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タイ入国情報 ビザ・タイランドパス・入国手続き

タイランドパス申請、登録から2分で承認されQRコード入手

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タイ入国のための必須手続きが、Thailand Pass(タイランドパス)というシステムを使った情報登録だ。
11月1日のタイ開国にあわせて、旧来のCOEシステムにかわり、新しいシステムが運用開始となった。
開始当初は混乱したが、徐々に状況は改善してきたようだ。
実際に登録してみた。
すると、なんと登録完了からわずか2分後に承認通知が届き、入国時に提示するQRコードも添付されていた。
タイ外務省がタイランドパスの現状と改善点、いまだにQRコードが届かない原因について説明している。

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タイランドパス申請から承認まで

Thailand Passの公式サイトはこちら。

⇒https://tp.consular.go.th/en

偽のサイトが登場しているようなので要注意。

細かい登録方法は別途説明する予定だが、入力内容で特に難しいことはない。
ワクチン接種証明書、PCR検査を行う病院と提携したホテルの予約確認書、5万ドル以上をカバーする医療保険加入書。
この3つの書類をきちんと用意しておけば、タイランドパスの手続き自体は簡単だ。

17時12分、すべての入力と書類添付を終えて、申請。

すると、Successとなり、申請は受理された。

その直後に、登録メールアドレスあてに確認メールが送られてきた。

「タイランドパスはあなたの登録を受け付けました
結果はこのメールで7営業日以来にお送りします」

まあ、7日はかからないにしても、2日くらいはかかるだろうなあと、とりあえず待つことに。
パソコンを離れること2時間。ためしにメールボックスを開くと、すでにタイランドパスから次のメールが届いていた。

Your registration on the Thailand Pass has been approved
(あなたのタイランドパスでの登録は承認されました)

なんと、最初の登録受け付けから2分後のメール受信である。

メールの内容はたしかに承認通知だった。
添付のPDFファイルにはQRコードが掲載されている。

ちゃんと、Exemption From Quarantine(隔離免除)として登録されている。
これで隔離免除入国許可が出たことになる。

それにしてたった2分!
2日はかかると思っていたが、実際は2分。
びっくりした。

タイでは現場やオンライン問わずいろいろな役所の手続きをしてきたが、これまででぶっちぎりの早さと簡単さ。
開国にかけるタイ政府の本気ぶりを感じずにはいられなかった。

デジタルワクチン接種証明書なら自動承認

タイランドパスのシステムは大きく改善されている。
QRコード付きのデジタルワクチン接種証明書であれば、自動承認されるようになっているそうだ。
正しくは、PKI(パブリックキーインフラストラクチャ 公開鍵基盤)が提供されていれば、QRコード付きのデジタルワクチン接種証明書は自動的に承認できるとのこと。現在30ヶ国が対象で、これから増やしていく予定。
ワクチン接種証明書を手動でチェックする場合は承認まで時間がかかるとしている。
時間が一番かかるのは、ワクチン接種証明書のチェック行程とのことだ。

今回のタイランドパス申請では、タイの病院で2回目のワクチン接種した際にもらった紙のワクチン接種証明書を証明書類として、それとモープロム上に表示されるデジタルワクチン接種証明書をQRコード証明書類として、それぞれ添付した。

すると、タイランドパスは2分で承認完了。
まあ、自国発行のデジタルワクチン接種証明書が最速となるのは当然の話だが、それにしても早い。

ちなみに、タイで発行可能な紙媒体のワクチンパスポートは不要。むしろ自動承認されない可能性がある。
モープロムのデジタルワクチン証明書が一番早くて確実のような気がする。

日本のワクチンパスポートはデジタル対応しておらず、QRコードも掲示されていない。これでは自動承認は不可。手動で職員がいちいち確認していく作業が必要となる。数日程度かかることもあるようだ。

タイ外務省とCCSAの発表によれば、11月7日時点でタイランドパス申請は92,240件で、50,231件がすでに承認済み。承認済みのうち、16,798件が自動承認とのことだ。

タイランドパス改善計画

CCSA会見では、外務省からの情報として、タイランドパスの現状と改善点について報告があった。

いまだに承認されずにQRコードを受け取れない原因を以下のように説明。

・ワクチン接種証明書を手動で確認する作業が必要で時間がかかっている
・PCR検査を提供する病院と提携しているホテルの予約確認書がきちんと添付されていない
・同じ情報を何度も入力されたため、承認プロセスに混乱が生じた。同一名で複数登録されているが、情報が異なっているケースがある。
・メールアドレスを間違って登録したり、受信箱がいっぱいになっており、QRコードが受信できなかった人がいる。
・ワクチン接種証明書を確認する時間が必要。承認プロセスには最大7日かかるとアナウンスしているが、保健省では平均3日以内にワクチン接種証明書の確認ができている。

・外務省とデジタル開発庁と疾病対策局では、タイランドパスのシステム改善のために常に連携して調整にあたっている。
・PDFファイルをアップロードできるようシステムを改善する
・病院と提携しているホテルを選択するためのドロップダウンリストを利用できるようする
・再登録する必要をなくすため、申請の進捗状況をチェックできる機能を追加する
・デジタルワクチン接種証明書が利用可能な国を現在の30ヶ国からさらに追加していく
・さらなる質問は、外務省のコールセンターまで。電話番号は025728442。30回線を追加している。

まとめ

タイランドパスの2分承認は衝撃的だった。
まさかここまで早いとは想像もしていなかった。
11月1日開始当初はシステム混乱が目に見えていたので、あえて少し時間を置いたが、その目論見は当たった。
あとはタイでのデジタルワクチン証明書があることもよかった。
おかげで待ち時間ほぼゼロで入国に必須のQRコードを受け取れた。
日本のワクチンパスポートでタイランドパスを申請する場合は、やはり承認まで数日はかかると見ておいたほうがいいかもしれない。
ホテル予約の確認書取得も少し時間がかかることがあるので、余裕をみておき、渡航予定日の10日前くらいまでには準備を開始するのがいいと思う。

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