タイ入国に必須のタイランドパスだが、4月18日付けで新しいアナウンスが出ている。
4月17日に更新され、4月18日より変更が開始となるようだ。
変更点は、承認されたタイランドパスは前後一週間以内であれば利用可能というものだ。
急なフライト変更に対応できるようになった。
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承認済みタイランドパスは前後一週間利用可能に
2022年4月18日付けで新しいアナウンスがポップアップ表示されている。
Applicants can use their approved Thailand Pass QR Code to enter Thailand on different date of arrival if the new date of arrival is within 7 days before or after the original date of arrival as indicated on the QR Code.
「申請者は、承認されたタイランドパスQRコードを使って、QRコードに示されている元々の到着予定日の前後1週間以内であれば、別の到着日にタイ入国できる。」
たとえば、5月10日到着予定で承認されたタイランドパスであれば、フライト変更などにより、5月7日や5月14日に渡航日がずれたとしても、新たなタイランドパスを申請しなおす必要はなくなる、ということだ。
おそらくは急なフライトキャンセルや変更などに対応できるようにしたということだろう。
タイ渡航希望者が増えるにつれ、タイランドパス申請者も増える。
そうなると承認までの日数もかかることになる、
到着予定日前にいきなりフライトが変更され、タイランドパスを申請しなおすと、時間的に間に合わない可能性が高い。
そういったケースでは、承認済みタイランドパスQRコードがそのまま使えるメリットは大きい。
以前は到着予定日の72時間後以内であれば、承認済みタイランドパスQRコードがそのまま使えたはずだったが、今回は大幅に拡大。
前倒しでもQRコードが使えるようになった。
実際にフライトが変更になれば、事前予約したSHA++ホテルに連絡して宿泊と空港送迎の日程も変更しなければならない。
フライトキャンセルなどどうしようもない理由の場合は無料で日程変更してくれるはずだ。
また旅行者によっては医療保険の加入期間の変更も必要となる。
タイランドパス自体は新たに申請しなおす必要はない。
発行されたQRコードで入国すればいい。
とはいえ、現場の運用では混乱する可能性あり。
変更となった航空券、日程変更したホテルのバウチャーなどは紙に印刷してしっかり確認できるようにしておこう。
スワンナプーム空港Test&Goホテル合流ポイント
タイランドパスでの告知はもう一つあり。
In the case that your arrival port is Suvarnabhumi International Airport, please check your hotel counter number via https://checkinextraplus.workationthailand.com/
「スワンナプーム国際空港が到着地であるならば、ホテルカウンターナンバーをチェックしておいてください。」
⇒https://checkinextraplus.workationthailand.com/
これは、スワンナプーム空港国際線到着後の混雑ぶりがSNSで炎上したあとに新たなに開設されたサービスだ。
ホテル名を入力すれば、目当てのホテルのカウンター番号が表示される。
スワンナプーム空港に到着し、タイランドパスのチェックを終えて、入国審査を受けて、バゲージクレームを抜けた先がSHA++ホテルとの合流エリアとなっている。
ここにホテルのカウンターがたくさん並んでいるので、あらかじめカウンター番号がわかっていれば探しやすくなるという機能だ。
ネットで事前チェックしておくといい。
その他注意点
4月18日付けのアナウンスは他にもあるが、中身は以前と変わっていない。
・タイランドパスは、到着予定日の2日以内の申請は不可
・タイランドパス承認プロセスには3-7日かかる。出発7日以上前に登録することを強く推奨
タイランドパスの申請方法はこちらを参照に。
5月1日以降にタイ入国規則が変更となる可能性が高い。
タイ入国後のPCR検査が空港でのATK検査に変更になったり、SHA++ホテルの事前予約が不要となったり、さらにはタイランドパスの廃止なども提案される予定なっている。
ただ現時点では何も決定していない。
4月いっぱいは現行システムでのタイ入国が続くのは間違いない。4月30日までにタイ入国予定の人は、今のタイランドパスの要件で申請すればいい。
5月1日以降については不透明だ。
4月22日のCCSA本会議にてなんらかの決定があるものとみられる。
5月1日以降にタイ渡航を考えている人は、タイランドパス申請までもう少し様子を見たほうがいいと思う。
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