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タイ入国情報

タイへの外国人観光客国籍トップ10、プーケットではロシア人旅行者急増中

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タイでは入国制限を撤廃し、外国人観光客が増えている。
2022年12月10日に今年の外国人観光客が1000万人に到達したとして、各空港と国境検問所で歓迎イベントが開催された。
外国人観光客に関する各統計が明らかとなっている。
プーケットではロシア人観光客が急速に戻ってきた。

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タイへの外国人旅行者

タイ開国政策の開始はプーケットだった。
2021年7月1日にプーケットサンドボックスという制度にて外国人観光客を隔離なしで受け入れるようになった。
プーケットサンドボックスは、他のエリアに拡大していき、Test&Goへいたり、ついには現在の完全開国に繋がった。

2022年1月から10月の10ヶ月の統計が発表されている。

外国人観光客数トップ10
1.プーケット 2,329,894人
2.チョンブリ 975,026人
3.スラタニー 606,812人
4.ソンクラー 581,808人
5.チェンマイ 496,111人
6.サムットプラカーン 321,390人
7.パンガー 319,353人
8.ノンカイ 231,243人
9.クラビ 217,526人
10.ノンカイ 148,683人

やはりプーケットが1位だ。
チョンブリではパタヤのある県。この数値は実質パタヤを訪れた観光客ということになろう。
プーケットはパタヤの2倍以上だ。
スラタニーは、サムイ島やパンガン島。
ソンクラーはハジャイがある。
サムットプラカーンはスワンナプーム空港がある県。
ただ、バンコクが含まれていないのはよくわからないが。

外国人観光客国籍トップ10
1.マレーシア 1,291,381人
2.インド 698,757人
3.シンガポール 381,940人
4.ラオス 345,709人
5.ベトナム 340,670人
6.韓国 316,240人
7.イギリス 291,753人
8.アメリカ 283,211人
9.カンボジア 252,862人
10.ドイツ 235,596人

陸路国境で簡単にタイ南部へ入国できるマレーシアからの旅行者が多い。
ソンクラー(ハジャイ)、クラビ、パンガーなどへ陸路で旅行できるし、クアラルンプールから空路でプーケットへ行く旅行者も多いだろう。
インドは強い。タイ開国後のパタヤはインド人だらけとなっている。プーケットでもインド人は多い。
韓国からの旅行者も一気に増えた印象だ。
日本はトップ10にランク入りしておらず、具体的な人数は不明。
日本からタイへのフライトに搭乗している日本人の割合を見ていると、そんなに少ないわけではなさそうだが。
年末には日本人が多く訪れるだろう。

プーケットの外国人観光客数

プーケットイミグレーションより、プーケットからタイに入国した外国人旅行者の統計が発表されている。

2021年7月1日から2022年12月19日まで累計1,662,559人

2022年11月1日から12月19日までの国籍別トップ10
1.ロシア 120,530人
2.インド 50,825人
3.シンガポール 27,926人
4.オーストラリア 23,925人
5.イギリス 23,114人
6.ドイツ 18,568人
7.カザフスタン 18,448人
8.マレーシア 16,831人
9.韓国 12,545人
10.アメリカ 11,574人

ロシアがぶっちぎりで1位となっている。
今年2ヶ月まではロシアからの旅行者が最も多かった。ウクライナ侵攻後は帰国できなくなったロシア人がプーケットに取り残されたりし、ロシアからの旅行者は激減した。直行便もなくなった。
が、先月あたりからロシア人旅行者が急増中だ。
ロシアからの直行フライトが再開した影響も大きい。また、単純にロシアの冬を避ける目的の旅行者が多いせいもあろう。政治的にもなるべくロシア国内にいたくない人もいるはずだ。
それにしてもぶっちぎりでロシア人である。

ちなみに今年8月にプーケットを訪れた際にロシア人はあまり見かけなかった。インド人とアラブ人が多く、あとは若い欧米人が目立つ程度だった。
今はロシア人だらけ。

なお、日本は35位で1,881人。
日本からスワンナプーム空港に到着し一度タイに入国してから、国内線でプーケットへ移動した日本人はもっと多いかもしれない。
それにしても35位、カザフスタンの10分の1とは。

なお、ロシアからの直行便はパタヤにも飛んでいる。
先月からロシア発ウタパオ空港行きのフライトが就航した。
外国人観光客1,000万人到達イベントでは、ウタパオ空港に到着したロシア人観光客に記念品が贈呈された。
ロシア人が激減していたパタヤだが、先月からは増えている。
とはいえ、ロシア人の多くのはジョムティエン方面に滞在しているだろうし、そもそも絶対数がプーケットに比べると少ない。
パタヤの最大勢力はインド人だ。アラブ系の人も多い。韓国人も増えてきた。
それほど目立たないけれど、ベトナムやマレーシアからの旅行者も多い。
今は、ヨーロッパの冬を逃れるため、パタヤで中長期滞在するファランが俄然増えてきたという印象だ。

中国からの旅行者はいまだに戻ってきていない。
ただし、中国政府はゼロコロナ政策の緩和へと舵を切った。
タイ国政府観光庁では、早ければ来年1月の春節には中国人団体旅行者がタイに戻ってくることを期待しているとのことだ。
インドとロシア、そして中国からの団体旅行者が加われば、プーケットやパタヤはどうなることか。

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