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タイのノービザ入国の滞在期限延長
少し前に提案されていたノービザでのタイ入国時の滞在日数を45日にする案が内閣によって正式に承認された。
これまでノービザ入国の場合、滞在日数は30日だった。
14日間(実際には15泊16日)の隔離期間を鑑みて、そのぶんの15日をはじめから延長して45日にするというものだ。
この45日への滞在期間延長措置は、ビザ免除での入国ならびに30日ビザに適用される。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30400034
火曜日に内閣の承認を受けたばかりなので、各国タイ大使館の情報が更新されるのは少し時間がかかるかもしれない。
ノービザ入国について公表しているアメリカのタイ大使館やスイスの大使館のホームページをチェックしてみたが、さすがにまだ更新されていなかった。
ノービザで入国の場合、滞在期限の延長申請が可能となる。
延長期間は30日。
この延長申請に関する発表はないが、おそらくは30日のままだと思われる。
となると、延長手続きをした場合の合計滞在日数は以下のようになる。
45日+30日=75日
中期滞在としては十分な長さがありそうだ。
なお、観光ビザでの滞在期間の15日延長はすでに正式決定している。
もともとの滞在期間が60日で、15日が延長、さらに手続きをすれば30日の延長となるので、合計105日となる。
日本からタイへのノービザ入国について
ビザ免除措置によるタイ入国は正式に認められている。
いつくかの国のタイ大使館では、ビザ免除措置で入国可能だと早々と発表していた。
ビザ免除措置の対象は56カ国で、日本もその中に入っている。
在東京タイ王国大使館のホームページでも、少し遅れた形だが、VISA免除に関して掲載されている。
- 日本国籍のパスポートまたは、リスト「クリック」に示されている対象国籍のパスポートを保持している方は、2020年12月7日以降で、観光目的とする30日以内の滞在であれば、VISA免除が認められます。入国許可書(Certificate of Entry)の際は、カテゴリー11番(Category 11: Medium Term Visitor - Visa Exemption)を選択し、(https://coethailand.mfa.go.th/) からご申請ください。
12月7日時点で、すでにビザ免除措置は決定していたようだ。
この措置は2021年9月30日までとのこと。
来年1月からのタイ入国の関するCOE(入国許可書)申請は、専用のオンラインサイトで行うことになっている。
そのCOE申請サイトで、Visa Exemptionを選択すればいい。
これは数日前にはすでに選択可能な状態となっていた。
まとめ
ビザ免除措置による日本からのタイ入国ならびに滞在期間45日は正式決定となった。
むろん、14日間の隔離検疫は必須のままだ。
隔離期間があるからこそ滞在期間も延長になったわけで、依然として短期旅行者が気軽にタイへ遊びに行けるような状況では決してない。
とはいえ、日本からタイへ観光目的でノービザ入国して最大75日の滞在が可能というのは、大きな進展といえよう。
が、現在、タイでは大規模なクラスターが発生。
緩和した入国規制に対してさらなる注意が必要と首相が発言もしている。
この先、入国制限がまた厳しくなる可能性もある。
状況は刻一刻と変化している。
タイ入国希望の人は、最新の情報をチェックすることをおすすめする。
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