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日本帰国情報

本日より日本入国時検疫が簡素化、Visit Japan Webと証明書の提示が不要に

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先日、日本の水際措置緩和について発表された。
5月8日には水際措置が終了する予定となっており、4月5日以降に順次適用する流れだ。

関連記事:日本の水際対策5月8日終了 政府発表

その中には、4月5日より入国時の確認を簡素化する旨の内容が含まれていた。
具体的な内容は不明だったが、簡素化当日の本日になり、デジタル庁ならび大臣より詳細が発表された。
本日より、日本入国時には、Visit Japan Webの提示もワクチン接種証明書および陰性証明書の提示も不要となった。
日本到着後の検疫は実質的になくなる。

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日本入国時の検疫が簡素化

4月5日付けで、Visit Japan Webよりお知らせ。

日本の空港に到着した後の検疫手続きが変更された。詳細は操作方法のSTEP4(1)に記載、とのこと。

(1)検疫
入国時にすべての方に行っていた「審査完了の青画面」の確認は簡素化いたしました。
検疫で提示を求められた場合に「審査完了の青画面」を表示いただきます。

これまでは、日本に到着して飛行機を降りてから、ターミナルビル内のコンコースを延々歩いた先に検疫レーンが設置されていた。
まず、Visit Japan Webのファストトラック青色画面の確認がなされる。
青色画面が確認されると、検疫手続きはスルーできて、バゲージクレームと税関へと進むことができた。
Visit Japan Webの青色画面提示がない場合は、別のレーンへと進み、手作業で検疫手続きを行う必要があった。

本日4月5日からは、この確認作業が簡素化された。
Visit Japan Webの画面提示も証明書の提示も不要だ。
(提示を求められた場合は、提示する必要あり)

ただし、日本行きフライトの搭乗する際のチェックインカウンターで、ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の確認が徹底される。
5月7日までは現行の水際措置が継続となる予定なので、現時点では日本入国には、3回接種済みワクチン接種証明書あるいは陰性証明書が必須だ。どちらかは必ず必要。
もしワクチン接種証明書ないし陰性証明書の提示ができなければ、航空会社から搭乗を拒否される。
この仕組みは、これまで通りだ。昨日までもそうだったし、今日からも同じ。
本日以降は、各航空会社に対して確認作業をより徹底させるということらしい。

チェックイン時に航空会社が書類確認をして、日本入国時の検疫では書類確認をしない。
それによりスムーズな入国ができるというわけだ。

これは他の国では当たり前にやっていたこと。
たとえばタイ。
タイでは昨年9月末までは、入国時のワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の提示が必要だったが、タイ行きフライト搭乗時に書類確認されるだけで、タイ到着時には書類確認はなかった。ランダムチェックは一部実施されていたが、ほぼノーチェックでスルーできていた。
つまり、日本もこの方式をようやく採用するに至ったわけだ。
まあ、一周遅れどころか、三周か四周遅れだが、やらないよりはいい。

Visit Japan Webはどうなる?

本日からの簡素化については、河野太郎デジタル大臣がツイートしている。
Visit Japan Webはデジタル庁の担当だ。

河野太郎大臣のツイートより

本日、4月5日から、日本入国時に空港検疫でのワクチン証明書又は陰性証明書の確認がなくなりましたので、日本人の場合、Visit Japan Webは税関まで提示する必要はありません。

航空機搭乗時でのワクチン証明書または陰性証明書の確認については、まだ継続しています。ただし、日本到着時の空港検疫での確認はしません。

⇒https://twitter.com/konotarogomame

Visit Japan Webの扱いはどうなるのか。
簡単にいえば、日本人が帰国する際には、Visit Japan Webの登録は特に必要ない。
これまでも必須ではなかったが、本日からはほぼ無意味になる。
ただし、Visit Japan Web自体がなくなるわけではない。これからも継続する。

日本人の日本帰国の流れはこのようになる。

・日本帰国フライトの搭乗チェックイン時に、ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の提示必須、Visit Japan Web提示不要
・日本到着時にはVisit Japan Webと証明書類の提示不要
・税関では、Visit Japan Webの機能を使った税関電子申告あるいは従来の紙での申告
・入国

Visit Japan Webが必要となる場面は、日本到着時の税関で、電子申告をする際のみということだ。
もし税関電子申告をするならば、Visit Japan Webで電子申告登録をしておき、QRコードを発行しておく必要がある。
従来の紙での税関申告ならば、Visit Japan Webは使わない。

Visit Japan Webのファストトラックの青色画面は空港でのチェックイン時にも日本入国時の検疫でも確認されないわけなので、もはや登録しておく意味がない。
税関は電子か紙が自由に申告方法を選べるわけで、これまた無理にVisit Japan Webで登録する必要はない。

つまり、日本人帰国者にとっては、Visit Japan Webは実質不要だ。
空港での搭乗チェックイン時に、ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書を提示すればいいだけ。
あとは、なにもせずに日本へ帰国できる。

が、やはり油断は禁物。
すべての航空会社が完全にルールを理解していて、すべての地上スタッフが日本の検疫運用方法を周知徹底されているわけではない。
Visit Japan Webの青色画面を見せろと要求されるかもしれない。
自分であれば、Visit Japan Webは念のために登録しておくだろう。
また、税関電子申告の列のほうが空いているケースに備えて、いちおうVisit Japan Webで税関電子申告登録しておくと思う。

でもまあ99.9%大丈夫かな。
何もしなくとも問題ないはずだ。

まとめ

ようやく日本入国の簡素化が実現した。
それはもう長い長い道のりだった。
検疫レーンまでの長い道をこれまでどれだけ歩かされてきたことか。
MySOSだのVisit Japan Webだの見せろと叫ぶ声をどれだけ聞かされてきたことか。
青だったりピンクだったりの紙をどれだけ渡されたきたことか。
日本到着時の検疫手続きがようやく終わる。
検疫自体はまだ終わっていない。ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書は必須のままだ。
が、本日以降の日本帰国ではVisit Japan Webは有名無実化した。
Visit Japan Webは何も登録せず、チェックイン時にワクチン接種証明書(or陰性証明書)を提示して、あとは飛行機に乗ってパスポート一つで帰国するだけだ。

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