日本発バンコク行きの各航空会社の運航予定を調べてみた。
タイ航空がすでに2021年1月からの運航再開を発表している。
タイ航空に続いて、JALとANAも1月から再開することになった。
これまでは特別便という形でしか運航していなかったが、来年1月からは便数は限られるものの、定期運航便として運用されるもよう。
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タイ国際航空(TG)
まず最初に発表になったのがタイ航空だ。
11月30日時点で更新された1月からの運航再開スケジュール。
■日本発
成田発TG643便(11:45発→17:05着)は2021年1月6日より週3便(水・木・日曜日)
関西発TG623便(11:00発→15:45着)は2021年1月10日より週1便(日曜日)
■バンコク発
成田行きTG642便(23:55発→07:40翌日着)は2021年1月5日より週3便(火・水・土曜日)
関西行きTG622便(23:59発→07:20翌日着)は2021年1月9日より週1便(土曜日)
東京発が週3便、関西発が週1便。
これまでは、バンコク発もすべて運休していたが、定期運航便として再開する。
全日空(ANA)
続いては、全日空。
12月8日時点の情報更新となっている。
これまでは、バンコク発日本行きのフライトは毎日2便運航していたものの、日本発バンコク行きは特別便以外はすべて欠航となっていた。
来年1月からは、日本発バンコク行きフライトを再開させる。
羽田発スワンナプーム行きNH847(1月6日より運航再開)
金曜日と土曜日は毎週1便。
水曜日は隔週1便。
ちょっと変則的なので、1月全体の運航日を並べてみる。
1月6日、8日、9日、15日、16日、20日、22日、23日、29日、30日
となっている。
試しに1月6日出発のフライトを検索してみた。
たしかに予約可能な状態となっている。
往路は、98,400円と高い。それでも特別便よりは安い。
復路は、34,220円で、諸費用込みの合計額が132,620円となっている。
他の日本発バンコク行き便は欠航。
また、バンコク発東京行きは、これまでどおり、成田行きと羽田行きがそれぞれ毎日1便運航される。
日本航空(JAL)
次は日航。
12月9日22時時点の情報更新となる。
これまでは、ANAと同じく、バンコク発日本行きは運航していたが、日本発は特別便をのぞきすべて欠航となっていた
昨日の発表で、1月からの日本発バンコク行きが再開となっている。
羽田発スワンナプーム行きJL301
週2便(水・金)
ただし、1月6日、20日の運航便はタイ大使館の要請によりタイ国籍を有する方向けのフライトとなっている。
詳しくはタイ大使館Webサイトを確認とのことだ。
具体的な運航再開日が記載されておらず、チケットを検索してみた。
すると、1月8日から羽田発スワンナプーム行きの直行便が予約可能となっている。
運賃は片道2万円。
諸費用を合わせて往復で47,020円に。
特別便に比べると圧倒的に安いし、ANAよりもはるかに安い。
これは日程次第かもしれないので、要確認。
なお、バンコク発のフライトは、引き続き運航される。
バンコク発羽田行きJAL034が週6便。
バンコク発成田行きJL708が週4便。
バンコク発成田行きJL718が週3便。
バンコク発関西行きJL728が週1便。
エアアジアは?
LCCはどうか?
エアアジアの運航再開状況を見てみた。
タイエアアジアXが日本発バンコク行き路線を運航しているが、ずっと欠航。
少し前までは、来年1月のフライトが予約できる状態だったはず。
が、調べてみると、1月のフライトは予約できない状態となっている。
予約可能なのは、3月29日より。
正式な運航再開のアナウンスが見当たらないため詳細は不明だが、おそらく3月27日までの冬期スケジュールはすべてキャンセルされたものと思われる。
3月29日のフライトが予約可能でも、無事にフライト再開となるかは不明。
エアアジア以外のLCCについては調べるだけ無駄なような気がして調査していない。
日本発バンコク行きフライト再開状況まとめ
TG
運行再開:1月6日
東京発週3便(水木日)
関西発週1便(日)
ANA
運行再開:1月6日
東京発週2便(金土)+隔週1便(水)
JAL
運行再開:1月8日
東京発週2便(水金)
多い時で、週合計9便となる。
(東京8便、関西1便)
注意:タイ入国にはビザとCOEの取得と14日隔離が必須
来年1月より、バンコク行きフライトが定期運航再開となる。
チケットも普通に購入可能な状態だ。
よほど状況が悪化しないかぎり、このまま定期フライトが再開されることになるだろう。
が、タイ入国制限は来年1月時点でも継続しているものと見られる。
タイ入国にはビザが必要。ノービザ入国は認められていない。
また、タイ大使館で事前にCOE(入国許可証)の取得が必要。
COEを取得するには、代替隔離施設であるASQホテルの予約、10万ドル相当の医療保険加入などが必要となっている。
さらに、搭乗前72時間以内の陰性証明書ならびに健康診断書も必要だ。
これらの条件を満たさないと、航空券を購入したとしても、搭乗すらできない。
むろん、タイ入国時には14日間の隔離が必須のまま。
日本のタイ大使館で観光ビザの取得は可能なので、観光目的でのタイ入国そのものは可能。特別観光ビザも認められることになるはずだ。
定期フライトが再開され、航空券の購入も可能となった。
でも、一般的な短期旅行者のタイ渡航はほぼ絶望的な状況に変わりはない。
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