2年近く外国人観光客が消えたパタヤ。
娯楽施設や観光施設だけでなく、パタヤ中心部ではローカル向けの屋台や市場まで閉鎖や撤退が相次いだ。
街が壊滅状態となった。
が、11月1日タイ開国とパタヤ開放が実現し、規制緩和も進み、12月からの観光客増加を期待してか、街には活気が少しずつ出てきた。車と人が増えてきたのは間違いない。おそらく田舎に帰っていたタイ人たちがパタヤに戻ってきたのだろう。
ナイトライフはいまだ閉鎖だが、まずは主にローカル向けの施設が再開しつつある。
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ソイニュープラザ屋台群
ソイニュープラザのセカンドロード側はバービア群エリアとなっており、すべて閉鎖されている。
レストランはかろうじて2,3軒営業しているがあまり流行っているようには見えない。
フィッシュアンドチップスで有名なFRYDAYはずっと閉鎖されたままだ。
ソイブッカオ側は屋台群となっている。
大半の店が撤退してしまったか休業中となってしまい、歯抜け状態だった。
が、11月後半からまた屋台が戻ってくるようになった。
今では半分以上が埋まっている。
タイ料理屋、唐揚げ屋など新規出店もある。
日本人にも有名なカオマンガイ屋は、12月6日再開予定と掲げている。
ロックダウン中は営業したり閉めたりの繰り返しだった。
今度こそ通常営業に戻ってほしい。
ここのカオマンガイはおすすめ。ガイトートとのミックスが一番好きだ。
さらに長らく撤退したままになっていたCHYSEE(チャイ4)バミー屋台が戻ってきた。
現在設営中で、じきにオープンするだろう。
チャイ4はタイ全国で展開するフランチャイズ店で、なんならお隣のラオスにも店があるほど。
味は安定しており、チャイ4で食べればバミーに外れなし。
店によっては、具材やスープが異なっているのもおもしろい。
ソイニュープラザのチャイ4は、ワンタンがうまかった。
ただ、以前と同じオーナーが屋台を出すかどうかは不明。味が変わる可能性あり。
それでもソイブッカオ界隈にチャイ4が戻ってきてくれるのはありがたい。
できれば、ハーダオ(5 Star)フライドチキン屋も戻ってきてほしい。
ブッカオ火金市場
ソイブッカオの南端にある大きな市場。
従来は火曜と金曜日に開催されることから、日本人の間では通称「火金市場」と呼ばれていた。タイ語でも英語でもそのように呼ぶこともあれば、単純にタラートブッカオ、Buakhao Marketと呼んだりすることが多い。
火金市場が更地になった時はショックだった。
あの市場まで撤退するのかと。
実際には市場は向かい側に移転して、規模を縮小しつつも継続した。
が、元の市場があった土地はFor Rentとなっていた。
てっきり元に戻らないと思いきや、事態は変わった。
巨大な敷地を綺麗に整地し、看板が上がった。
12月5日(日曜日)に市場をオープンするという。
なにやらイベントも開催予定のようだが、詳細はよくわからない。
毎週日曜月曜火曜金曜日に開かれるとのこと。
ここ数年は日曜日にも多くの店が出ていた。
どうやらリニューアルオープン後は、日曜日も本格的に定期開催となるもよう。あと月曜日も加えて、日月火金市場となるかもしれない。
その後、さくさくと店舗用テントが組み上がった。
仕事が早い。
これは昨日(12月3日)の様子だが、すでに物販搬入も開始した。
常設店舗もできるようで、看板が上がっている。
ステーキ屋とチムチュム屋ができるようだ。
おっと、どちらもツリータウンにある店舗だ。
ステーキ屋のTHE ONEは、ツリータウン沿いにあるステーキ屋。
関連記事:ツリータウンの59バーツステーキ屋
現在はツリータウンからソイメイドイン裏手へ抜ける道へ少しだけ場所を移転している。
チムチュム屋は、ツリータウンのバンコク銀行横の屋台群に最近できたばかりだ。以前はヤム屋があった場所。
チムチュムが99バーツは安い。
どちらも同じデザインの看板なので同一店舗なのは間違いなさそう。
ツリータウンから移転してしまうのか、ツリータウン店はそのままにして市場に第二店舗を構えるのかはまだ不明。
常設店舗ができるということは、毎日何かしらの店は市場で営業することになりそうだ。
市場の地面も綺麗になり、しっかりしたテントも張られた。
どういう形態で営業していくのか、本日のオープン以降、様子を見ていきたい。
パタヤ復活はまずローカルから。
ナイトライフは厳しいままだが、タイ人は戻りつつ。観光客が増えていけば、タイ人もさらに戻ってくる。
タイ人は生活のために市場や屋台が必要。
むろん、すでにパタヤに滞在している在住外国人も屋台や市場は利用する。
新規の観光客も巨大市場があれば、買い物しに来る。
火金市場の復活が、パタヤ復活の狼煙となってくれれば嬉しい。
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