先日のCCSA会議で発表された、新たにタイ入国が許可される6つのグループ。
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この中に、ノンイミグラントビザ保持者というグループがある。
様々な種類のノンイミグラントビザとのことだが、具体的なビザの種類はよくわからなかった。
本日10月1日、在東京タイ王国大使館より、リタイアメントビザでのタイ入国を認めるとの発表があった。
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リタイアメントビザでのタイ入国許可
10月1日付け、在東京タイ王国大使館の発表。
2020年9月29日以降、ロングステイビザ(ノンイミグラントO-A、O-X)の入国が可能になりました。入国の際に必要な入国許可証 (COE)や申請方法につきましては、こちらをご確認ください。(※新たにビザ申請が必要な方には、改めてビザ申請必要書類を発表致します。)
引用元⇒http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/9509/
ノンイミグラントO-AとO-Xは、いわゆるリタイアメントビザのこと。
すでにこのタイプのビザを有していれば、タイ入国要件を満たしており、COE取得が可能となる。
新規のビザ申請も受け付けるようだが、詳細は追って発表になる。
ノンイミグラントビザでのタイ入国許可は、ヨーロッパのタイ大使館によってはすでに9月29日に発表になっていたが、日本は少しだけ遅れた形となる。
元々の情報では、50万バーツ相当の預金残高を6ヶ月有しているのが条件ともあったが、タイ大使館発表のCOE取得に必要な書類には記載がない。
この条件はなくなったのかもしれないが、要確認。
タイ国内で取得したノンイミグラントOビザでも対象になるかなどの詳細についても、必ずタイ大使館で確認してほしい。
タイ入国への流れは、これまで認められていたワークパーミット保持者などと同じ。
まず、特別便を予約する。
10月は全部で14便が運行される。
それからCOEの申請へ。
14日間隔離検疫施設であるASQの予約確認書、10万ドル以上の補償額の医療保険証などが必要。
さらに搭乗72時間前までのPCR検査陰性証明証、渡航に問題ないとする健康証明書も必要。
ASQホテルのランクによるが、おおむね総費用は40万円程度はかかるといわれている。
14日間(実際には15泊16日)の隔離も必須。
リタイアメントビザでの入国が認められるようになったとはいえ、タイ入国のハードルは依然として高いままだ。
それでも少しずつ前進している。
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