タイ国際航空(TG)より、本日付けで予約システム利用料導入のお知らせが発表された。
2022年10月30日発券分より、すべての国際線航空券新規発券の際に「予約システム利用料」として一律で10USドルを徴収する。
日本円での支払額は為替レート次第。現在のレートなら1470円程度となる。
すべてのTG航空券1冊につき10ドルかかる。
同じ予約番号ならば1冊となるので、往復で購入すれば10ドルでいい。片道ずつ別々で購入すれば20ドルかかることになりそうだ。
小児料金も同額。
手数料の払い戻し不可。
再発券する際は適用外。
詳細⇒https://www.thaiairways.com/ja_JP/news/news_announcement/news_detail/20221026_YR.page
開始まであと4日というタイミングで、いきなり利用料徴収のお知らせである。
実施的に値上げといえる。
10月30日以降出発の航空券を買う場合は、10月29日までに購入すれば利用料10ドルは払わずに済む。
たとえば、11月15日のフライトならば、10月29日までは10ドルかからないが、11月2日に購入すると10ドル余計に払うことになる。
この予約システム利用料は、タイ航空のホームページで直接購入した場合にかかるわけだが、旅行代理店を通じた予約購入でどうなるかは不明。
おそらく手数料が上乗せされるだろうが。
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タイ航空の燃油サーチャージは?
なお、ANAとJALでは12月1日以降発券分より、燃油サーチャージの値下げを発表している。日本-タイ往復で1万円ほど安くなる。
タイ航空の12月1日以降の燃油サーチャージの見直しは未発表だが、ほぼ確実に値下げするはずだ。
11月30日までの現行燃油サーチャージは日本-タイ片道エコノミークラスで180ドル。往復で360ドルだ。
9月30日までの燃油サーチャージに引き下げられるとすると、片道140ドル、往復で280ドルとなる。
おそらく現行より片道で30ドルか40ドル程度の値下げ幅になるとみられる。
12月1日以降のフライトを利用するならば、12月1日以降に購入発券したほうが燃油サーチャージは安くなるだろう。ただし、予約システム利用料10ドルはかかる。
また、12月や1月のフライト運賃は高騰している。これから安くなる要素も特に見当たらない。
燃油サーチャージは下がるが、運賃は高くなっていく。
12月まで待っていれば、安いクラスの運賃がなくなる可能性は十分ある。
購入するタイミングが実に難しいところ。
12月と1月にタイ渡航予定があるならば、10月29日までに購入しておくのがベターかもしれない。
(追記)導入開始は11月15日に延期された。
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