日本の水際対策は5月8日で終了する予定だ。
これまでの水際措置が撤廃され、パンデミック前のように自由に帰国できるようになる。
まだどうなるのか決まっていないのがVisit Japan Webの存在だ。
ちょうど日本帰国予定があり、5月8日以降になるように日程を調整した。
ついでにVisit Japan Webの登録もやってみる。
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5月8日水際措置撤廃
日本の水際対策の現状と今後、ならびにVisit Japan Webについては、すでに詳しく記事にしてある。
4月3日⇒日本の水際対策5月8日終了 政府発表
4月5日⇒本日より日本入国時検疫が簡素化、Visit Japan Webと証明書の提示が不要に
4月7日⇒日本入国検疫の誤解注意点とあやふやなVisit Japan Web
5月7日までの日本帰国と、5月8日以降の日本帰国とでは、必要書類や手続き方法が異なる。
関連記事：ゴールデンウィークのタイ旅行：事前準備、タイ入国、日本帰国検疫まで完全ガイド
さて、5月8日以降の日本帰国でのVisit Japan Webはどうなるのか。
まだVisit Japan Webの運用方法ついては正式発表がない。
外国人の入国手続きに用いられており、水際措置が撤廃されても、Visit Japan Web自体は継続するはずだ。
今はまだ正式発表待ちの状態である。
5月8日以降帰国のVisit Japan Web登録
とりあえず、5月8日以降の日本入国日でのVisit Japan Web登録をやってみよう。
過去に数度Visit Japan Webを使って日本帰国しており、登録方法はお手の物。もう慣れた。
まず利用者登録だが、入国・帰国者情報は以前に登録済みであれば引用が可能で、わざわざ入力する必要がない。
でも、初めての人は一から情報入力しなければならず少し面倒くさい。
次に入国・帰国予定の新規登録。
5月8日以降の帰国で指定。
現時点では、Visit Japan Webには３つの機能がある。
・検疫手続（ファストトラック）
・外国人入国記録
・税関申告
日本人は外国人入国記録は不要なので、ファストトラックと税関申告の2点のみ。
税関申告は、税関で自動ゲートが利用可能になるというものだ。登録必須ではなく、従来の紙での申告と有人ゲートを通過することもできる。
検疫手続（ファストトラック）の登録へ進む。
検疫手続事前登録の画面となる。
ここで、ワクチン接種証明書の登録をして、承認されれば青色画面となり、ファストトラックが利用可能となるという流れ。
今回はまだ未登録なので、赤色画面だ。
おっと、新しい注意書きが追加されている。気づかなかった。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが５類感染症に変更される令和５年５月８日以降に入国される方については、有効なワクチン接種証明書又は出国前検査証明書の提示が不要となります。
この文言は、厚労省発表の水際対策に掲載されたものと同じだ。
Visit Japan Webのファストトラックのほうにも反映された形となる。
5月8日に水際措置が撤廃されるので、証明書の提示が要らなくなる。
つまりは、Visit Japan Webへの証明書の登録も不要となる、はずである。
おそらくは、検疫手続事前登録の画面もなくなるはずだ。（水際措置再開の可能性に備えて、システムは残すかもしれないが）
うーん、どうしよう。
ワクチン接種証明書の登録は簡単だけど、どうせ不要になるんだったら、わざわざ登録する必要もない。
やるだけ無駄。
大した手間じゃないんで別にやっておいてもいい。でもなんだかしゃくに障る。
うん、今はやめておこう。
というわけで、5月8日以降に日本帰国予定の人は、厚労省とデジタル庁のいうように証明書提示が不要となるので、Visit Japan Webに証明書の登録をする必要もないという結論に達した。
急転直下の方針転換でもなければ、Visit Japan Webのファストトラックは登録しなくていい。
自分はやらないでおく。
というか、もうすでにVisit Japan Web自体の登録がほぼ無意味となっている。
Visit Japan Webのファストトラック登録済み青色画面を提示する場面がないからだ。
（注：出発空港でVisit Japan Webの提示を求められる可能性はゼロではない。ほとんどはノーチェックだし、そもそもVisit Japan Webは必須でもないので提示義務はないが、空港チェックインスタッフが求めるケースはありうる。確率的にはごくわずかだけど、現時点では念のためにVisit Japan Webを登録しておくのがベター）
5月7日までは、日本へ向けて出発する空港でのチェックイン時にはワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の提示が必須。
5月8日以降は、チェックイン時の証明書提示も不要となる。
Visit Japan Webは、税関電子申告を使いたい人のみ有用となろう。
あやふやな部分の多いVisit Japan Webだ。
ゴールデンウィーク間近なんだから、日本政府は早く正式発表してほしい。
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