ノースパタヤの現状を少々。
かつて親しんだ施設がどんどん取り壊されていく様を見てきた。
ノースパタヤは急速に変わっていく。
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目次
P.Sボーリングプラザ取り壊し
セカンドロードとパタヤカン交差点。
ここからノースパタヤが始まるが、この交差点にあったP.S.ボーリングプラザが完全に取り壊された。
はっきり覚えていないが、パンデミック中にほぼ営業を停止していたように思う。
今では建物ごとすべて撤去され、更地になった。
かつては、プラザの2階にあったYenjitという両替屋のレートが良かった。
パタヤに到着したら、まずプラザ2階で両替して、1階のトップスで買い物するのがパタヤ好きのルーティーンといえるほどだった。
が、TTカレンシーがパタヤのあちこちに登場してからは、もはやYenjitの利用価値がなくなった。わざわざプラザまで行く必要がなくなった。
建物自体も古いし、もはや限界だったのだろう。
立地はすごくいいので、次に何ができるのか期待しよう。
なお、以前はプラザ前にナックルア行きのソンテウの始発乗り場があった。ここ始発のソンテウなら10バーツで確実にナックルア海鮮市場まで行けた。
現在ははっきりとした乗り場にはなっていないようだ。
ナックルアまで一気に行きたい場合はソンテウに確認すること。
Grand Sole Pattaya
セカンドロード沿いのGrand Sole Hotelが大規模な工事中だ。
古いホテルでずっと閉鎖されていたが、大きく生まれ変わりことになる。
アルカザール前の空き地
アルカザール向かい側の土地が更地になっている。
たしか以前はホテルやレストランがあったような気がする。
夢というカラオケ屋もあったはずだが。
どうやら3階建ての商業ビルができるらしい。
サバイルーム取り壊し
ノースパタヤのMPサバイルームがなくなったのは昨年のことだったろうか。
売却されて、今では更地になっている。
セントラルマリーナ側から中の様子が見える。
本当に何もなくなった。
併設のサバイリゾートホテルもすべて取り壊されている。
こう見ると、かなり広い敷地だ。
次に何ができるのかは不明。
ホテルになりそうな気もする。
そういえば、セントラルマリーナ内にあった8番ラーメンとスウェンセンは閉店して、ナイキのアウトレットショップに変わっていた。
そして、すき家は完全撤退済み。
復活の兆しはない。
ドリンキングストリート完全取り壊し
パンデミック中に一度も再開することなく、売りに出されていたドリンキングストリート。
建物自体はずっと残されていた。
が、このたび、ついに完全取り壊しとなった。
中央に大きな屋根のバービア群があり、向かって右側の通路沿いには日本カラオケ屋もあった。これらはすべて取り壊された。
向かって左側には、手前にはかつてイタリアン料理レストランがあって、バービアで飲みながらピザを取り寄せることができた。
4、5年くらい前には新しいバービア群を作ったばかりだ。
むろんすべて取り壊された。
すぐ隣にあるターミナル21パタヤの駐車場から見下ろすことができる。
完全に廃墟だ。
奥にあったSimon系列のホテルも取り壊されている。
今は重機が入って、撤去作業の真っ最中。
じきに更地になるだろう。
次に何ができるのかはわからない。
バービアになることはないだろう。おそらくホテルになりそう。
ドリンキングストリートは思い出深いバービア群だ。
特にパタヤ短期旅行を繰り返していた頃は頻繁に通っていたものだ。
10年くらい前までは数あるパタヤのバービア群の中では、とりわけレベルが高かった。
おいしい思いもいろいろしてきた。
困ったときのドリンキングストリート頼みとも呼んでいた。
ドリンキングストリートに行けばなんとかなった。
狭い通路で遊ぶ有料のビリヤードも楽しかった。
すぐ近くには、当時パタヤ中心部では珍しかった食べ放題のムーガタ屋もあったっけ。
徐々にインド・アラブ系の客が増えていき、客層が変わっていった。
それにつれて足が遠のいていった。
それでもたまに訪れると楽しかった。
いろんな思い出が瓦礫とともに崩れていく。
もうあの時代は戻ってこない。
パンデミックがパタヤにもたらした影響の中で個人的に最大のものは、ソイメイドインタイランドとドリンキングストリートの2大バービア群の消滅だ。
いずれ消えゆく運命にあったのかもしれないが、それにしてもこの2つのバービア群が更地になったことは、本当に悔しい。
丸亀製麺跡地
ターミナル21の中にあった丸亀製麺。
パタヤで貴重なうどん屋だったが、丸亀製麺がタイから撤退したことによりターミナル21パタヤ店もなくなった。
昨年3月、最後に食べた釜揚げうどんはおいしかった。
それ以来ターミナル21自体訪れていない。
1年ぶりのターミナル21訪問だ。
丸亀製麺跡地になにか別の日本食レストランが入ればいいのにと思っていたが、テナントごと取り潰して、単なる休憩スペースに変わっていた。
なんだか寂しい。
隣にはかつやが営業中。もともとは吉野家があったが、かつやに変わった。
かつやはけっこう客が入っている。タイ人と中国人が半々といったところだろうか。
ノースパタヤの中国人観光客
そう、中国人観光客が復活していた。
ターミナル21は中国人だらけだ。
特にフードコートやレストランに多い。
あちこちで中国語が聞こえる。北京語なのか広東語なのか台湾語なのかはわらかない。
中国本土というより、香港や台湾からの旅行者のほうがまだ多いかもしれない。
ノースパタヤはどこでも中国人観光客を見かけるようになった。
本当に増えた。
パンデミック中のノースパタヤは完全に息絶えていた。
ツリータウン近辺が大賑わいの中でもノースパタヤはゴーストタウン状態だった。
が、ここに来て、一気に復活してきた。
最初はインドとアラブから、そして韓国人、台湾人、香港人、ついには中国本土からの旅行者だ。
大型観光バスが停車するようになった。
2月6日、中国からタイへの団体ツアーが解禁された。
まだ開始直後のため、そこまで中国の団体客は戻ってきていない。
でもこれからは間違いなく団体バスが押し寄せてくるはずだ。
まだ再開してない中国人向けの施設は多い。
これからどんどん復活していくだろう。
まとめ
ドリンキングストリートが消え、サバイルームが消え、すき家が消え、丸亀製麺も消えた。
ドリンキングストリートとサバイルームの広い土地がどうなるのかはわからない。かつてのノースパタヤの光景は二度と見られない。
昔を懐かしんでもしょうがない。
ノースパタヤの更地面積はかなりのもの。
ターミナル21ができた時点でノースパタヤの風景はかなり変わったが、パンデミックによりさらに大きな変化が起き、これからはもっと変わっていく。
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