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タイ国内情勢

タイは10月1日にコロナ終了へ

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本日プラユット首相を議長とするCCSA本会議が開催された。
タイでの感染状況は改善しており、ポストパンデミック段階へ近づいている。
CCSA本会議にて、ポストパンデミックへの移行について保健省が準備した計画について説明。
タイでは10月1日にパンデミックが終了を宣言する計画だ。

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タイでのコロナ終了は10月1日か

タイ全国伝染病委員会では、10月1日にCovid-19を「危険な伝染病」から「監視が必要な伝染病」にダウングレードすることを承認した。
これは、デング熱やインフルエンザと同じ扱いにするというものだ。

10月1日にパンデミックからエンデミックへの移行を宣言する。
具体的な日付は明かされていないが、CCSAはCovid-19に対処するための主要機関ではなくなるという。
CCSAはではなくて、保健省と各県の伝染病委員会が管理することになる。11月からは県の伝染病委員会のみで対応する。
感染者は、保健省が定めるガイドラインに従って隔離されることになるだろうとのこと。

11月から12月にかけて、対策はさらに緩和されて、Covid-19への対応は通常のメカニズムに戻る。
ポストパンデミックにおけるタイ政府の目標は、人々がCovid-19と安全に共存し、通常の日常生活を送ることができるようにすることにある。

4月と5月の調査では、90%以上の人がウイルスに対する抗体を持っていることがわかった。3回ワクチン接種により、重症化と死亡リスクを90%減少する。
Covid-19の症例は、インフルエンザと同様に一年中発生するだろう。

CCSA会見によれば、Covid-19のダウングレードとともに、非常事態宣言が終了するかどうかは議論していないとのこと。
現在の非常事態宣言の期限は9月末まであり、最終決定を下すまでに状況を監視するという。

非常事態宣言終了とCCSA解散

なお、CCSAのアドバイザーである医師の発言では、タイの非常事態宣言は10月1日に終了、CCSAも10月1日に解散する予定とのこと。
Covid-19を「危険な伝染病」から「監視が必要な伝染病」にダウングレードする。
非常事態令にかわり、伝染病法で対応する。
非常事態宣言は2020年3月24日に施行され、合計19回延長となり、現在の期限は9月30日。それ以上の延長はしないとのこと。

現在、病院および自宅で隔離している患者は7万人。そのほとんどが無症状ないし軽症。
年末までには1日あたりの入院患者は約1000人に減少すると予想。死亡者は1日10人未満に。
10月1日にCovid-19を監視が必要な伝染病とするが、引き続き、混雑した公共の場所ではマスク着用が必要ともしている。

参照:https://www.nationthailand.com/in-focus/national/40019095

まとめ

もともとのロードマップでは7月1日にエンデミック化宣言をする計画が立てられていた。
でもいつの間にかうやむやになり、ポストパンデミックへの移行期間という位置づけに変わっていた。
7月1日にはタイランドパスが廃止され、タイは完全開国となった。また、娯楽施設再開など国内規制もほぼ全廃となっている。
実質的にパンデミック前の状態に戻ったといえるほどだ。
ただ、非常事態宣言はなおも続いているし、感染者の隔離措置などは残されたままだ。強制ではないが、マスク着用は強く推奨されている。

本日のCCSA会見でもエンデミック宣言についてはっきりと明言されているわけではないが、10月1日にはいよいよエンデミック化宣言がなされる気配が濃厚となってきた。
9月末で非常事態宣言が終了し、CCSAが解散となるかは、まだ判然としていない。
ただ、タイではCovid-19をインフルエンザと同じ扱いにする日がもう目前に迫ってきた。
普通の日常生活が戻る日は近い。

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