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タイ入国のCOE制度はとりやめ、Thailand Passへシステム移行予定

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タイへ渡航する場合は、タイ人外国人を問わず、COE(入国許可書)の申請が必須となっている。
このCOE申請の複雑さがタイ旅行への障害と言われており、簡素化を望む声は大きい。
タイ外務省は、本日10月14日午前にフェイスブックを通じた記者会見を実施し、11月1日からはCOEシステムをとりやめて、Thailand Passという新しいシステムに置き換える予定だと発表した。

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COEはThailand Passへ移行

タイ外務省の発表より。

・タイは、2021年11月1日より、低リスク国からり空路で到着する完全なワクチン接種済み旅行者に対して隔離無しで開放する予定
・国際訪問者は、出発前にPCR検査を行い陰性を証明し、またタイ到着後にさらに検査を実施する必要がある。陰性結果を見せることにより、タイ国内を自由に移動することが許される。
・さらなる詳細と規則は議論され、CCSAで承認されたのちに公式発表される。

これはプラユット首相のテレビ演説での11月1日開国について説明したものだ。
外務省としてはこの方針に従い、タイへの旅行者を支援していく。

次に、COE(タイ入国許可書)について声明が発表された。
煩雑で面倒なCOE申請にかかわる手間を軽減させるため、Thailand Passという新しいシステムを11月1日に開始させるという。
Thailand PassがCOEシステムに取って代わるため、ほとんどの旅行者にCOE制度は廃止されることになる。

・外務省はデジタル政府開発局(DGA)と協力して、Thailand Passというシステムを開発中である。これはウェブベースのシステムで、タイ人と外国人旅行者は渡航前に必要な情報を入力し関連書類をアップロードする。このシステムの目的は、「旅行の緩和」方針をサポートするためで、タイ開国後に実施される。このシステムはCOE発行に置き換えられ、タイ渡航前の情報入力と書類提出のプロセスを短縮化する。
・旅行者は、Thailand Passシステムを通じて、T8用紙とTM6用紙の記入が可能となる
・Thailand Passシステムは、運用開始に向けて準備を進め、2021年11月1日頃にはCOEシステムに置き換わる予定となっている。ただし、一部の旅行者グループにはCOEは引き続き用いられる。AHQ(代替病院隔離)に滞在する必要がある治療目的の旅行者、陸で入国する旅行者、それとヨットとクルーズ船で到着する旅行者グループだ。

タイランドパスを用いたタイ旅行のガイドライン

旅行者は、パスポート、ワクチン接種証明書(必要であれば)、医療保険加入書、SHA+/AQホテル予約確認書を用意しておき、タイランドパスのウェブサイトに情報を登録する。
関係部署が情報をチェックする。
旅行者の隔離期間は条件によって異なる。
ワクチン接種済みでAQ(代替隔離施設)ホテルを利用するなら7日間、ワクチン接種無しなら10日間。
サンドボックス利用ならSHA+ホテルに宿泊となり、最低7日間はサンドボックスエリア内にとどまる必要がある。
チェックが終わると、タイランドパスIDが発行される。

アプリにIDをQRコードで表示させ、空港などでQRコードを通じてチェックを受けていくという流れになる。
自動ゲートの設置も考えられているようだ。

デジタル庁では、Digital Health Certificate Resolverというシステムアプリを開発中。

ワクチン接種証明書と個人のID情報がスマートフォンアプリで表示する。
訪問先ではQRコードをスキャンしてワクチン接種証明を確認できる。
現在は第2フェーズで、予備承認を受けた段階のようだ。
ヨーロッパの国では承認済みで、日本は外交活動が必要と表示してあるが、詳細は不明。(日本はワクチンパスポートのデジタル化はまだ実装していない)

本日午後に開催されたCCSA本会議後のCCSA会見(英語版)においては、真っ先にThailand Passについて言及された。
旅行者の手間を軽減するために新しいシステムを導入する。一部例外ではCOEは継続されるが、一般的旅行者にとってはCOEは不要となり、タイランドパスを利用することになる。
このタイランドパスは11月1日実装開始となる見込みとのことだ。

まとめ

最終決定はしていないし、詳細についてもはっきりしていない。
11月1日以降にCOEがなくなり、タイランドパスに置き換わるのは既定路線と考えてよさそうだ。

ただ、COEが撤廃されるのはいいけれど、事前に必要となる書類はさほど変わらないようだ。
医療保険は必須のまま。これは現行の10万ドル以上という条件を緩和する話も出ている。
ワクチン接種証明書は隔離期間短縮を求めるなら必須。
事前のホテル予約も必要だ。
申請の手間が軽減され、入国時とその後のチェックもスムーズに進むようになるのかもしれないが、結局はタイ渡航への準備が必要なことには変わりない。
以前のようにパスポート一つで簡単に入国できるようにはならない。
とはいえ、COEのとりやめは大きな一歩だ。
この先、徐々に改善へ向かっていけばいい。

11月1日からプラユット肝いりの低リスク国からの隔離免除入国を認める計画がある。
この詳細はまだ明らかとなっておらず、どのような渡航手続きが必要かも不明だ。
複雑なCOEシステムはやめて、より簡便なタイランドパスを採用するとみられる。
詳細決定が待たれる。

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