いよいよ中国正月の春節が始まる。
1月22日が春節当日だが、すでに大型休暇を取っている中国人は多い。
タイは、日本や韓国やアメリカのように、中国からの旅行者に対して厳しい入国規制を取っていない。どうぞ旅行に来てくださいというスタンスだ。
ただ、団体ツアーはいまだに許可されていないようで、大型観光バスがパタヤに大量に乗り付けるような事態にはなっていない。
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両替レート
1月19日夕方のTTカレンシーの両替レート。
1円=0.2543バーツ
1万円が2,543バーツになる。
ドルが下がっているが、円はなかなか元に戻らない。ずっと2500台をうろうろ。
春節モードのパタヤビーチ
このところのパタヤは毎日いい天気が続く。
昼間の猛暑はちょっと和らぎ、夜はけっこう涼しい。
とても快適だ。
パタヤカンとの交差点近くはの飾り付けは赤一色となっている。
この一体は普段からイルミネーションを設置しており、季節にあわせて模様替えする。
今は完全に春節モードだ。
PATTAYA CHINESE NEW YEAR 2023
回廊の奥には兎がグーサイン。
記念撮影している観光客は、アジア系旅行者が多いように思う。
東南アジア系のほか、東アジア系もいる。たぶん韓国、台湾あたり。日本人はほぼ見ない。
たぶん中国本土からの旅行者はほとんどいないと思う。まあ外見からでは見分けがつかないのでなんともいえないが。
欧米人では、ロシア系らしき姿が目立つ印象だ。
ビーチ付近を歩いているインド系はちょっと減っていて、アラブ系のほうが多いような印象を受けた。
なんにせ多国籍感は満載だ。
ビーチは広々。青い空。
パタヤビーチは快適である。
ウォーキングストリート
お次はウォーキングストリートへ。
午後5時前なので、車がばんばん入って来る。
一方、歩行者も多い。
ウォーキングストリート内も春節の飾りつけだ。
赤い提灯が並ぶ。
九龍と漢字で書かれた看板が目に入る。
九龍ブラックハウスだそうだ。葉っぱマーク入り。
赤提灯と九龍の文字の組み合わせは香港の魔界地区を彷彿とさせるなあ。
一部の店舗でも春節モード。
ストーンハウス
Frog's Land
ウォーキングストリートは多くの店が営業再開したり、新しい店に生まれ変わった。
が、まだまだ廃墟のままの店も残っている。
看板が朽ちている店もある。
そんな看板の間を縫うようにして春節の提灯が並ぶ。
この春節に大量の中国人観光客がパタヤのウォーキングストリートに戻ってくることはないだろう。
少しは増えるに違いない。でもパンデミック前のように旗を持ったガイドに先導されたグループがウォーキングストリートを歩くようになるのは、まだもうちょっと先になる。
タイの観光産業にとって中国人観光客は最大顧客だ。
パタヤにとってもそれは同じこと。
ウォーキングストリートの完全復活は中国人の再来を待たねばならない。
個人的にというか、ほとんどの日本人にとっても同じ想いだろうけど、今くらいのパタヤがちょうどいい。
中国人観光客、特に集団でのツアー客にはパタヤに戻ってきてほしくない。
個人でふらふら楽しんでいるパタヤ好きからすれば、団体客がかなり目障りな存在に映るのは、日本人だろうがファランだろうが同じだろう。
ウォーキングストリートはインド・アラブ系が多いけれど、あまり日本人やファランとバッティングすることはない。
今のところ、それなりに棲み分けがなされている。
パタヤの観光業全体のことを考えれば、中国人団体客は欠かせない。
まあ難しいところ。
日本や韓国や台湾やアメリカは中国からの旅行者を制限した。タイは制限していない。
それもまたそれぞれ。
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