11月1日よりタイでは隔離無しでワクチン接種済み観光客を受け入れる。まず46カ国を対象にする。
タイに渡航するには事前の入国登録が必要となっているが、現行のCOEシステムはThailand Passへ変更される。
実際に入国許可を発行するのは外務省の担当だ。
タイ外務省が11月1日タイ開国についての入国規則を発表した。タイランドパスは11月1日に運用開始となる。
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タイ入国時の規則概要
外務省発表のタイ入国規則
1.2021年11月1日より、Thailand Passがタイ入国しようとする者に対して導入される。タイランドパスは、https://tp.consular.go.th/にてオンライン登録してください。QRコードが発行され、航空会社ならびに国境パスポートコントロールで提示する。
2.11月1日以前に承認されたCOEは引き続きタイ入国に有効。返金のためにホテルに直接連絡してください。
3.ワクチン接種していない12歳未満の子供が同行する場合は、隔離免除措置で入国できる。(PCR検査結果が出るまではホテルで最低1泊は待つこと)
4.旅行者はリストに掲載された国に最低21日は滞在している必要がある。または、タイからリスト掲載国へ旅行してまた戻る必要ある。
補足)
2番の返金云々というのは、すでにCOE申請のためにホテルを予約してしまった場合のことだ。サンドボックスならばSHA+ホテルを7泊予約する必要があるが、11月1日以降に隔離免除入国を利用する場合は到着初日の1泊だけの予約でいい。よって残りの6泊分の返金が受けられることになる。
4番の英文はかなり怪しい。後半部分は、タイ在住者への21日ルールの説明となる。タイ在住者が隔離免除対象リストに入っている国へ21日未満の期間で旅行して、またタイに帰国してきた場合は、21日ルールは適用されないということだ。
いよいよ、タイランドパス用のウェブサイトが明らかにされた。
ただ現時点ではまだ準備中で、もうじきオープン予定とアナウンスしている。
10月31日までは現行のCOEシステムが全面的に続くのか、それとも11月1日以降の入国に関しては前倒しでタイランドパスでの申請ができるのかは不明。
また、タイランドパスの詳細は完全には判明しておらず、細かい登録書類もはっきりしない。
11月1日以降に隔離免除制度を利用して日本からタイに入国しようと考えている人は、タイランドパスの正式運用開始までもうしばらく待ったほうがよさそうだ。
ただ、タイランドパスに切り替わるのは間違いないので、とりあえず航空券と1泊分のSHA+ホテルは先に押さえてしまっていいかもしれない。
到着初日に滞在できるホテルは、SHA+あるいはAQ(代替隔離施設)ホテルのいずれかとなっている。
スワンナプームに到着する場合は、バンコクあるいはパタヤのホテルが利用できるとのことだ。
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