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タイ入国情報

8月にタイを訪問した日本人旅行者は2万人以上

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本日CCSA本会議が開催され、その後のCCSA会見でタイへの外国人旅行者の統計が発表された。
今年これまでの外国人観光客は約400万人。
8月の統計では日本人旅行者が2万人以上となっている。

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タイへの外国人旅行者

2022年1月1日から8月17日の外国人旅行者の統計

累計旅行者が3,780,209人。

トップ5
1位マレーシア 535,290
2位インド 391,615
3位シンガポール 213,497
4位イギリス 185,538
5位ベトナム 170,765

2021年はトータル427,869人だった。
Test&Goが開始された11月は91,255人で、12月は230,497人。
昨年末のオミクロン株への警戒によりTest&Goが一時停止となり、年明け1月は133,903人人に大きく減少。
その後、入国制限が緩和されるにつれ、外国人観光客は増えていった。
今年7月1日にはついにタイランドパスが廃止され、完全解国となり、1ヶ月の外国人観光客が100万人を突破した。

2022年8月1日から17日の外国人旅行者

タイへの外国人旅行者累計629,906人
・陸路188,972
・空路440,934

8月1日から17日までのタイへの陸路入国者
1位マレーシア 79,894
2位ラオス 33,030
3位カンボジア 15,071
4位ベトナム 3,174
5位インドネシア 2,016
6位中国 1,495
7位シンガポール 967
8位韓国 779
9位フランス 749
10位アメリカ 739

タイ南部のサダオ陸路検問所から陸路入国してくるマレーシア人が多い。
ラオスからはノンカイの陸路国境を通過してくる。
カンボジアからはアランヤプラテートが主要国境。
中国からの陸路旅行者が多いのは、ラオスを抜けて来ているのだろう。ラオス・中国鉄道が開通しており、中国から鉄道でビエンチャンまで来られる。

お盆休みの日本人旅行者

8月1日から17日までのタイへの空路入国者(440,934人)

トップ10
1位インド 57,642
2位韓国 40,565
3位ベトナム 36,869
4位マレーシア 30,107
5位シンガポール 29,814
6位イギリス 23,758
7位日本 23,733
8位フランス 19,684
9位アメリカ 18,974
10位ドイツ 18,024

日本がランクインした。7位で23,733人。
やはりお盆休みの日本は強い。

それでもインドや韓国には大きく引き離されている。
インドが強すぎる。
パタヤの現状を見てもインド人1強体制は明らか。
韓国人の勢いも感じる。

ちなみに、トップ10の国のうち、帰国者全員に陰性証明書を義務付けているのは日本と韓国のみ。インドはワクチン未接種のみ陰性証明書が必要とのこと。
韓国は24時間以内の迅速抗原検査でもいいようだが、日本は72時間以内のPCR検査ないし抗原定量検査が必須だ。
お盆休みにタイに遊びに来た日本人観光客のどれほどが帰国前PCR検査で陽性となるのか予想がつかない。
100人に1人が陽性となるとして、200人以上はタイで足止めをくらうことになり、帰国できない。
おそらくはもっと多いだろう。お盆休みが終わっても帰国できない日本人が数百人出てもおかしくない。

今年のタイ観光客の目標は1,000万人

TAT(タイ国政府観光庁)では、今年全体の外国人観光客の目標を1,000万人としている。
8月は1日あたり4万人以上が入国してきており、この数字は10月からのハイシーズンではもっと増えるだろう。
1ヶ月あたり150万人が訪れて、年間で1,000万人を越える計算だ。
タイ観光評議会では、さらに目標を高く設定して、1,200万人としている。
タイの観光セクターが生き残るためには、1,200万から1,600万人の外国人観光客が必要で、これは2019年の外国人観光客4,000万人の30-40%に相当する。
10月からのハイシーズンでは月200万人の外国人観光客の到着を期待しているとのことだ。

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