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本日より日本の機内・空港ではマスク着用は個人の判断に、タイのマスク事情

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本日3月13日より、日本ではマスクの着用が個人の判断に任されるようになる。
屋外でも屋内でもマスクを着用するかどうかは個人の自由だ。
海外旅行好きとして気になるのは、空港・機内でのマスク着用についてだ。
2022年6月末にマスク着用義務が解除されているタイでのマスク着用の実態についても触れておく。
アジアではまだまだマスク着用が続いている。

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空港と機内のマスク着用

日本の定期航空協会では、3月13日より「航空機内および空港内における、旅客、航空会社従業員のマスク着用については個人の判断に委ねる」とガイドラインを変更する。
これまで日系の航空会社では機内でのマスク着用を要請してきた。ガイドライン変更により、本日からは機内でのマスクルールは撤廃されることになる。

JALでは、新しいマスク着用の考え方について発表。

マスク着用の考え方について(2023年3月10日更新)

平素はJALの翼をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
本年2月10日、日本政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において、3月13日からマスクの着用に関しては個人の判断に委ねる方針が決定されました。また、マスク着用を推奨する場面についても、飛行機は対象外となる旨、国土交通省からも示されております。
これまでは、航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに基づきマスク着用をお願いしてきましたが、今般の政府方針決定により、航空機内および空港内におけるお客さま、航空会社スタッフのマスク着用については個人の判断に委ねることといたします。
お客さまにおかれましては、マスクの着脱に関する個人の主体的な判断を尊重いただきますよう、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げますとともに、お客さまに安心して航空機をご利用いただけるよう、引き続き努めてまいります。
また、国際線の一部路線に限り、引き続き空港・機内でのマスク着用が求められます。

⇒https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/other/200605/

ANAでは感染症対策の中で、マスク着用の任意化を伝えている。

2023年3月13日より空港・機内におけるマスクのご着用は任意となりました。
ただし、出発地、目的地、寄港地によっては、法律や規則に沿ったマスクの着用をお願いする場合がございます

⇒https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/requests/

他の日系航空会社についても同様の措置となろう。

 

個人的にこの2年で利用した航空会社は、タイ航空、ANA、エアアジア、ベトジェットだ。国際線と国内線を何度も利用している。

2021年にタイ航空を利用した際は、マスク必須状態だった。
2022年6月と7月にベトジェットで関空-ホーチミン-バンコクを往復した際には、ほぼ全員がマスク着用していた。ただホーチミン発ではマスク着用は必須というわけでもなかった。ホーチミン市内のバスではマスク着用は必ず求められた。

2022年後半には、エアアジアの国際線、エアアジアのタイ国内線を何度も利用した。
タイでは2022年6月末にマスク着用義務は解除されたが、公共交通機関や空港内でのマスク着用推奨は続けられた。

スワンナプーム空港のヤック像もマスク姿のままだった。

2023年2月時点では、空港内でのマスク推奨のアナウンスはなくなったように思う。
マスク非着用の利用者が増えている。
とはいえ、空港スタッフはほぼ100%マスク着用だ。機内スタッフも100%といえる。

アジア路線に関しては、乗客のマスク着用率は高いままだ。
一部の欧米人が着けていないだけで、機内マスク着用率は9割くらいありそう。欧米人でも、空港や機内ではわざわざ着用する人も少なくない。

タイではマスク着用強制措置は取られてない。
自主的なマスク着用だ。
自由化されてもマスク着用は続いている。

日系航空会社はどうだったか。
2022年12月に利用したANAの羽田発バンコク行きの機内では、はっきりとマスクの着用が求められた。
トイレを出た際に顎マスクでスタッフと会話したら、明確に着用を求められた。
羽田空港でも機内でもマスク着用率はほぼ100%だった。

今年2月には、チェンマイから関空へのベトジェットのフライトを利用した。
チェンマイ空港内でのマスク着用率は8割か9割ほど。
乗客のほとんどはタイ人ならびにアジア系旅行者のため、マスク着用率は高い。
機内でのマスク着用率も9割以上。全員とはいかないが、ほとんどの人は着用していた。
関空でも同様。というかマスク着用率はほぼ100%。日本に到着してからマスク着用を始める人もいた。

