厳しい規制措置が続くバンコクだが、明日6月1日より、一部業種について再開が認められることになった。
バンコク都伝染病委員会が発表した。
クラスターが発生していない場所での営業を許可する。
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バンコクの規制緩和
営業再開が認められるのは、以下の5業種
・博物館、美術館、学習センター、サイエンスパーク、史跡、アートギャラリー(グループでの訪問は不可)
・タトゥーショップ、ピアスショップ、ネイルサロン(感染が見つかれば14日間閉鎖の必要あり)
・美容クリニック、ダイエットクリニック
・スパ、マッサージ、健康関連施設(スチーム、サウナ、フェイスケアは不可)
・公園、植物園(グループでの集まりや飲食は禁止、飲料水は許可)
これら以外の施設は、6月14日まで閉鎖を継続とする。
バー、パブなど娯楽施設は当然閉鎖のまま。これはタイ全土で共通。
マッサージは再開できるが、サウナはだめで、個室付浴場も不可。
映画館、ゲームセンター、ビリヤード場などの遊興施設も閉鎖のまま。
はっきりしないが、フィットネスジムは今回の規制緩和施設に含まれていないので、おそらく再開不可。
店内飲食の関するルールは変更がないようなので、定員25%まで着席できる。
店内飲酒は、タイ全土で禁止のまま。
バンコクでは公園再開は認められるが、厳しい制限付き。
グループで集まって座って飲み食いするような行為は禁止。散歩や運動は認められる。すべての飲食が禁止ではなく、水分補給でドリンク類を飲むことはオッケーとなっている。
実際の運用がどのようになるかは未知数だが。
なお、タイ全土のゾーニング見直しや規制緩和に関する発表は出ていない。
全国規模での規制緩和は見送りのようだ。
5月17日に施行されている現行のゾーニング規制措置
バンコクは最大かつ厳格管理エリア(ダークレッドゾーン)に指定されている。
今回のバンコクの規制緩和は、一部業種に関しては、政府の定めた基準に合わせた形となる。
なお、オレンジゾーンであるプーケットでは6月1日より規制緩和が実施される。営業再開が認められる業種はバンコクより多い。
レッドゾーンであるチョンブリ(パタヤ)では現時点では規制緩和に関する発表はない。現在の規制を継続するとなると、明日以降もマッサージ屋は閉鎖されたままということになる。
追記:やっぱり閉鎖継続
バンコク都の規制緩和は、CCSAにより反対されたため、実施されないことになった。
現行のバンコク都告示29号を6月1日から6月14日まで延長する。
よって、再開可能とされていた5業種も6月14日まで閉鎖継続となる。
マッサージ屋、公園の再開は不可。とりあえず6月14日までは閉鎖。
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