先日バンコクを訪れた。
バンコクに行くと食べたくなるのが日本料理だ。
パタヤでは、タイ料理、イサーン料理、西洋料理と何でも揃っている。最近は日本食屋が増えているものの、やはりレベル的にはバンコクと比べるとまだまだ厳しい。
そこでバンコクで日本食となる。高級品はいらない。どちらかというとジャンキーな日本食がほしい。
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エカマイゲートウェイ
パタヤからバスでエカマイに到着。
エカマイバスターミナルのすぐ近くにあるエカマイゲートウェイへ。
ここは日本関連の店が多い。日本食、日本の薬局、日本のスーパーなどなど。
1階にある天丼てんやは以前に訪問済み。
1階フードコートっぽいエリアには日系水産店の寿司もあった。
タイ料理のブースにも日本語表記が多くて、本当に日本フレンドリーだ。
2階へ上がると、かつややすき家やしゃぶしゃぶなど。
すき家で牛丼
パタヤには、かつて吉野家とすき家という日本の牛丼チェーン店が進出していた。
後発の吉野家はあっさりと撤退し、かつやに変わった。
先発のすき家は踏ん張っていたが、パンデミックにより徹底してしまった。
よってパタヤからは日本の牛丼屋がなくなってしまった。
バンコクに来たらついつい食べたくなるのが牛丼というわけだ。
で、エカマイゲートウェイ2階のすき家へに吸い込まれてしまった。
他にもっと選択肢があったはずだが、牛丼の魔力に抗えなかった。
いつもの牛丼並盛。それと緑茶。
なんだか肉の量が少ないように見えるが、実際食べてみるとそうでもなかった。ちょうどいいあんばい。
味は日本とほとんど変わらないと思う。
紅しょうが入れ放題もうれしい。
牛丼並盛79バーツ、緑茶25バーツ、計104バーツ。
日本円で360円くらいなんで、日本と同じくらいか。
会計を済ませて外に出てみると、ハンバーグステーキの看板を見つけた。
ハンバーグ丼139バーツ、ハンバーグ定食169バーツ。
しまった、どうせならハンバーグにすればよかった。
ハンバーグは大好物。ハンバーガーもいいけれど、日本流のハンバーグも好き。
パタヤではハンバーガーはいくらでもあるが、日本流のハンバーグは厳しいんだよなあ。日系店で食べられるにしても、いかんせん価格が高いんで。
パタヤにすき家が戻ってきてほしい。
たこ焼き
エカマイゲートウェイ2階をうろうろしていて気になったのが、タコのイラスト。
たこ焼きだ。6個で75バーツ。
「金」のマークのKIN Shabuという店。
ドンムアン空港などで見かけるが、雰囲気からするとなんとなく日本企業系列ではなさそう。
まあでも、バンコクでのたこ焼きなら期待が持てる。
サーモン入りもあったが、むろんタコ入りたこ焼きで。
その場で食べるスペースはなく、1階のイートインスペースに持ち込む。
すぐ横にはマックスバリュだ。
バンコクは便利だねえ。
大玉6個。海苔と鰹節。ソースは変な色になっているが、マヨネーズを混ぜているのだろう。
ソース類をかけると、見た目は堂々たるたこ焼きの出来上がり。
たこ焼きは、やっぱり揚げ焼きスタイルになっており、外はかりかりだ。
中には小さめながらもちゃんとタコ入り。
生地にダシの風味はあるものの、ちょっと全体的に粉っぽい。
外はカリカリでも、中のふわわふとろとろ感が少なめ。
あと、紅しょうがが入っていないのもマイナス点。
さっきのすき家で紅しょうがもらっておけばよかった。
マヨネーズ入りのソースは、ローカルたこ焼き屋の甘ったるいソースとマヨネーズに比べれば、しっかりした日本の味。
トータルではそれなりに満足できるたこ焼きだ。
これまでパタヤのあちこちで食べてきたローカルたこ焼きと比較すると、断然上回る。
でも、日本の、それこそ大阪の商店街でこのレベルのたこ焼きを出されると、決してリピートはしない。たぶんすぐ潰れる。
まあ異国なんでこればっかりは我慢しないと。また、我慢もできる出来栄え。
大玉6個入りで75バーツ、262円ほど。
牛丼並盛とほぼ同じ価格。
さすがに牛丼とたこ焼きを連続して食べると、お腹いっぱい。
ジャンキーな日本流ファストフードの連発でほどよく満足。
パタヤからのバスを降りてすぐに牛丼とたこ焼きにありつけるなんて、さすがはバンコク。
パタヤに戻ってからしばらくは牛丼とたこ焼きは我慢しよう。
ああ、次はお好み焼きが食べてくなってきた。パタヤは、無理かなあ。
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