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日本の出入国者数
1月27日、出入国在留管理庁が「令和4年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について(速報値)」を発表した。
2022年の外国人入国者数は4,198,046人。(2021年は353,119人、2019年は31,187,179人)
新規入国者の国籍別では、1位韓国、2位台湾、3位アメリカ、4位香港、5位タイ、6位ベトナム、7位中国、8位シンガポール、9位フィリピン、10位インドネシアとなっている。
5位のタイは約19万人。12月だけで82,466人が日本に新規で入国してきている。2022年1月はたったの66人だったが、10月の日本開国により一気に急増していった。新規入国ということなので、ほとんどが観光客だろう。
日本-タイのフライトがタイ人だらけになるのも納得だ。
2022年の日本人出国者は2,771,632人。(2021年は512,244人、2019年は20,080,669人)
こちらも、2021年に比べると圧倒的に増えている。51万にから277万人へ増加した。
が、2019年の2000万人と比較すると、まだまだ少ない。
もともと日本はアウトバウンドよりインバウンドのほうが多い。
世界最強と呼ばれる日本のパスポートだが、なんとももったいない話。
日本へ観光に来るにもビザが必要な国が多いのに対し、日本から海外へはビザ無しで簡単に渡航できる。
タイへの外国人観光客数
タイ政府の発表では、2022年にタイを訪れた外国人旅行者は1115万人。(2021年は約43万人、2019年は3990万人)
2022年12月だけで224万人がタイを訪れた。前年同月は23万人だったので10倍に増えた。
国籍別では、1位マレーシア、2位インド、3位シンガポールとなっている。
今年の目標は2500万人。中国から最低でも500万人が訪れると見ている。
2019年の中国人観光客は約1100万人だった。
比較
すべてのデータが揃っているわけではないけれど、簡単に比較。
2022年の外国人旅行者数
日本:420万人
タイ:1115万人
2022年12月の外国人旅行者数
日本:133万人(新規入国)
タイ:224万人
2019年の外国人旅行者数
日本:2000万人
タイ:3990万人
2022年の出国者数
日本:277万人
タイ:不明
水際措置
日本:ワクチン接種証明書or陰性証明書提示必須、Visit Japan Web事前登録
タイ:ワクチン接種書も陰性証明書もタイランドパス事前登録もすべて不要(2022年10月1日完全開国済み)
日本からタイへ旅行するほうが簡単だが、タイから日本への旅行者のほうが多いのが現状だ。
日本は、5月8日に2類相当から5類へ引き下げることを正式決定したばかり。
タイは2022年10月1日にすべての規制を撤廃し、完全開国した。
タイと同じように日本の水際措置が完全撤廃すれば、お互いに自由に行き来できるようになる。
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