パタヤの最寄り空港であるウタパオ国際空港に国際便が戻りつつある。
カザフスタンとマレーシアから直行便が到着した。
エアアジアではプロモーションを実施中。8月に運航再開する名古屋=バンコク線などをセール価格で販売している。
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SCAT航空
カザフスタンの航空会社であるSCAT航空がアルマトイからウタパオへのチャーター便の運航を開始した。
初便であるVSV5337便が6月17日にウタパオ空港に到着した。
使用機材はボーイング797 Max-7型機で、座席数は213。
2024年6月から2025年3月まで7日から10日ごとにチャーター便を運航する予定だ。
SCAT航空によるアルマトイとタイの間のチャーター便就航は、先日開始されたアルマトイ=スラートターニーに続いて2つ目となる。
カザフスタンからタイを訪れる観光客は、2023年で172,282人だった。今年は1月から4月で95,789人となっており、前年比19.39%増。
またカザフスタンからの旅行者は、2024年8月31日までビザ免除措置が取られている。さらには、間もなく発効する見込みの60日間ビザ免除措置の対象国となる予定だ。
(画像と情報:TAT(タイ国政府観光庁))
エアアジア
同じく6月17日に、マレーシアのクアラルンプールからエアアジアのAK840便がウタパオ空港に到着した。
パンデミックより運休していた路線がいよいよ再開された。
使用機材はエアバス320で、座席数は189。
初便の搭乗率は90%近くにのぼり、クアラルンプール空港を午前11時20分に出発し、ウタパオ空港に12時5分に到着した。
ウタパオ空港では乗客に記念品が贈呈された。
クアラルンプール=ウタパオは、週3便(月・金・日)での運航となる。
マレーシアからタイを訪れる旅行者は、2023年は4,646,422人で、今年は1月から4月で1,569,856人。
エアアジアによるクアラルンプールとタイを結ぶ路線は、これで9路線となった。
TATによれば、インド、ベトナム、中国、ロシア、カザフスタンなどの主要市場からの新しい国際便を誘致するため、航空会社には着陸料と駐機料の優遇措置が提供されるとのこと。
(画像と情報:TATならびにエアアジア)
エアアジアの名古屋=バンコク線プロモーション
2024年8月1日に運航再開となる名古屋=バンコク線。
中部セントレアとバンコク・スワンナプーム空港を週4便で運航する。月・水・木・日。
XJ638 バンコク発00:45 名古屋着08:40
XJ639 名古屋発10:30 バンコク着14:35
バンコクのBTSでも広告を出しているほどの熱の入れようだ。
タイ人観光客を名古屋へ呼び込もうというわけだ。
現在のセール価格は、片道4,990バーツからとなっている。
予約期間:2024年6月17日から6月30日
旅行期間:2024年8月1日から2025年3月29日
激安とはいえない価格設定だが、LCCで名古屋とバンコクを行き来できるようになるのは大きな進展だ。
名古屋=バンコク線は、タイ・エアアジアXによる運航だ。
タイ・エアアジアでは、タイ国内線と国際線のプロモーションを実施中。
タイ国内線は片道総額1,000バーツより。
国際線は片道総額1,550バーツより。
バンコク=マカオ線は片道総額1,990バーツからとなっている。
名古屋もウタパオもエアアジアが帰ってくる。
アジアを安く回るならエアアジアだ。
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