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タイ入国情報

バンコクやパタヤなど15エリアをサンドボックス追加開放、11月開始予定

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首相による11月1日タイ開国宣言によって、事態が少々ややこしくなってしまったが、元々のタイ開国計画のタイムラインはまだ生きている。
各県のワクチン接種状況や観光事業の依存度などに応じて、外国人観光客に開放していくというものだ。
サンドボックス開放計画と呼んだほうがわかりやすいかもしれない。
すでに、プーケット、サムイなどはサンドボックス制度によって開放済みだ。ワクチン接種済み旅行者は一定の条件で、隔離無しでのタイ入国と滞在が認められている。
開国計画の次なるフェイズでは、バンコクやパタヤの開放が予定されている。

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11月のタイ開国計画

本日のCCSA会見において、首相発表による11月1日開国については発表があった。

関連記事:11月1日タイ開国、隔離無し入国対象低リスク国リストは発表されず

これは低リスク国からの旅行者にかぎり、隔離を全面免除するという方針だ。
ただ具体的な中身はまだ決まっていないし、正式決定もしていない。

この低リスク国からの隔離免除入国とは別にサンドボックス開放計画も行われる。

本日のCCSA会見では、11月以降のサンドボックスでの開放についても発表があった。

COVID Free Areaを設定し、そのエリアに関しては外国人観光客を隔離無しで受け入れいるという計画だ。
開放にはワクチン接種率達成が条件となる。
県全体のワクチン接種率が50%以上、開放エリアでのワクチン接種率が70%以上、また、高齢者や基礎疾患のある高リスクグループへのワクチン接種率80%が求められる。

10月中にこの条件達成を目指しているのが15県あり、11月1日の開放を予定している。

サンドボックスでの開国計画のタイムライン

パイロットフェーズ(10月1日から31日):実施済み
・プーケット
・スラタニー(サムイ島、パンガン島、タオ島)
・パンガー(カオラック、ヤオ島)
・クラビ(ピピ島、ンガイ島、ライレイビーチ)

次に11月に第1フェーズが開始される。
この開放予定エリアが15県となる。

第1フェーズ(11月1日から30日)
バンコク、サムットプラカン、クラビ、パンガー、プラチュワップキーリーカン、ペッチャブリ、チョンブリ、ラノーン、チェンマイ、ルーイ、ブリラム、ノンカーイ、ウドンタニー、ラヨーン、トラート

クラビとパンガーは県全体が開放エリアとなる。
バンコクも都全体が対象。
サムットプラカンが追加されたが、これはスワンナプーム空港に限定されるようだ。
チェンマイは4地区、プラチュワップキーリーカンはホアヒン、ペッチャブリはチャアム、チョンブリはパタヤ(バンラムン、サタヒップ)といったようにエリア限定の開放となる。
他の県も同様にエリア限定だ。
ウドンタニーは来年1月からの開放予定リストに入っていたが、いきなり前倒しされた。

ただ、第1フェーズで追加となる15県開放の開始時期と詳細については正式決定していない。
会見では、細かい部分は何も発表されなかった。
11月1日から30日の間で実施というだけ。
本当にこれらがすべて開放されるかもわからない。

開放されるとしても、具体的な規則についても不明。
プーケットサンドボックスと同様のサンドボックスモデルを採用するかはわからない。
サンドボックスモデルが採用されれば、ワクチン接種済み旅行者は到着時に検査を行い、結果が判明するまでは事前予約したSHA+ホテル内で待機。陰性が判明すれば、ホテルを出てエリア内にかぎり自由に行動できるようになる。エリア内に7日間滞在すれば、その後はタイ国内を自由に旅行できるようになる。

12月1日からは第2フェーズが予定されており、チェンライなど多くの県が追加される。
ただし、これらのリストはまだ正式決定しておらず、変更になる可能性がある。

バンコクとパタヤの開放はいまだ正式決定せず

首相提唱の低リスク国からの隔離免除入国と同じく、サンドボックス開放計画についても、詳細は明かされなかった。
11月1日に予定されているバンコクやパタヤの開放はいまだに正式決定していない。中身についても不明のなままだ。

かりに、11月1日からの低リスク国からの隔離無し入国が実現して、その対象国に日本が含まれるのであれば、日本からの旅行者はタイ国内を隔離無しで自由に旅行できるようになる。
そうなれば、バンコクやパタヤなどのエリアを限定したサンドボックスモデルは関係なくなる。
隔離無しで入国し、エリア制限もなく、タイ人と同じように自由な場所に自由に旅行できるからだ。
日本人にとってはこれがもっとも望ましい状況となる。

が、現時点では何一つ正式決定していない。

開始直前になって正式決定と正式発表がなされる可能性が高いし、また直前になってのちゃぶ台返しも大いにありうる。
期待半分で11月1日のタイ開国ならびにバンコク・パタヤ開放の正式決定を待つのがよさそうだ。

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