広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

ムーガタとチムチュム

ソイボンコットの99バーツ食べ放題ムーガタ屋。鮭とイカと肉を鉄板バター焼きで。

投稿日:2020年11月13日 更新日:


最近パタヤで急増中なのが激安系ムーガタ屋。
99バーツを売りにしている店が増えている。

関連記事:パタヤは激安ムーガタ店開店ラッシュ。89バーツから。サードロードとソイボンコット。

今回はソイボンコットにある99バーツでムーガタ屋に行ってみた。
99バーツで食べ放題となっている。
通常のムーガタのほか、鉄板バター焼きもできる。

広告



ソイボンコットの99バーツムーガタ屋(元ステーキ屋)

いきなりムーガタ密集エリアとなったソイボンコット。
サードロードから入ってすぐの立地ながら、3軒も店が並んでいる。

そのうちの一軒へ。
元々は59バーツのステーキ屋があった店だ。

建物自体はそのままだが、ムーガタ屋に改装されている。
変更になった当初は、ムーガタと並行してステーキも引き続き提供していたようだ。
話を聞くと、ステーキは扱っていないと言われた。ただ、今回の真夜中の入店だったため、昼間はステーキもやっている可能性あり。

ムーガタといっても、ここでは2種類から選択できる。
通常のムーガタと鉄板焼きだ。いずれも食べ放題となっている。
さらにはチムチュムもある。

もしも通常のムーガタだけでいいのなら、看板にあるように一人99バーツ。
バターを乗せた鉄板を追加するなら、1テーブルあたり29バーツ追加となる。
ムーガタと鉄板焼きを両方同時に利用できる。

このシステムは、七輪網焼きを追加できるシーフード系ムーガタ屋と同じもの。

関連記事:生け簀のエビが食べ放題!パタヤタイの新しいムーガタ屋

今回は、通常のムーガタと鉄板焼の2台体制でいどむ。
人数は二人なのに、鍋と鉄板の両方がある贅沢。

食材の種類はさすがに少なめ。

99バーツだけにこれはしょうがない。
野菜、肉、魚、イカなど、最低限のものは揃っている。
エビは見当たらなかった。どうやら訪れた時間が遅かったせいか品切れになったもよう。

お約束のソムタムセットも置いてあるし、フライドポテトといったつまみ系も少々。

食材の豊富さを求めるなら、200バーツ以上のムーガタ屋がいいだろう。
99バーツでは贅沢は言えまい。

ムーガタ

ムーガタはいたって普通。

豚バラ肉をメインに鉄板部分で焼いて、周囲の鍋でスープを作る。
具材の種類が少なくても、シンプルにムーガタだけを食べるなら充分だ。
これで食べ放題一人99バーツだ。ほんと、安い。

鉄板バター焼き

今回楽しみにしていたのが鉄板バター焼きだ。

タイ語では、ヤーンヌーイか。そのまんまバター焼きという意味。
追加で29バーツ必要だが、一度試してみたかった。

七輪の上に丸い小型の鉄板が置かれて、さらにバターをどん!

最近、パタヤのムーガタ屋ではこのタイプの鉄板バター焼きを提供する店が増えている。
一昔前でも牛肉メインの焼き肉店でこのスタイルがあったはずだが、激安ムーガタ店では見かけなかった。

そんなに良いバターではないだろうけど、それでもバターが鉄板の上で溶けていくと、なんともいい匂いがする。

さっそく、鮭と魚とイカを焼いていく。

鮭は、ハラスの部位で、脂身多め。尾ひれと皮もついているので、可食部分は少ない。でも、バター焼きにするとうまい。
魚は正体不明でこれまた脂身多めだが、やっぱりバター焼きはうまい。
そして、イカである。これがいい。できれば、醤油をたらしてさらに香ばしくしたい。でもバター焼きだけでも充分うまい。

鉄板バターは、魚介類がいいよなあ。
ホタテに醤油も垂らして焼けば最高だが、99バーツでは高望みしすぎ。

肉は大きめの赤身がいい。
豚バラなども試してみたが、脂身が多くてすぐに焦げてしまい、鉄板にこびりつきがち。

ムーガタの鍋とは違い、肉や魚からにじみ出た油分の逃げ場がないため、鉄板は焦げ付きやすい。
油ハネにも注意。

結局、ハラス、イカ、赤身肉を鉄板で食べまくった。
ムーガタのほうは、鍋として利用。野菜を摂取。

鉄板バター焼きは、あとで考えると、いろいろとアイデアは出てきた。

白ごはんを持ち込んで、ガーリックバターライスにするとかね。すりつぶしたニンニクは店に置いてあるし、コーンもある。
豚肉も加えてペッパーランチ風にするのもよさそう。
きのこのバター焼きもすればよかった。
スライスしたじゃがいもを焼いてもうまいだろうなあ。
ママー麺が置いてあったので鍋で茹でてから鉄板で焼きそばに仕上げてもうまいに違いない。イカ&豚焼きそばなんてそそるじゃないか。

実際、このタイプの鉄板を使ったアイデアレシピがタイのSNSでは流れている。
今回の店は食材がそれほど多くないけれど、アイデア次第では独自の料理ができそうだ。

会計

食べ放題が一人99バーツ。二人で198バーツ。
鉄板バター焼きの追加料金が29バーツ。
大きなペットボトルの水と大量の氷で70バーツ。

2人で合計297バーツとなった。
一人あたり149バーツだ。時間無制限でこれだけ食べて楽しんで500円。
日本でいう1コインで食べ放題焼き肉が可能。

水と氷は半分くらい余ったので4人でもいける量。
もしも4人で訪れていたら、さらにコスパはよくなる。
一人あたり125バーツでいける。400円だ。

うーん、安すぎる。
価格崩壊が起きているパタヤだ。
ローカル向けの激安店にしないと生き残っていけないのはわかるし、安くてうまい店が増えるのは消費者としてはありがたいけれど、あまりにも競争が激化すると共倒れしかねないと心配にもなってくる。

地図

グーグルマップ掲載あり。

まったく気にしていなかったが、店名はPhaa Nongというようだ。

サードロードからソイボンコットに入ってすぐのところ。
ソイブッカオからでも歩いて行ける距離だ。LKメトロから600メートル、徒歩7分となっている。
意外と便利な場所。

隣は、昔からある139バーツのムーガタ屋。

関連記事:食べ放題で139バーツ、ソイボンコットのムーガタ屋

この139バーツでも激安だと思っていたが、今では99バーツ食べ放題店が出現。

営業時間は、午後4時から午前4時となっているが、実際は朝方まで営業しているようだ。
実際午前4時でも客は普通に入店してきていた。

まとめ

初の鉄板バター焼きはなかなかうまかった。
深夜に食べると背徳感がスパイスとなり、さらに脳内の快楽物質が放出される。
深夜の鮭とイカのバター焼きが癖になりそうだ。
59バーツのステーキも好きだったが、この鉄板バター焼きも捨てがたい魅力あり。
ムーガタだけなら本当に食べ放題で99バーツである。
決して上質の食材はとは言えまい。
それでも99バーツはさすがに安すぎる。
価格崩壊が起きているのが、今のパタヤ。
タイ国境が開放され、自由にパタヤに旅行者がやって来るようになるまで、こういう店は生き残ってほしい。

広告

-ムーガタとチムチュム

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.