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フライト情報

中国が日本人短期ビザ免除開始で中国経由便が利用しやすくなるか

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すでに多くの報道で知られているとおり、中国政府が日本への短期滞在ビザ免除を実施すると発表した。

以下、中国大使館からの公式発表。

北京時間2024年11月30日0時から2025年12月31日24時まで、ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、エストニア、ラトビア、日本の一般旅券を所持し、商業・貿易、観光、親族訪問、交流・訪問、トランジットを目的とする、中国に30日以内に滞在する人員に対し、入国ビザを免除します。上記ビザ免除条件を満たさない人員は、引き続き入国前にビザを取得する必要があります。

要するに、観光やトランジット目的ではビザ不要で中国に入国できる。

11月30日からは、日本人は30日までの短期短期滞在であれば、ビザなしで中国に入国できるようになる。
実に4年8ヶ月ぶりのビザ免除措置再開だ。

中国乗り継ぎ便

パンデミック明けでも、中国への渡航は厳しい状況が続いていた。必ずビザが必要となっていた。
中国経由で第三国へ向かうフライトもややこしい状態だった。
乗り継ぎ地や乗り継ぎ時間によっては、24時間ビザやら144時間ビザやらといったビザを取って、一度入国しないといけないこともあった。

実際には、同一空港で乗り継ぎ時間が数時間程度であれば、特に何も手続きは必要なく、そのまま乗り換えられるようになっているが、なにかと心理的な抵抗感がある人は多いだろう。

短期滞在ビザ免除措置の再開によって、中国経由乗り継ぎ便利用のハードルが大きく下がる。
乗り継ぎ時間が長くとも、ノービザで簡単に中国に入国できる。

乗り継ぎには、特に手続きは何もいらない。
パンデミック前の状態に戻るわけだ。

現在、航空券を検索すれば、中国経由便が最安値となるケースが多い。
日本からタイへ行く場合でも、フルサービスキャリアでは中国経由便が最安となる。中には、LCC直行便より安いこともしばしばだ。
しかも、フルサービスキャリアだと預け荷物も最大23kgが2個まで無料のところもある。
荷物が多い人にとっては、LCCよりも圧倒的にコスパがいい。

ネックだったのが中国のビザ問題だ。
11月30日からはノービザ入国可能となる。
乗り継ぎに関してはビザ問題に悩む必要もなくなる。
長い乗り継ぎ時間を利用して、半日だけ観光を楽しむことだってできる。

ビザ云々で中国乗り継ぎ便を敬遠していた人も、これを期に検討してもいいかもしれない。
現状でも、北京首都空港や上海浦東空港といった主要空港での乗り継ぎはスムーズで問題ないのだけど。
厦門とかちょっとよくわからない空港での乗り継ぎもしやすくなるはずだ。
バンコク行きフライトの選択肢が大いに増す。

個人的には、昔は中国国際航空のタイ発券をよく使っていた。日本発券よりも航空券代が安くて、日程変更も格安でできた。
とはいえ、ビザ免除措置が再開しても、よほど預け荷物が多い場合をのぞけば、中国経由便を使ってタイへ行くことはないと思う。フルサービスキャリアの中国経由便よりもLCC直行便のほうが好き。

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