本日3月13日より、日本の空港と機内でのマスク着用は個人の判断に委ねられる。
でも、マスク着用率は高いままだろう。
すぐには変わらない。
とっくにマスク自由化されたタイでもマスク着用率は高いままだ。
人が多い空港や機内ではマスク着用率は圧倒的である。
日本が自由化したとしても、すぐに着用率が下がるとは思えない。
マスク着用はあくまで任意だ。
自分で考えて決めればいいだけ。
日系航空会社に乗る際には、マスク非着用でも何も注意はされなくなる。
あとは自分で決めるだけのこと。

個人的には、空港チェックイン時と機内で席に落ち着くまではマスク着用するかなと思う。
安定飛行に入って、一人で本読んだり寝たりするときにはマスクを外す。
到着したら、またマスクするかも。
その時々で判断する。

タイのマスク事情

タイ国内のマスク着用事情についても触れておく。

バンコクのマスク着用率は依然として高いままだ。
電車やバス内でのマスク着用率は、欧米系旅行者以外はほぼ100%だと思う。
在住とおぼしき欧米人はマスク着用が多い。
街中でもローカルのマスク着用率は高い。100%とは言わずも、9割近いのではないか。
ローカルにかぎると日本と変わらないレベルだと思う。

パタヤではマスク着用率が劇的に下がっている。
欧米人旅行者の大半はマスク非着用だ。
東南アジアないし東アジアからの旅行者のマスク着用率はまだまだ高いほうだろうけど、それでもバンコクに比べると格段に低い。
街中を歩く一般タイ人のマスク着用率も下がった。
ただ、コンビニやショッピングモール内のスタッフはほぼ全員がマスク着用している。
個人的には、パタヤではもう何ヶ月もマスク着用をやめている。コンビニやスーパーでもマスク着用はしない。
混雑しているウォーキングストリート内では着用することもあるかなという程度。

パタヤからバンコクへ向かうバス内でもマスク着用率は下がった。
求められることもなくなった。

プーケットも昨年8月時点ですでにマスク着用率は低くなっていた。
特に外国人観光客の多いエリアではほぼノーマスク状態だった。
でもコンビニの店員などはマスク着用。
外国人観光客の多いクラビでも同様だった。

外国人の少ない地方都市に行くと、まだまだマスク着用率は高い。
昨年11月のことだが、スラタニーでは、ローカルのマスク着用率はほぼ100%だった。
学校に通う小学生も中学生も全員マスク着用だ。
日本以上に徹底されているように映った。

この1年で、タイ以外にも、ラオスやベトナムやフィリピンなどを訪問してきたが、総じてマスク着用率は高いままだった。
とはいえ、どの国もマスク着用義務は解除済みだ。
ここ数ヶ月でマスク着用率は下がってきていものの、まだマスクをしている人は多い。

タイではバンコクのマスク着用率の高さがとにかく目立つ。日本と同レベルだろう。
タイ・バンコクから日本に帰国しても街中のマスク着用率では特に違和感がない。一緒だ。

欧米を引き合いに出して、マスク着用しているのは日本だけで世界の非常識なんて声も聞こえるが、実態は全然違う。
アジアではマスク着用のほうが多い。
中国人も韓国人も観光客はなおもマスク着用している。まあ韓国人観光客はパンデミック前から黒いマスクをつけている人が多かったけれど。
タイでは大気汚染と排ガスのため、もとからマスクを着けている人が多かった。
アジアが世界に属さないというならばともかく、日本だけがマスク着用という批判は完全に的はずれだ。
東アジアと東南アジアはなおもマスク社会である。

タイと日本は、このままマスク着用する人が多数派の状況がもうしばらくは続くと思う。
政府が自由化を発表しても、多くの人がマスク着用を続ける。

まとめ

着けるも着けないも自由です。
自分で判断しましょう。
でも異国や他所様の所有地を訪れる際は周囲への配慮も必要。
マスク嫌いともいわれるファランでも、シチュエーションに応じてマスクを着用する人も多い。頑として拒否する人もいるけれど。
それもまた自由。

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