7月16日発表のチョンブリ県の感染状況。
新規に確認された感染者は増加。5日連続で過去最多を更新した。
チョンブリ県からの新たな命令は、セントラルフェスティバルパタヤビーチ内の店舗の一部閉鎖。
CCSAからはチョンブリ県など7県をダークレッドゾーンに指定するとの発表があった。
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チョンブリ県感染状況
7月16日、チョンブリ県発表による新規感染者は530人（前日523人）。
累計14,056人
回復済み 8,516人（+183）
治療中 5,465人
死者累計75人（+3）
新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区 58人（累計3,657人）
シラチャー地区 161人（累計3,100人）
バンラムン地区（パタヤ）171人（累計3,633人）
他
各地区別感染者推移
上から、バンラムン（パタヤ）、シラチャー、ムアンチョンブリ。
4月、5月、6月の各月累計と7月各日の数値が並ぶ。
バンラムンは5月6月と減少していたが、各地でクラスターが発生し、大きく増加傾向に。
チョンブリ県全体では過去最多数を連日更新している。
タイ全国での新規感染者は9,692人。
タイ各県の新規感染者上位10県
バンコク2,195人サムットサコン653人、サムットプラカン607人に続き、チョンブリの530人は全国4番目の多さとなった。
新規感染者の感染経路内訳
・ボートン地区のPrime Product Industry社クラスター 28人
・バンブーン地区の工場クラスター4人
・パナットニコム地区の学校クラスター3人
・バンラムンのテパシットのラタナコン市場での調査 9人
・バンラムンのノンケット市場で調査 4人
・不特定多数の人と接する高リスク職業 8人
・医療従事者 2人
・ラヨーンの工場 13人
・他県への旅行 バンコク6人、パトゥムタニ3人、ロッブリー1人
・感染者と接触 21人
・パーティ参加 7人
・家族間で感染 124人
・職場で感染 112人
・調査中の感染者と接触 54人
・調査中 129人
995人の接触者と1,829人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは検査件数を発表している。7月14日の検査件数は5,142件で、うち陽性確認が513件。単純計算による陽性率は9.9%。
（7月15日分は未発表）
バンラムン保健局発表のバンラムン感染状況。
新規感染者171人は過去最多。
パタヤ中心部が該当するノンプルーが102人。
感染経路
・家族間で感染 53人
・職場で感染 11人
・セントラルフェスティバルパタヤビーチのクラスター 34人
・ロイヤルガーデンプラザ 1人
・パーティ参加 4人
など。
センタンはクラスター認定された。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
（他多数）
（パタヤを一部抜粋）
セントラルフェスティバルパタヤビーチ
・Puma
・Pump
・Sukishi
・Sizzler
・City Chain
・On the Table
・Cafe Amazon
・Blue Sky
・KFC ビッグCエクストラ店（パタヤカン）
・フードランド（パタヤカン）
・ターミナル21パタヤのシズラー
・Coco Fitness
・Fairtex Sport Club
・Ar-Pam（ナックルア）
など多数
セントラルフェスティバル内一部店舗閉鎖
7月16日付けで、チョンブリ県命令第58号が発出された。
セントラルフェスティバルパタヤビーチ2階にあるSuper Sport Shopを閉鎖。
7月16日から7月25日まで。
センタンではクラスターが発生し、従業員に多くの感染者が出ている。
センタン全館閉鎖命令が出ることも予想されたが、まずは個々の店だけでおさまったようだ。
センタンは7月15日は全館休業し、16日から営業を再開した。
チョンブリ県はダークレエッドゾーンへ
7月16日にCCSA特別本会議が開かれて、ゾーニングの見直しが行われた。ダークレッドゾーン（最高度厳格管理地域）に７県を追加することが決定。チョンブリ、チャチュンサオ、ラヨーン、ラチャブリ、ウドンタニ、スリン、ウボンラチャタニ。
これらは１日あたりの新規感染者が100人を越えている県。（資料はあくまで感染者数でゾーニングとは別）
感染者の多さから見ると、チョンブリがダークレッドゾーン入りするのは時間の問題だったといえる。
ただし、具体的な規制強化措置はまだ出ていない。
今のところ、これまでの規制内容が継続適用される。
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