昨日11月8日はタイのロイクラトン祭りだった。
同時に月食が見られる日でもあった。
出かけるのが遅くなってしまったが、ロイクラトン当日夜のパタヤの様子を見てきた。
広告
赤みのかかった月が昇る夜
11月8日の月食ナイト。
タイで月食が見られるのは、月が昇る17時44分からで、最大食は18時44分で終了。
赤い煉瓦色の月が昇る。
と、事前情報はわかっていたが、ふと気づけば19時半に。
慌ててコンドミニアムから夜空を見上げると、白い月が浮かんでいた。
肉眼で確認するかぎり、赤みのかかった月ではないようだ。
カメラで拡大すると、部分月食が確認できた。
かなりくっきり見られる。
皆既日食を見逃したのは残念。
でも月が暗黒に包まれていく様を見せられると、世界の終わりを暗示していると恐怖にかられる人がいたとしてもおかしくないなとちょっと時間。
でも本日はロイクラトン。
灯籠に願いを込めて川に流す。
パタヤビーチのロイクラトン
日付が変わる少し前にパタヤビーチへ。
昨年2021年はビーチロードを歩行者天国にしていたが、今年は通常通り。
セントラルロードとの交差点近くのビーチ上にイベント会場を設置していた。
LOY KRATHONG FESTIVAL PATTAYA CITY 2022
ステージはすでに解体作業中だった。
小規模なステージで、民族衣装コンテストやコンサートが開かれたもよう。
昨年の大規模イベントに比べると、かなり小規模だった。
まあ、これくらいでちょうどいいのかも。
ビーチ上ではまったりと過ごす人たち。
ビーチ沿いの遊歩道。
クラトン(灯籠)売りの屋台が出ている。
ただ、思ったよりは多くない。
こちらも規模は縮小傾向にあり。
パタヤビーチでのロイクラトンは、川ではなく海に灯籠を流す。
何もしないとすぐに波に押し返されてしまうが、子供が海に入り、灯籠を流すのを手伝ってくれる。
単なる親切心ではなく、灯籠に備えた賽銭ならびにチップ目当てなわけだが。
今年も無事に灯籠流しは終了。
パタヤビーチでのロイクラトンは過去何度も経験しているため、もはや新鮮味はまったくない。
定例行事ってことで。
パタヤビーチ上で、コムロイ(ランタンを飛ばす)を見かけなかった。
空に浮かぶのは月だけ。
センタン
ビーチロードをわたり、セントラルへ。もともとはセントラルフェスティバルパタヤビーチという名称だったが、フェスティバルが抜けて、セントラルパタヤになった。
どっちみちタイ人の呼び名はセンタンで変わらず。
センタンのイベント会場では、ビアガーデンとコンサートを開催していた。
24時近くだっため、すでにイベントは終了したもよう。
今年のロイクラトンのイベントは早め早めに終わるようだ。
ウォーキングストリート
ビーチロードはソイ10を抜けたあたりまでは渋滞。
この付近には道路上に食べ物屋台が多数出ている。
ビーチロードの右端の車線は駐車車両で塞がる。
道路左端に駐輪バイク、その横に屋台で車線が塞がる。さらにインド人の集団が横一列になって道路上を平気で歩くもののだが、さらに車線が塞がる。
幅が広いがビーチロードだが、結局1.5線しか使えずに渋滞していまう。
それでも渋滞は一部だけ。
観光客が増えているとはいえ、まだこんなものだ。
ウォーキングストリートへ行ってみる。
パンデミック前には大きなクラトンがずらりと展示されていたものだが、今年はほとんどなし。
STONES HOUSE前は大掛かりなロイクラトンモードだった。
他のバーでは、呼び込みの衣装がロイクラトンの民族衣装に。
ただ全体的にはそこまでロイクラトンの雰囲気は強くない。
通常のウォーキングストリートといった感じ。
それにしてもウォーキングストリートの人通りが増えた。
まっすぐ歩くのが少し大変になり、先を急ぐなら人波をかき分ける必要ある。その程度には混んできた。
たしかにインド人やアラブ人も多けれど、ファランが目立つ。
ハイシーズンを迎えて、ファランが続々とパタヤにやってきている。
中国人団体客はむろんゼロのまま。
長く寂しい時期が続いたウォーキングストリートだが、復活モードをひしひしを感じる。
ワットチャイモンコン
パタヤ中心部でのロイクラトンは、パタヤビーチのほか、ワットチャイモンコンでも行われる。
ローカルタイ人に人気だ。
露店も多く出没して、日本の縁日を思わせる光景だ。
寺の敷地内に池があり、そこで灯籠を流す。
まとめ
今年のパタヤのロイクラトンはつつがなく終了した。
赤い月と灯籠。
人混みは少なく、快適なビーチ。
ロイクラトンはこれくらいがちょうどいい。
広告