一月ほど前、バンコクに滞在した時のこと。
娯楽施設や飲食店の利用が禁止される前だったので、どこでも飲み食いができた。
今思い返せば、たったそれだけのことが贅沢に感じる。
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エカマイゲートウェイのてんや
ショッピングモールもすべてオープンしていた。
入ったのはエカマイゲートウェイ。
え
ここは日本食レストランが多い。
気になったのが、天丼てんや。
日本でもてんやには行ったことがない。
普通の天丼では芸がないけれど、表に出されたメニューをみていると、なまずの文字が。
なまず天丼か。これはおもしろい。食べてみよう。
創業者なのか、おじさんのマスコットがお出迎え。
メニューはもちろん天丼がメイン。
オールスター天丼が169バーツ、スーパースター天丼が189バーツ。
サーモン天丼が165バーツ。サーモン天丼なんて、日本でも売っているのだろうか。
通常の天丼が145バーツ。半熟卵のせ鶏天丼99バーツ。
そして今回オーダーしたのが半熟玉子のせなまず天丼105バーツ。
ドリンクはおかわりなしのアイス緑茶が29バーツ。
なまず天丼がこちら。
衣たっぷりでなかなかの見栄え。
半熟卵も存在感あり。
衣はさくさくで食感よし。
さて、なまずである。
タイではなまずはよく食べられている。
屋台でも焼いたなまずをよく見かける。
焼きなまずの見た目はいまいちよろしくないが、実際食べてみると、意外といける味。
では、なまずを天ぷらにするとどうなるか。
はい、食べやすいですな。
身はふんわりとしていて、さくさくの衣との相性がいい。
ちょっと脂っぽい部分もあるが、気になる程度ではない。
要は白身魚である。
具材名を伏した状態で出されて、この魚がなまずだとわかる日本人はまずいないかと。
天つゆは、ちょっと薄めだけど、もちろん日本の味。
なまずでも天つゆで問題なし。
半熟玉子と天つゆの相性もばっちり。
テーブルの上には、追加のタレが置いてあるので、濃い味が好きな人は足せばいい。
日本の一般的な丼ものに比べると、やはりタイでは量が少なめ。
ご飯の量も少ない。
タイではこれが普通なので致し方ない。
ナマズ天丼と緑茶で合計134バーツ。VAT込み。
まとめ
珍しいメニューに惹かれて食べてみたなまず天丼。
普通においしく食べられた。
が、リピートするかと言われたら、かなり微妙。
別に無理に食べなくてもいいかと。
あとは、普通の天丼よりも、鶏天丼のほうが気になる。
現在のところ、パタヤにはてんやの出店はなし。
かつ屋がターミナル21パタヤには新規出店してきたことだし、次はてんやにも来てほしい。
というか、早くまた普通に店で食事ができるようになってほしい。
今少しの我慢だ。
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