだろう。
まだもう少し時間がかかる。

かつてのウォーキングストリート内には、Simonという大きなバービア群が2つあったが、どちらも撤退した。
手前側のSimonは別のバービア群となり、奥側のSimonは大きなオープンレストランに変わった。
また、日本人にも有名なシーフードレストランのナンヌアルは、本館向かい側の離れ部分を売却し、現在別の施設を建設中だ。

ウォーキングストリートは完全復活したという意見もあるかもしれないが、現状でそれはない。
パンデミック前に比べると、2割から3割減だ。
まあ、本通り内の見た目はすっかり回復しているので、特に気にならないかもしれない。
店が移り変わるのは、パンデミック前から普通にあったこと。
完全復活では決してないが、現在のウォーキングストリートでは当たり前のように遊ぶことができる。

LKメトロ

完全復活といえるのがLKメトロだ。
完全復活どころか、パンデミック前よりもバーの数が増えており、もはや復活度は120%である。

ウォーキングストリートの復活はゆっくりであったが、LKメトロは早かった。
もともとの客層が長期滞在ファランだったがために、あっという間に回復していった。

ツリータウン

LKメトロを上回る勢いなのがツリータウンだ。
パンデミック中でバーの営業が不可の時期であっても、夜な夜なファランたちが集まりパーティをしていたほどだ。
警察から解散命令が出されても、懲りずに集まる日々であった。
ツリータウンのみ人が集まるという時期が長かった。

ナイトライフ再開後はものすごい勢いで復活。
ツリータウン内のバーはさらに増加。
勢いがえぐい。

つい最近、ツリータウンは、ツリータウンウォーキングストリートと名称を改めて、夜間は歩行者天国とした。

ツリータウンからLKメトロにかけてのエリアが、パタヤでもっとも熱いナイトスポットだ。

ソイチャイヤプーンにもバーが増えた。

怪しいマッサージ屋が減り、今風のバーがどんどん出来ている。
昔の魔境感はちょっと薄れたが、それでもソイチャイヤプーンはおもしろい。

また、比較的新しいソイブーメランもほぼ復活している。
なんなら店が増えたほどだ。

遊び方は人それぞれだが、ウォーキングストリートにはまったく見向きもせずに、ツリータウンからLKメトロ、それにソイチャイヤプーンとソイブーメランだけで遊ぶ人も増えてきたと思う。

無念でならないのが、ソイメイドインタイランドバービア群が消滅したこと。

あの巨大バービア群がなくなってしまうとは。
ツリータウン内ぶからソイメイドインタイランドへ抜けることもできなくなった。
パンデミックにより永遠に失われてしまったものの一つがソイメイドインタイランドだ。

ソイ7とソイ8

一時期は完全にゴーストタウンと化したソイ7とソイ8だった。
ソイ7ではほとんどのバーがFor Saleとなってしまっていた。

が、昨年後半から復活していった。

今では9割ほどのバーが営業している。
新しいバービアエリアも元気だ。

ソイ8でも再開店舗が増えた。
ただ、ソイ8内の一部ホテルはまだ閉まったままだ。

ノースパタヤとソイ6

長いパンデミックによって、パタヤで最もダメージを受けたエリアがノースパタヤだ。
もともと中国人と韓国人向けに特化した施設が多かったせいもあり、ほとんど誰もいなくなってしまった。
特に中国人団体客向けの店は軒並み廃墟となってしまった。

また、有名なバービア群のドリンキングストリートも消滅した。

ソイメイドインタイランドと並び、パタヤ二大悲劇である。
あと、サバイルームも消滅したが、これを三大悲劇とするにはちょっと物足りない。サバイディーは紫色の外観に塗りなおされて復活したばかりである。

ここ数ヶ月でノースパタヤも復活してきている。
店が増えてきた。

ノースパタヤで一足先に復活したのがソイ6だ。

ナイトライフ再開後でも、当初は半分以下の営業再開だった。
最初の客は長期滞在ファランのみ。そのうち短期旅行者も増え、再開店舗も増えていった。
日本人経営の新店舗もオープンしている。
まだ閉まったままの店もあるため完全復活とまではいかないまでも、現在のソイ6はほぼ元の姿に戻ったといえる。
普通に遊べる。

パタヤの復活

以上、ざっくりパタヤの現状を見てきた。

施設の再開具合と観光客の再来具合を鑑みると、パタヤの復活度は80%くらいだと思う。
決して100%ではない。
まだ再開していないホテルはいくつもあるし、なくなったレストランなども多い。
永遠に失われたバーも数しれない。

ウォーキングストリートもまだ完全復活はしていない。
ただし、LKメトロとツリータウンに関しては復活度120%だ。パンデミック前よりも店舗が増えている。ソイチャイヤプーンも復活度120%。

外国人観光客の数は、なにせ最大派閥だった中国人観光客の再開の足が遅いため、まだまだ少ない。
タイ全体でいうと、2019年の外国人観光客が約4,000万人で、そのうち中国人が約1,000万人だった、今年は全体で2,500万から3,000万人となる見込みだ。
今年に入ってからは1ヶ月あたり200万人の外国人観光客がタイを訪れている。それでも2019年の3分の2以下にすぎない。中国人はもっと少ない。

ファランがメインの遊び場は完全復活しており、場所によっては120%だ。

以前からパタヤで遊んでいる日本人なら、心置きなく今のパタヤを楽しめると思う。
失われたものは多いけれど、パタヤはまだまだへこたれない。

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